工学の原点に帰ろう
niigata university
   top > 創造性を目指すものづくり教育 > 創造プロジェクト > 平成27年度創造プロジェクト作品
初動からの工学教育 実践的工学キャリア教育 創造性を目指すものづくり教育 100人力ネットワーク 技術連携による工学力のたまご 対談 センターについて センターについて
創造プロジェクト
平成19年度の創造プロジェクト作品
平成20年度の創造プロジェクト作品
平成21年度の創造プロジェクト作品
平成22年度の創造プロジェクト作品
平成23年度の創造プロジェクト作品
平成24年度の創造プロジェクト作品
平成25年度の創造プロジェクト作品
平成26年度の創造プロジェクト作品
平成27年度の創造プロジェクト作品
平成28年度の創造プロジェクト作品

ものづくりアイディア展
ものづくりアイディア展 第1回新潟
ものづくりアイディア展 第2回新潟
ものづくりアイディア展 第3回新潟
ものづくりアイディア展 第5回富山
ものづくりアイディア展 第6回長崎
ものづくりアイディア展 第7回新潟
ものづくりアイディア展 第8回富山
ものづくりアイディア展 第9回長崎
ものづくりアイディア展 第10回新潟
ものづくりアイディア展 第11回富山
ものづくりアイディア展 第12回長崎
ものづくりアイディア展 第13回新潟
ものづくりアイディア展 第14回富山
  
創造性を目指すものづくり教育
ものづくりプロジェクト
平成27年度ものづくりプロジェクト製作作品
 今年度のものづくりプロジェクトは、「ロボコンプロジェクト」、「学生フォーミュラプロジェクト」、「レスキューロボットプロジェクト」、「建築系VRプロジェクト」、 「導電性高分子を用いた音響機器開発プロジェクト」「can-sat(小型人工衛星)プロジェクト」「パワードアームプロジェクト」の7チームで活動を行ない、45名の学生が受講しました。
 今年度からは新規で始めたプロジェクトも多く、バリエーション豊かな活動となりました。なかでもロボコンプロジェクトが、NHK学生ロボコンで準優勝するという快挙を成し遂げました。  またアイディアを特許出願する学生も現れ、様々なプロジェクトが多方面で活躍しました。以下に平成27年度のプロジェクトを紹介します。
ロボコンプロジェクト

 ロボコンプロジェクトは、工学部の様々な学科の学生から構成されたプロジェクトで、毎年6月に行なわれる「NHK学生ロボコン」上位入賞を目指して活動を 続けています。今年度は46チームが応募した書類審査、1次ビデオ審査、2次ビデオ審査を突破し、本選出場を果たしました。
 平成27年6月7日に国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都)で行われた本選には、全国の大学・高専の20チームが出場しました。 今年度の課題はロボットでバトミントンのダブルスを行う「ロボミントン」です。フィールドやラケット、シャトルなどは、バトミントンと同様のものを 使用します。どこに飛んでくるかわからないシャトルを打ち返すという、ロボットには大変難しい競技内容です。
 第1回戦の京都工芸繊維大学との対戦では、サーブ・レシーブを確実に決め5-1で勝利しました。第2回戦の金沢工業大学との対戦では、新潟大学のロボット が打ったネット際へのきわどい弾を、金沢工業大学のロボットが追いかけフィールドに激突、相手の反則により勝利しました。準決勝では横浜国立大学と 対戦しました。お互いに安定した動作でラリーが続き点差が開かない接戦でしたが、試合後半にサーブ・レシーブを連続で決め一気に勝利しました。
 ついに新潟大学ロボコンプロジェクト史上最高となる決勝戦までたどり着きました。決勝戦の相手は早稲田大学です。お互いサーブにミスが目立ち、 4ターン目で2-2と拮抗していましたが、その後緊張からか新潟大学にミスが目立ち、2-5で惜しくも敗れてしまいました。
 決勝戦で敗れはしたものの、準優勝という大変素晴らしい成績を収めることができました。また優れた技術力を評価され、協賛企業から特別賞 (マブチモーター株式会社)を受賞しました。プロジェクトに関わってきた学生も長年の努力が報われ、大変喜んでいました。
 その後、NHK学生ロボコン大会での優れた成績を評価され、科学技術研究部は学生団体として学長表彰を受けました。またNHK新潟・新潟日報・BSN・FM PORT などから取材を受けました。次年度以降は優勝を目指して頑張ってほしいと思います。

■ロボコンチーム(科学技術研究部)ホームページ
■NHKロボコンホームページ


学生フォーミュラプロジェクト


 学生フォーミュラプロジェクトは、全日本学生フォーミュラ大会に出場し上位入賞することを目標としています。 今年度のマシンコンセプトは、前年度の反省から「安定性〜誰もが好タイムを出せるマシン〜」とし、信頼性はもちろん、ドライバー が扱いやすいマシンを追求しました。
 部品の工期管理や、新たにマネジメントグループを結成することにより、例年より早い段階でマシンのシェイクダウンを行えました。 ツインリンクモテギで行われた試走会にも参加でき、プロの方々から様々なアドバイスを受けることができました。
 平成27年9月1日(火)〜5日(土)に静岡県の小笠山総合運動公園で行われた第13回全日本学生フォーミュラ大会では、大雨で一部種目が中止になるなど しましたが、技術車検・チルト・騒音・ブレーキ試験に順調に合格、スキッドパッド・アクセラレーションも難なくクリアしました。 全種目完走が掛かる最終種目のエンデュランス(耐久走行)では、最初の1、2周こそ順調だったものの、次第に車両後方から白煙が上がり始め、 審判に一度止められ細部検査後、再度出走したものの、再び白煙が上がり、やむなくリタイアとなりました。原因は、今年度から厳しくなった 騒音規制に対応するため、マフラー出口を小径化したことによる異常加熱でした。
 全種目完走こそ逃したものの他の種目の成績が良く、総合順位は昨年56位から34位へと大幅にアップしました。来年度大会において エンデュランス完走とさらなる上位入賞を目指して、現在も活動を続けています。

■新潟大学 学生フォーミュラプロジェクトNEXTホームページ
■全日本学生フォーミュラ大会ホームページ


レスキューロボットプロジェクト


 「レスキューロボットプロジェクト」は被災地などで活躍するレスキューロボットを製作するプロジェクトです。各地で震災が相次ぎ、人間が入れない場所に 入り救助・各種作業ができるロボットの開発が求められています。その役割から、レスキューロボットは不整地でも活動できる機動性・環境をスキャニングする各種 センサ・作業をするアクチュエータ・遠隔で操作できるシステムを備えてなければなりません。
 昨年度で機体の設計・製作をほぼ終了し、今年度からは機体に乗せるシステムの設計を主に行いました。各種センサ、モータードライバ等を統合するマイコンと、 それに命令コードを出力する小型のUNIXマシン、それと無線LANで接続されているホストコンピュータという構成とし、遠隔操作でロボットを制御することに成功 しました。実験の結果、おおむね順調に動作するものの、ユーザーインターフェースの未熟さから操作が難しいことや、動作時間が短いなど、様々な問題点が 浮き彫りになりました。今後はこれらの問題を解消するために様々な改良を加えていく予定です。

■レスキューロボットプロジェクトホームページ


建築系VRプロジェクト


 「建築系VRプロジェクト」は、最近話題のVR(バーチャルリアリティ)ゴーグルと建築系CAD、ゲームエンジンなどを統合して、バーチャルリアリティ住宅展示場を 製作することを目標としています。住宅は「一生に一度の買い物」と言われるように非常に高価な買い物です。しかしながら契約後の建築となるため、実際にどのような 建物が建つのかできてみないと分かりません。もしそれがバーチャルリアリティで事前に体験できるとしたら素晴らしいことです。
 実際の活動では、複数のソフトを使用し、ソフト間でのデータのやり取りをしなければなりません。ファイル形式の互換性の問題等があり苦労しました。 しかしながら、互換性の問題が起こらない開発フローを明確にし、スムーズに開発ができる環境を整えました。今後は物の表面の質感・手触りなどを表現する テクスチャや、光源・ライティング等を設定し、よりリアルなバーチャルでの住宅を目指します。完成が楽しみなプロジェクトの1つです。


導電性高分子を用いた音響機器開発プロジェクト


 「音響機器開発プロジェクト」は使いやすい音響機器を開発するプロジェクトです。現在市場では、イヤホンのケーブルを絡みにくくするジッパー付きイヤホン というものが市販されています。その製品の問題点は、リモコンが邪魔して最後までジッパーを付けられないこと、リモコンが左右どちらかに配置されており 左右の耳にかかる負荷が異なることによる違和感を覚えること、デザインに制限があることなどがあげられます。
 このプロジェクトでは、問題となっているリモコンを、ジッパーの持ち手と一体化することで、これらの問題を解決することを試みました。この方法でリモコンの 信号を伝えるためには、ジッパー自体が導電性を持たなければなりません。これを導電性高分子を用いて解決しようというアイディアです。このアイディアは 新潟大学を通して特許出願中です。次年度からはこのアイディアを実現すべく、試作を繰り返し、製品レベルまで完成度を高めていく予定です。


can-sat(小型人工衛星)プロジェクト


 「can-sat(小型人工衛星)プロジェクト」は小型の人工衛星を製作し、毎年8月に開催される「能代宇宙イベント」のランバック部門に参加することを 目標としています。ランバック部門とは、気球やロケットで打ち上げられたcan-satがパラシュート等で地上に降り立ち、GPS信号などを頼りに、自動で 指定のポイントに到達するまでの時間を競います。
 今年度はレギュレーションの確認やC言語の習得、CADによる機体の設計などを行いました。次年度は実際の制作・制御モデルの構築・落下実験・走行実験など を行っていく予定です。


パワードアームプロジェクト


 「パワードアームプロジェクト」は近年介護福祉現場などでリハビリ機器として認可されたパワードスーツの腕部分を試作するプロジェクトです。 最大で30kgのアシスト力を発生させることを目標としています。それだけのパワーを出力できるモータ・減速機の選定を行い、CADによる基本的な 設計を行いました。また生体信号をコンピュータに取り込み処理するための、プログラミング言語の習得も同時に行いました。 次年度はそれらを形にするべく活動をする予定です。


Copylight(C)2006
Education Center for Engineering and Technology Faculty of Engineering.
Niigata University, All Rights Reserved.