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工学力教育センター4年目を迎えて
人づくり教育を重要課題として取組む
司会  本日は工学力教育センターの田邊センター長、丸山副センター長、それに大川工学部長に工学力教育センターの仕事について語っていただきます。よろしくお願いいたします。
丸山  センターから発信すべきこととしては、人づくり教育の重要性です。まず、学生の判断力・批判力を育てる。批判力とは文句だけを言うことではありません。 自分の考え方の提示・提案ができなくてはなりません。ですから発言力の強化、精神的な強さを身につけさせることも必要です。その次に、マナー・エチケット・倫理観を身につけさせたいですね。
田邊  自分のことは棚上げ、自分には優しく他人には厳しいという学生が多いですね。
大川  倫理教育が不十分というのはよく分かりますけれど、どの世の中でも「今の学生は……」と言われると思うんですね。私が倫理教育を2コマ担当したときの経験で、 そのときにはレポートを書かせたのですが、私が期待していたよりはるかにいいレポートでした。かつての自分や、昔の学生諸君のことを考えると、常識は持っていたと思いますが、 理詰めでものを言うという点では、今の学生たちのほうが優れているかもしれません。
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工学力教育センターの在り方
司会  次に工学力教育センターの活動についてお話を伺いたいと思います。
田邊  まず、センターが何をするところか、また何をしているかが外部から見えることが大切です。これまでの活動が全然見えませんという声が多いので、 今、各学科をセンターの職員と一緒に説明に回っています。それでようやく先生方にわかっていただけるかなというところです。やはり直接対話しかないという気がします。 それから、組織は事務的に形式ばってつくってしまうと長続きしませんので、工学力教育の活動の母体はあくまで工学部であり、センターは事務局に徹するという姿勢が、 活動が長続きするポイントだと思っています。
大川  工学力教育センターが学生にとって、われわれ教員から見ても、工学部から見ても、何かに役立つ、助かる、そういう組織にならないと本物ではないと私は思っています。 お互いがあってよかったと言えるような組織というか、センターになってほしいと思います。
丸山  私が言いたかった『見える活動』というのは、「あ、センターは結構いろいろなことをやっているね」と認識してもらうことであって、「目立とうとする」ことではないんです。 ある大学で実施している教育方法が良かったら、「うちでも取り入れてやってみようか」という大学があってもいいし、「その教育方法は特許だから真似されては困ります」などという必要はないじゃないですか。
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プロジェクトの成果と今後の展開
司会  センターの各プロジェクトの成果について、創造プロジェクトとマーケット・インターンシップについてお話しいただきます。
田邊  創造プロジェクトですが、平成17年度に開講されて、初年度は  5つのプロジェクトが集まりました。一番よかったのは、学生が自主的に手を挙げたところで、 1年目はモチベーションも非常に高かったです。これが本来の姿かなと思いました。そして、教員は絶対口出ししないという姿勢が徹底していました。そういう意味では 平成17年度は成功したと思います。それで、ものづくりアイデア展を開催しました。
当時の仙石学部長からは、「出来上がった作品をこのままにしておくのはもったいない。 独創性に優れたものが多いので、世の中に出してあげたいね」という感想をいただきました。そういう動きがあると、さらにモチベーションが上がるなあと思いました。
2年目は、残念ながら1件しかなかったんですけれど、学生たちはがんばって取組んでくれたと思います。今年度は3年目ですが、また1年目と同じように、学生からたくさん手が挙がりましたので、 期待しています。
行く行くは、これをクラブ活動、サークル活動と位置づけ、学生にすべて委ねたいという思いがあります。できれば今年度中に学生に引き継ぐ手立てを考えたい。 学生が自主的にものづくりをやる新潟大学工学部の特徴になってくれるといいなと思います。
丸山  いや、もう大賛成ですね。そのサポートを私がします。
田邊  そしてマーケット・インターンシップですが、本当は、工学部に入ってくる学生は、入学した最初から思いとして持っていないといけないのではないかという気がします。
丸山  ただ大事なことは、マーケット・インターンシップや100人力ネットワークは、センターのプロジェクトではなくて学生のための工学部のプロジェクトだということですね。センターの仕事はあくまで学生のサポート役です。
このマーケットインターンシップというのは、学生がこれから社会人、企業人になっていく上で絶対に必要な体験です。工学部として、入学したらすぐに、 それこそスタディスキルズの一環としてこれをやるぐらいの意気込みがあってもいいのではないかと思います。
司会  ありがとうございました。
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