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都市環境の再生プロジェクト建築学科/西村 伸也教授
まちづくりに生徒が参加する
 建築計画演習(担当:西村伸也・岩佐明彦)を活用して、現実に建つもののデザインと建設を学生が体験する特色ある教育的試行を9年間続けて行っています。この活動は、平成9年から100年先のまちの美しい姿をめざして、小さな看板や雁木を少しずつ自力建設していきながら、表町全体の環境を保全・創造していくというものです。
 全国でも学生がまちづくりにかかわる事例は増えていますが、それらは、計画案の提示で終わるものや、仮設の造形物をある期間だけ建設するにとどまっています。
 この活動は、学生と住民とが協働してまち歩き・調査・計画・デザイン・建設を一貫しておこなっている点、まちに残る実際のものをつくっている点、地元の木材や地元の専門家の力を活用している点、複数の大学が協働している点、授業の一環として行われている点で、他に例を見ない実践的な「まちづくり」となっています。
新しいまちづくりに向かって
 学生と表町住民の協働に支えられた活動は、平成12年に新潟県建築士事務所協会・建築作品最優秀賞、平成13年に国土交通省・手づくり故郷賞、平成14年に総務省大臣表彰を受け、その特徴的な活動と作品群とは外部からの評価を受け始めています。この活動は、今後の「まちづくり」の方向を示すとともに、地域と大学とが楽しみながら新たな関係を拓き、建築の枠組みを超えた新しい活動のひとつになるものです。
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住民と一緒に雁木をデザインする〜「まちづくり」活動の1年
4月/「まちづくり」の始動
まちづくりの課題・目的・経緯についての説明が、大学と栃尾でそれぞれ行われる。栃尾・表町区長と住民、栃尾市建設課とが栃尾市全体の概要と表町でのまちづくり活動の現状を説明する。
5月/住民とのチーム編成
住民と学生との自己紹介から「まちづくり」活動が始まる。チーム別に表町の環境をまち歩きと住民からの説明によって把握する。さらに、表町に残る数件の町家を調査、計画地の実測調査を行う。
6月/表町・計画地の調査
表町の住人と、まちの理解を深めるために、チーム毎に車座になって話し合う。町家での特徴的な住まい方、雁木での生活、雪のある季節の生活、雪下ろしと流雪溝、表町の生活と住民お意識を聞くことで、計画の可能性を探る。
7月/計画の検討
計画案を中間発表。チーム毎の計画案の可能性と問題点を共有するために、住民の前で説明し質疑応答を行う。ボランティアで参加する建築家・大工・工務店の人たちも参加して、専門的な立場からの意見を述べる。
9月/デザインのコンペティション
新潟大学工学部建設学科5チームと長岡造形大学2チームと雁木のデザインを住民の前で説明。個別の質疑応答をとった後で、住民による検討会を行う。最優秀作品は、住民だけの投票で選定する。
10月/実施設計と建築内容の確認
最優秀作品は、建設にむかって調整と検討が行われる。隣戸の窓に屋根がかかっていたために、設計変更が行われた。屋根の一部を下げ、下にベンチを置く計画に変更。道路への見通し確保のため、白壁の面積を削減している。
11〜12月/雁木の建設
材料の選定・ディテールの決定・建設プロセスの検討・隣戸との調整・確認申請等、一般建築と同様な手続きを終了し、建設が始まる。建設には学生・住民に加えて、地元の大工・工務店・建築家がボランティアで参加している。
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