100人力ネットワーク背景画像 100人力ネットワーク背景画像

Network100人力ネットワーク Network100人力ネットワーク

2021年度 教育・学習成果発表会

 2022年2月19日(土)、工学力教育センター開講科目の「ものづくりプロジェクト」「スマート・ドミトリー」 「G-DORM」の受講学生を対象に、 2021年度の教育・学習成果発表会が開催されました。 今年度も昨年度と同様、新型コロナウィルスの影響で完全にオンラインで開催致しました。 100人力ネットワークの皆様・ G-DORM関係企業の皆様・学生・教職員を始め、今年度は初の試みとして、工学力教育センターのOB・OGにもご参加頂き、 総勢180名の方々にオンラインでお集まり頂きました。各プロジェクト・グループのプレゼンテーションの後、ブレークアウトセッションを用いて、 個別の質疑応答を行いました。また、学生発表終了後は,工学力教育センターの活動全般について、100人力ネットワークの皆様と教職員、 工学力教育センターOB・OGで意見交換を行いました。



教育・学習成果発表会アンケート集計結果

 工学力教育センター開講科目に関することや、教育・学習成果発表会について、ご参加頂いた皆様にアンケートを取らせていただきました。 グループ別に頂いたアドバイスは各グループへ展開させて頂きました。学習成果発表会全体のご意見を、一部抜粋して掲載させて頂きます。

  • リタイアした者として、若い方の、興味や技術へのアプローチが勉強になります。
  • 学生達がとてもよく頑張っており、刺激になりました。運営も大変スムーズで素晴らしかったです。
  • オンラインでは取り組みテーマ毎にじっくり聞くことはできるが、学生の熱意を感じるという点では対面で話を聞きたいと感じました。
  • テーマについて、個人的にはカーボンニュートラルを目指したものがもう少し増えることを期待します。
  • 発表を聞く分にはZoomでも構わないが、質疑応答に関してはやはり対面の方が雰囲気も含めてコミュニケーションをとりやすいように感じました。来年度は何とか対面でやれることを願います。
  • 毎年レベルが上がっていることを実感できたが、新型コロナの影響で実際の相対での活動や大会などが制限されたのは残念でした。
  • 発表時間やブレークアウトルームでの時間が足りないように感じました。
  • 技術的なことはもちろん、マネジメントに関することなどもっと聞きたい気がしました。
  • 先輩から後輩へノウハウの伝承はもちろんのこと、プロジェクトで仲間と一緒に目的を達成していく方法を学び、喜び、達成感を味わえたら良いと思います。
  • 卒業生に参加してもらったことは大変良かったと思います。
  • 私は、3グループしか回れませんでした。回ったところは、みんな1年生にどのような指導をするかに悩んでいました。それと「技術の伝承」にも悩んでいました。
  • 「辞めさせないための工夫」それには、「成功体験」をさせることが良いのかもしれないと思いました。
  • 補聴器の周波数特性が合わなくて、苦慮している友人が居ます。本プロジェクトで何かの解決策が見つかればと思って注視しています。
  • 大気の曝気作用を利用した本技術は、循環型の社会には欠かすことの出来ない技術と思います。
  • 汚泥灰から燐を取り出して再利用することは画期的であり、循環型社会には必須の技術です。この技術が事業として発展の可能性があるのかどうか、私には分かりません。その点の相場観を解説して頂ければ有難かったです。
  • 当日の代表者の講評の中で、OB・OGの発言は新しい試みで、大変感銘を受けました。特に、OGの発言には、100人力のメンバーとして加わって良かったと、励まされました。全般的に効果は出てきてると思います。
  • 年々レベルが上がっているように思います。新大のweb上では種々情報提供されているが、スマドミ等はもっと外部発信が欲しいと思います。
  • 是非、face to faceで実施して欲しいと思います。
  • この活動には1年生から参画しているので、あまり高いレベルのことを要求しても無理かとは思われるのですが、少なくとも学部卒の時点ではそこそこのレベルに到達していることを期待したいものです。
  • オンラインでしたが、有効な討論ができたと思います。オンラインだと、多くのグループと討論がなかなかできない点が改善ポイント化と思います。
  • 新規のプロジェクト等新たに取り組みも含め燃える力を感じます。
  • 教職員の「場・機会の提供」を学生は有効に活用しています。今後、ますます発展をお祈りします。
  • 年々良くなる発表会。楽しく参加させていただいています。学生に対して「場・機会の提供」が重要であると思います。
  • オンラインながら、学生達の苦労や頑張りが良く伝わってきました。また、学生達をサポートする先生方のご苦労も感じ取ることができました。企業としては、意欲と創意工夫、強い精神力を持った学生を望んでいます。このような工学部を中心とした様々な取り組みは「特別な学び」を学生に供していると思いました。このような取り組みを今後も継続していただきたいと希望します。
  • SDG's、カーボンニュートラルと環境に関わる社会ニーズが爆発的に大きくなっていますので、より積極的な課題と取り組みに期待します。新しい課題に積極的にチャレンジすること、実際に活動してみて、世の中での位置づけや受ける評価にも耳を傾けて欲しいと思います。
  • 人口減少のなか、地方の活性化は今後も日本で大きな課題になります。本社移転のメリット・デメリットを良く整理して活動につなげていかれればと思います。
  • 発表会とは直接関係ありませんが、創生学部の新設は印象に残りました。学部新設など、新潟大学の新規の試みが新鮮でした。
  • 意見交換会では起業やビジネスの視点の重要性が指摘されていましたが、GーDORMの内容はすべてビジネス戦略についてです。100人力の方にもG-DORMの内容をお伝えしたほうが良いと思います。
  • 「ものづくり」をキャッチフレーズにすることについて、「市場と対話しつつ常に進化するものづくり」もしくは「進化を続けるものづくり」であれば多くの方の理解を得られるような気がします。工学ですから「(ノウハウも含めた)ものづくり」と「変化を前向きに受け入れること」は大切な言葉であり姿勢と感じています。
  • 意見交換会でSDGsの重要性が指摘されていました。スローガンとしてのSDGsの重要性は理解しますが、実行段階では様々な利害対立があり、それぞれの立場でSDGsを利用する姿勢も見られます。例えば、日本のハイブリット車には太刀打ちできないので(EUが)電気自動車をアピールしていると思っています。また、天然ガスの評価についても自らに有利なように変えていると思っています。スローガンではなく、物事の本質に迫ることが重要と思います。
  • 難しい環境の中で格段の進歩が見られました。プロジェクトの数が多く、踏み込んだ議論が出来ませんでした。
  • みなさん活動の目標・目的を持って、そのためにはどうしたらよいか考えて行動できているので、ちゃんとしていると感じました。発表を聞いていてどのグループにも言えることですが、先の長いプロジェクトなのでまだ決まっていない部分はこれから考えるとキチンと言った方が、聞いているときのもやもや感が解消できたと思います。
  • 昨年オンラインで行うと連絡を受け、どんな状況になってしまうのだろうかと思ったのですが、今年参加してリアルタイムで質疑応答ができる仕組みになっており驚きました。事務局の方々のご尽力に感謝いたします。
  • テーマ全般に、自分たち研究・開発のオリジナルなところ、特徴の訴求が、不足していると感じました(もっとも私がそれをするようになったのは)会社に入って5年ぐらいしてからでしたが)。自分たちのオリジナルや、特徴を意識すると、特許に代表される知的財産への関心につながっていくと思います。
  • 今回、OBの出席があったことが大変良かったと思います。なお発表会終了後の疑応答を学生とOB主体に進められると尚よかったと思います。本成果発表会の主役は学生であることを強く意識して進められることを提案申し上げます。
  • オンラインの発表会は、参加しやすいこともあるので、今後はリアルとオンラインをどのように組み合わせて企画するかだと思います。