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創造プロジェクト学生座談会
創造プロジェクトを受講しての感想
座談会の様子
司会  まず感想を単純にお聞きしたいと思います。1年間創造プロジェクトに参加して、最後発表もされて、何か一番今印象に残っていることとか、何でもいいのでひとことお願いします。
モータ班  まず最初に思ったことというのは、何か寂しいなと思いました。いろいろ皆でやってこれてものづくりできてよかったなというのが、素直な感想です。 あと、いろんな人にお世話になったので協力してくれた人にはすごく感謝しています。
太鼓班  まず一番感じたことは、ものづくりは大変だなという……。太鼓シュミレータ班は私を含めて2人なんですが、お互い自分でどんどん研究していくようなタイプなので、意見がぶつかり合いなかなか考えがまとまらなかったりして、 そういうところが難しかったですね。あと、ペアの人とは実はあまり喋ったことなかったんです。創造プロジェクトを通して友達になれたのがよかったと思っています。
飛行機班  富山に行ったときなんですが、行く前はすごく緊張していてちょっと嫌だったんです。しかし行ってみたら他の人たちがつくったものとかを見れて楽しかったです。それと、終わってからちょっと寂しいなと思いました。
4輪車班  まだ活動は続けたいと思っています。ただ、大変だったというのが素直な感想です。皆の意見が全然まとまらなくて、つくり出したのが発表の3カ月とか4カ月前でした。作り出す前が大変で全然まとまらなかったです。
プラネタ班  僕ら1年生なので、まったく何の知識もない状態からのスタートでした。それで、色々な先生だったり企業の方に、手伝ってもらったりしました。本当に自分たちの力だけだったら何もできなかったなと思いました。 色々な人に助けていただいてありがたかったなという感想です。
ロボット班  一番思うのは、ものづくりをしていてすごく楽しかったということです。その中でメンバーの中で褒め合ったりとか、あとは意見が食い違ったりとか、そういうこともしましたが、結局はものができてとてもよかったな ことが一番の感想です。しかし実際自分たちは富山に持っていったものよりも優れたものをつくろうと思っていたんですが、妥協して、妥協して、ここまでのものをつくってしまったというところが一番悔しかったです。
ホチキス班  もともとどこからつくり始めていいか全然わかりませんでした。それで皆でアイデアを沢山出したのですが、アイデアが出るとそれについて問題点がまた出現して、それが全然解決しなかったりしました。 やっと解決しても違った問題点が出たりして、結局考えているだけで全然つくる段階にいきませんでした。難しいなというのが感想です。
電動4輪班  一言でいえば楽しかったです。発表のときにほとんど初めてに近い試乗をしたんですが、試乗自体も楽しかったけど、やっぱり作っているときに、仲間内で、ああだ、こうだとか、こうじゃない、こうしたらいいんじゃないかという、 意見のやり取りもおもしろかったです。あと、実際工場に行って、機械を使って、ものを作っているときもすごい楽しかったです。作っているときは、大変だとか、これちょっと作りにくいとかありましたが、 マシン自体が自分らのチームのやりたいこと、好きなことを詰め込んだマシンだったので、楽しくてしょうがなかったというのが印象としては一番強いです。
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創造プロジェクトで苦労した所
司会 創造プロジェクトを受講して苦労した所、途中で行き詰った所などたくさんあると思います。 技術面だったり、コミュニケーションなどで皆さんが一番記憶に残っている大変だったこと、 苦労したことなど、何でもいいですので教えてください。
4輪車班  私たちの班は各々分担作業をしていたんです。私はフレームを製作したんですが、フレームをつくるにしても溶接がうまくいかなかったり熱が加えられて変形したりして、設計通りにはいきませんでした。 変形を直したり補形したりするのが大変でした。
プラネタ班  一番苦労したことは、星のプロットの作業です。球面のデータを平面にプロットするのをプログラミングで行ったんです。僕らにはパソコンの知識がないので、一から勉強するのが大変でした。
飛行機班  まだ始めたのは2年の初めのころで、流体力学等をあまり習っていなかった時期でした。それで最初にインターネットや本で勉強したのですがそこが一番大変でした。 最初の頃は設計とかもどうやったらいいのかわからなくて苦労しました。
ロボット班  やはり一番難しかったのは、実際につくり始めるまでの作業です。自分達はまったくの未経験なので、ものをつくって歩かせないと実際の動きがわかりませんでした。 作品をどうやって製作しようかというところが一番難しかったです。自分たちで新しく部品も含め製作すると大変なので市販のものを使おうということになったんですが、 そうすると、自分たちの要求にあった部品がないということが結構ありました。規格合わせがすごく大変でした。あと、最後まで結局(地上で)歩かなくて、そこが一番苦労しました。
ホチキス班  最初にどこから始めたらいいか分かりませんでした。ボタンホチキスという新しいものを作製しようとしたんですが、何をもとにしていいかも全然わかりませんでした。 皆で、こういうことをしたらいいんじゃないかとずっと話してばかりいて、実際手を動かせませんでした。試作品をまずどうやってつくったらいいかが分からない。 どうしようと考えながら月日が経ってしまったというところです。
電動4輪班  作業内容的にはフォーミュラさんと同じ部分があるんですが、やはり溶接が一番苦労した点ですね。まず練習からしなければなりませんでした。また実際行うと曲がったりして精度が出ない。 精度が出なかった部分はグラインダーで削ったり、熱してハンマーで叩いてもう一回曲げてみたりとかしました。その精度が出ないというのが一番困りました、私たちの班はモーターを使うので、 チェーンを介して動力を伝えます。チェーンをつける位置がずれてしまうと、そこでいろんな摩擦・抵抗が起きてしまうので、精度は必要なんです。そのモータやチェーンの位置出しが一番苦労した部分です。 さらに、車輪のハブも自分たちでつくったんですが、それは旋盤を使用してミクロン単位の精度も必要でした。またNCフライスも使用して、位置決めして穴開けたり、今まで使用したことのない機械も いくつか使わなければならなかったので、まずその機械の使い方を理解して、やってみて、実際につくるという段階を踏まなきゃいけないのも、結構苦労したことの一つです。
太鼓班  私たちは太鼓シミュレータということで、音の知識とか膜の振動の現象とかを勉強しなければなりませんでした。しかし専門が情報工学科なので、そういうのはまったく分かりませんでした。情報工学科ではそのようなことは教えてくれません。 流体力学とか、弾性体の運動とか、あとどうやってプログラムにシミュレーションさせるとかっていうのを全部独学で勉強して行ったので、全部自分で調べなきゃいけないというところが大変でした。
モータ班  一緒にやったメンバーのことなんですが、リーダーとしてどうやる気を持たせるか、皆の気持ちを盛り上げていくかが大変でした。リーダーとして何をしてやれるかをすごい考えました。
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プロジェクトベースの講義を受講して
司会  チームで1つのものづくりを進めていくうえで、大変だったこと、逆にこれがよかったというところ等、何でもいいので聞かせてください。
電動4輪班  大変なところというと語弊があるかと思いますが、私が一応リーダーだったんですが、創造プロジェクトで一番忙しい時期に、部活の試合のシーズンが始まってしまい、 創造プロジェクトの方になかなか出席できませんでいた。結構皆が「何でリーダーが来ないの?」ってなってしまいました。私が部活で忙しいとか、そういうことを 言わなかったのが原因でちょっとしたすれ違いが起きてしまいました。せっかく同じ学科の同じ3年生というチームなのに、コミュニケーションというか、そういう 自分がどうして行けないかという事を含め、自分の状況を話すコミュニケーションが必要だなと思いました。
太鼓班  自分の持っていない知識を相手が持っていたり、向こうの持っていないものを自分が持っていたりして、お互いスキルを高められたというのがよかったです。
飛行機班  今までは特に何かに興味があるということはなかったんですが、飛行機を作成するに当たって色々勉強するうちに、少しわかるようになりました。その過程で航空力学などに興味が持ててよかったなと思います。
4輪車班  こうして車づくりとかしなかったら、車の知識もそうなんですけが、工場の機械の使い方とか、全くわからなかったと思います。工作機械を使えるようになってよかったと思います。
ロボット班  私もものをつくるノウハウというものを学びました。設計段階において、NC機械とかに設計したものをプレスするために、実際はこうしたほうが加工しやすいとか、そういうことを学びました。あとは気合いと根性が身につきました(笑)。
電動4輪班  工作機械の使い方が理解できたというのがよかった。さらに、普通に授業を受けていると工程が全部区切られて教えられるだけなんです。設計だったら設計図を描くまでとか、実験だったら、設計図があるから、そのとおりにつくりなさいとかそんなふうに。 今まではそういう区切られてる講義だけだったので、自分たちでつくりたいから、設計をこうして、それに合わせたものをつくって、組み立てていくという、一貫したものづくりができたのは、経験としてすごいよかったと思います。それに座学ばかりでは 息苦しくなってしまうので、工場に行って工作機械を動かして楽しかったので、手を動かすことでリフレッシュにもなりましたし、色々な面でいい点があったと思います。
ホチキス班  まだ1年生なんですが、学科の勉強だけだと全然ものづくりとかに生かせないんじゃないかと少し感じました。普段の講義を含め、受けて聞くだけではなくて、自分でこういうの知りたいと思って自主的に勉強していかないと、実際将来生かせないんじゃないかと すごく感じました。
司会  ありがとうございました。
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