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2023年度 メールマガジン


2023年度 2月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第27号( 2024年 2月発行 )

2月17日(土)種子島宇宙センターでは,H3ロケット2号機の打ち上げに成功しました.同日,新潟大学では工学力教育センターのプロジェクト活動の集大成となる「教育・学習成果発表会」が行われました.H3ロケットは一年前の2023年2月の試験機1号機の打ち上げ中止, 3月の打ち上げ失敗を経て見事成功となりましたが,当時「失敗からの学び」について議論が巻き起こったことが思い出されます.今年度工学力教育センターのものづくりプロジェクトでは,CANSATチームが今年も能代宇宙イベントで第2位に入賞するなど良い成績を上げましたが,惜しくも当初の目標に届かなったチームもありました.これらの経験を「失敗」ととるかはさておき,原因を分析,究明し,多くを学ぶことで次の成功へと繋げてほしいと思う次第です.というわけで,今回はスマドミ,ものづくりプロジェクト,G-DORMの成果報告,リレー・コラムでは「学びの場」に関する話題などがありますのでご覧ください.

目次
1.リレー・コラム 第18回「つばめいと」
(工学力教育センター 地域連携部門 若林 悦子)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

写真満載です。設定変更でご覧になれます。オプション→個人環境の設定→HTMLの許可 

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1.リレー・コラム 第18回「つばめいと」
(工学力教育センター 地域連携部門 若林 悦子)
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燕市には「公益社団法人つばめいと」というインターンシップのコーディネート機関が存在し、私はその事務局長を務めながら、クロスアポイントメントにより新潟大学にも所属しています。「つばめいと」は2016年11月に設立され、現在で8年目を迎えています。この期間において、インターンシップの定義は変化を遂げてきました。我々は常に社会情勢を注視し、教育機関や学生、そして企業にとっても効果的なインターンシップの構築と実践に努めてきました。 この事業によって、燕市に関わった学生は1,500人に上ります。企業と学生・大学との橋渡しに関しては、手探りで始めたものの、徐々にそのコツを掴んできたと実感しています。燕市には中小企業が多く存在し、その大部分が人材育成に関する社内体制が未整備の状態です。その結果、学生にとって学びの場を提供するには、一工夫が必要な場合がしばしばあります。一方で、大学や「つばめいと」のような第三者機関が適切に介入することで、企業と学生が互いに学び合う機会は無限の可能性を秘めていることは明白です。引き続き、より効果的なインターンシッププログラムを模索し続けることが重要だと考えています。

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2.工学力教育センター最新情報
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●「R5年度 教育・学習成果発表会」を開催しました

2月17日に、工学力教育センター開講科目の「ものづくりプロジェクト」「スマート・ドミトリー」「G-DORM」の1年間の成果を発表する「教育・学習成果発表会」を開催しました。各取組の発表の後、ポスターセッションを行いました。ポスターセッションでは、各取組が製作した“もの”や研究成果などが展示される中、活発な議論が行われていました。また、教育・学習成果発表会の後半には、工学力教育センター設立20周年という節目の年を次年度に控え、今まで長きに渡り、工学力教育センターの各取組に多大な支援をしてくださった100人力メンバーの方々に、感謝状が手渡されました。












●ニューズレターVol27を発行しました

工学力教育センターが毎年1回発行しているニュ-ズ-レターVol27が今年度も発行されました。 G-DORMの活動報告や、スマート・ドミトリーのグループ活動の紹介、ものづくりプロジェクト の活躍、 その他TOPICSなどを掲載しております。

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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●農業DX起業プロジェクトがリモートセンシング装置を完成させました

今年度発足した農業DX起業プロジェクトが、今年度の目標であるリモートセンシング装置を完成させ、運用を開始しました。今年度学習のために製作したリモートセンシング装置ですが、ソーラーパネルを装備し、オフグリッドで長期間の使用を想定して作られています。一時間ごとに気温・湿度などをサーバに送信し、環境のセンシングを続けています。次年度からは新しいテーマに取り組んでいく予定です。






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4.スマドミ最新情報
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●ドミトリー型教育による『ファーストペンギン』の育成と地域貢献型ものづくりの実践

今年度の学長裁量経費から、「下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発」班へ加温しながら攪拌できるホットプレートスターラーを購入、「データ駆動イノベーション」班はウェアラブルでの健康モニタリングのためスマートウォッチと スマートリングを購入しました。 SDGsの課題に取り組めるアントレプレナー人材の育成や、DX(デジタルトランスフォーメーション)での課題解決など、スマドミ活動のさらなる飛躍が期待されます。

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5.G-DORM最新情報
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●G-DORM学生交流プログラム(夏休み開始・中長期派遣)帰国報告会・振り返り学習

夏休みから開始したG-DORM中期及び長期派遣プログラムでタイ及びベトナムに留学していた大学院生が,それぞれ12月20日及び2月2日に帰国しました。留学先は,タイ・チュラロンコン大学とベトナム・ハノイ工科大学で,渡航期間中には,各大学での研究室体験活動と現地企業でのグループワークインターンシップに取り組みました。帰国後には成果報告会と振り返り学習を実施し,それぞれの研究室体験活動及び国際グループワークインターンシップの成果を英語で共有しま した。今回のインターンシップにご協力くださった企業の皆様及び受入大学の皆様に御礼申し上げます。
【連携企業の皆様】
- カイセタイランドさん(タイ)
- ベトナムダイヤゼブラ電機さん(ベトナム)
- 日産オートモーティブテクノロジーベトナムさん(ベトナム)



(写真は,ベトナム長期派遣成果報告会後の記念撮影)

(写真は,ベトナム長期派遣成果報告会後の記念撮)


●G-DORM国際共修ハイブリッドプログラム2023が修了!

12月4日から開始された第4タームの「G-DORMハイブリッド国際共修プログラム」は,カンボジア,ラオス,ベトナム,そして新潟の4か国の学生と,ナイジェリア及びナミビアからの正規留学生も加えた計23名が,所定の活動を修め,1月26日に無事修了しました。既報のとおり,新潟県内2企業(株式会社コメリさん及びダイヤゼブラ電機株式会社さん)のご協力を得て,「新潟の技術をメコンに展開することでメコンのSDGs課題解決に貢献する」をテーマに,課題解決型の国際オンライン協働学習(COIL)に取り組みました。期間中は,グループワークと進捗報告の発表を繰り返し,1月24日にはフォーラム・最終発表会を開催しました。メコン地域のG-DORM連携大学や連携企業からもZoomを通してご参加いただき,貴重なコメントをいただきました。最終日には振り返りワークショップを行い,本プロプログラムを通して得られた学びについて認識を高めました。今回のプログラムにご協力くださった皆様に御礼申し上げます。



(写真は,最終発表会終了後のハイブリッドでの記念撮影)

(写真は,最終発表会終了後のハイブリッドでの記念撮影)


●教育学習成果発表会でG-DORM参加留学生が発表しました!

2月17日に開催された工学力教育センター教育学習成果発表会では,G-DORMに参加した外国人留学生3名がG-DORMに参加して得られた知見・学びについて発表しました。ポスターセッションでは,センターのものづくり・スマドミプロジェクトに参加する学生達と,英語コミュニケーションを通して,お互いの交流を深めました。今後,G-DORMの受入留学生たちとセンターのものづくり・スマドミプロジェクトの学生達との英語による交流が活発化し,特にスマドミのトップグラデュエイツを目指す学生達の一助になるよう,と思っています。



(写真は,G-DORM経験学生のポスター発表の様子)

(写真は,G-DORM経験学生のポスター発表の様子)


●G-DORM学生交流プログラム(春休み短期派遣)参加学生無事出発しました!

春休みの派遣に向けて,英語講義やオンラインプログラムへの参加,安全管理や英語などの事前学習等の出発準備を進めていたG-DORM短期派遣プログラム参加学生が,2月20日に新潟空港からカンボジア・プノンペンに向けて無事出発しました。夜中の到着にも関わらず, 翌2月21日からすぐに活動を開始し,JICAやJETROへの訪問等を行いました。また,国際教育部門で実施するマレーシアへの語学研修プログラムの参加学生も2月24日に出発しました。今後は,コロナ禍前と同様,またはそれ以上に,積極的に海外での活動にチャレンジする学生が増えることを期待しています。 エイツを目指す学生達の一助になるよう,と思っています。



(写真は,乗り換えの韓国・仁川空港にて)

(写真は,乗り換えの韓国・仁川空港にて)


【G-DORMの活動報告等について】

G-DORMでは,下記ホームページおよびSNSを運用中です。ホームページでは,インターンシップ協力企業の紹介や,参加学生の声を紹介しています。Facebookでは、活動写真を多数掲載しています。Instagramは“中の人”がゆるーく更新中!是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/
Instagram:https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/
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メルマガ第27号、お楽しみいただけましたでしょうか?
次号もお楽しみに!




2023年度 12月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第26号( 2023年 12月発行 )

早いもので2023年も終わりを迎えようとしています.年末に近づき工学力センター学生の活動成果が実を結び始める時期でもあります.詳細は最新情報に記載されていますが,今回はスマドミ学生の「ICTビジネスアイデアコンテスト」や「にいがた食と農の未来」学生ビジョンコンテストでの受賞の報告があります.受賞された学生さんおめでとうございます.毎年恒例の「3大学学生ものづくり・アイディア展in長崎」のお話もあります.スマドミ,ものづくりプロジェクト学生は,長崎大学まで赴き1年間の活動成果を発表するとともに,長崎,富山大学の学生達との技術交流,懇親会を楽しんでいました.オンラインだけでなく直接の交流がものづくりでいかに大切かを学んだ気がします.その他,G-DORMの来年春の派遣計画も着々と進められています.是非今回もお楽しみください.

目次
1.リレー・コラム  第17回「真の強さとは?」
(工学力教育センター 工学基礎教育部門 山本 征法)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

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1.リレー・コラム 第17回「真の強さとは?」
(工学力教育センター 工学基礎教育部門 山本 征法)
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「どうやらオンライン授業になりそうだ」「Zoomとかいうのを使うらしい」
2019年の年度末、新型感染症が拡がる中、授業をオンラインに切り替えるべく準備が進んでいるという噂でした。当時どのように授業準備をしたのか、今となっては思い出せませんが、非常に不安だったことを覚えています。むしろ不安しかなかった。顔と顔を合わせないと身が入らないでしょう、非対面は人の本能に反する、などと思いつつ、せめて対面授業の劣化版コピーでも作ろうと、春休みと新年度の初めに準備を進めました。 その間に、オンライン授業の環境が次々に整えられていきます。
ついに授業開始。
ノートを見ると、初回が6月16日となっています。はじめは全くの手探りです。
「先生、音声が入ってません」
気付かずに2分近く喋ってしまいました。あれ、録画ボタンが消えた。
「詳細の中に隠れてると思います」
レーザーポインターみたいなのは無いのかな?
「画面共有の中にありますよ」
困る度にチャットや音声でアドバイスが入ります。
まごつく教員に対して、受講する学生は冷静で、思いのほか強く、そしてしなやかでした。
もちろん、彼らも不安で苦しかったことでしょう。もっと上手くオンライン授業が出来なかったものかと、今でも反省します。
皆さんはいかがでしょうか?

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2.工学力教育センター最新情報
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●「3大学学生ものづくり・アイディア展in長崎」に参加しました

12月9日に長崎大学で行われた、3大学学生ものづくり・アイディア展in長崎に、ものづくりプロジェクトから「非産業用ロボットPJ」「農業DX起業PJ」が、スマート・ドミトリーから「キッズ・プロジェクトplusテクノロジー班」と「下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発班」が参加しました。長崎大学、富山大学、新潟大学の3大学の学生が、1年間かけて製作していたモノやアイディアを発表やポスターセッションで披露しました。投票の結果、非産業用ロボットPJのレスキューロボット開発が優秀賞に選ばれました。






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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●理科実験教材開発PJが「西区ふれあい・あきまつり2023」に参加しました

10月28日に、みどりと森の運動公園で開催された「西区ふれあい・あきまつり2023」に、 ものづくりプロジェクトで活動する理科実験教材開発プロジェクトの学生と、センター関係教職員が参加しました。「西区ふれあい・あきまつり」は体験、工作、あそび、防災、相談コーナーなどの多様なブースが出展し、 子どもも大人も、障がいのある人もない人も、皆が楽しめるイベントとなっており、毎年開催されています。工学力教育センターでは、理科実験教材の展示と工作体験を行いました。当日はあいにくの雨模様でしたが、 沢山の親子が来場して頂きました。特に工作体験の「くるくるホバークラフト」が人気で、用意した120セットがお昼には在庫切れとなってしまいました。実験場でいつまでの遊ぶ様子が見られました。



●CANSATプロジェクトが学内投下実験を行いました

CANSATプロジェクトが学内の陸上競技場を使用して、CANSATの投下実験を行いました。この投下実験は製作したCANSATが正常に動作するかを確かめるとともに、下級生に気球運用の仕方を教え、技術継承する目的もあります。実験では0mゴールを達成するCANSATもあるなど、成功でした。またモデルロケットの打ち上げや、ハイブリットロケットの高度測定実験なども行われました。



●ロボコンPJの次年度大会のフィールドが完成しました

ロボコンPJの次年度大会のテーマは「Harvest Day」です。棚田での稲作をテーマにしています。様々なタスクをクリアした最後に、ロボットがもみ殻に見立てたボールをサイロに自動で収穫するという難しい課題があります。ロボットを自動化するため、大会会場を再現したフィールドを作成し自動制御の練習をおこなっています。フィールドの作成では、慣れない木材加工に四苦八苦していました。



●悠久会神奈川支部総会、千葉支部総会で発表しました

工学部同窓会悠久会 神奈川支部総会で学生フォーミュラPJが、千葉支部総会でCANSAT PJがそれぞれ活動紹介を行いました。発表も大変好評で、また同窓生の皆さんも現役の学生の方との交流が出来て、非常に有意義だったと話しておられました。学生にとっても、社会人の皆さんの貴重なお話が聞けるいい機会になりました。



●「小中学生・高校生のための科学技術へのいざない」に理科実験教材開発PJが参加しました

12月2、3日に福島県郡山市で行われた「小中学生・高校生のための科学技術へのいざない」に理科実験教材開発PJのメンバーが参加しました。工作体験では「暗くなると光るライト」を行いました。銅箔テープとホッチキスで、小学校低学年でも簡単に回路を作れるように工夫しています。暗幕で作ったトンネルも持参し、作ったライトをその場で体験してもらいました。また「雷を起こしてみよう!」という理科実験教材も展示し、圧電素子を使用して疑似的な雷が発生する様子に、子供たちも驚いていました。



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4.スマドミ最新情報
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●ICTビジネスアイデアコンテスト2023 in 新潟でグランプリと優秀賞を受賞

令和5年11月19日(日)に新潟市の「NINNO3」で開催されたICTビジネスアイデアコンテスト2023 in 新潟でグランプリと優秀賞を受賞グランプリを受賞した家老彩季さん(工学部2年)は、「マンスリーパーソナライズド タスク管理システム」というアイデアを発表しました。 これは、女性の月経やPMSに合わせてタスク管理をし、企業の生産効率を上げるサービスです。優秀賞を受賞した梅原颯太君(工学部1年)は、「疲労を可視化する健康経営」というアイデアを発表しました。これは、ウェアラブルデバイスとアプリを使ったチェックシートで個人の疲労度をデータ化し、企業経営に反映するサービスです。両作品とも、ICTを活用した革新的なアイデアで、社会の課題解決に貢献する可能性を秘めています。

http://www.ict-echigo.jp/news/public/detail/ID/212/td/




●「にいがた食と農の未来」学生ビジョンコンテスト2023 決勝大会でグランプリを受賞

新潟大学工学部1,2年生主体のチームが、下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発で、にいがた食と農の未来学生ビジョンコンテスト2023でグランプリを受賞しました。この技術は、二段階溶出法を用いることで、リンの高効率回収と原材料の低コスト化を実現しています。リンは、農業や食品産業において重要な資源ですが、下水処理においては、従来は焼却処分されていました。この技術の開発により、下水汚泥灰からリンを回収し、資源として再利用することが可能になります。スマートドミトリーでの活動で、この技術の開発に取り組みました。この技術は、新潟県の資源循環や食の安全・安心に貢献する可能性を秘めています。今後の更なる開発・実用化が期待されます。

https://www.niigata-award.jp/contents/news/231118/index.html
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/315706/




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5.G-DORM最新情報
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●インド工科大学ヴァーラーナシー校との研究交流

国際教育部門では,インド工科大学ヴァーラーナシー校との研究交流を初めて実施しました.期間は11月6日から26日の約3週間.若手研究者計6名が本学を訪問し,日本文化体験や受入研究室での実験に取り組みました.今回の実験を基に本格的に共同研究に繋げたいという内容もあり,現在,国際共同研究契約の締結に向けて準備を行っているところです.また,受入研究者の研究室の学生もサポートなどで参加することにより,国際意識の向上など波及効果が見られました.
※本取組は,さくらサイエンスプログラムの助成により実施しました.



(写真は,北方文化博物館訪問による日本文化体験の様子)

(写真は,北方文化博物館訪問による日本文化体験の様子)


●G-DORM学生交流プログラム(夏休み中期派遣)帰国報告会・振り返り学習

主に夏休み期間に実施したG-DORM中期派遣プログラムの帰国報告会を11月下旬に,また,振り返り学習を12月上旬に実施しました.帰国報告会では,各大学での研究室体験活動及び国際グループワークインターンシップの成果を英語で共有しました.振り返り学習では,各国・各大学でどのような学習を行ったのか,どのようなことが新鮮だったか等,それぞれ現地に赴かないと分からないような体験を相互に共有すると共に,プログラム参加により得た成果について共有することで,留学によるお互いの学びについて認識を高め合いました.今後も,参加学生の帰国報告会や,経験談を共有する機会を設 ける予定ですので,本学の学生の皆さんには,是非お話を聞きに来て,G-DORM派遣プログラムにチャンレンジしてください!



(写真は,振り返り学習でのディスカッションの様子)

(写真は,振り返り学習でのディスカッションの様子)


●G-DORM国際共修ハイブリッドプログラム2023の開始

第4ターム開始の12月4日から,「G-DORMハイブリッド国際共修プログラム」を開始しました。海外からはオンラインでカンボジア,ラオス,ベトナムの学生が,また新潟からは,日本人学生はもちろんのこと,こちらもカンボジア,ラオス,タイの正規留学生に加え,ナイジェリア及びナミビアといったアフリカ出身の留学生も参加する国際色豊かな参加学生計23名で取り組んでいます.今年度は,株式会社コメリさん及びダイヤゼブラ電機株式会社さんのご協力を得て,「新潟の技術をメコンに展開することでメコンのSDGs課題解決に貢献する」をテーマに,課題解決型の国際オンライン協働学習(COIL)に取り組んでいます.工学力教育センターのものづくりプロジェクト・スマドミプロジェクトの中からも参加があり,意欲的に取り組んでいます.今年度は,昨年度にG-DORM国際共修ハイブリッドプログラムを修了した大学院生に,全体ファシリテーションを担当してもらい,より学生主体の学習に近づけています.最終発表でどのような課題解決提案がなされるか,今から楽しみです.



(写真はオンラインも活用したグループディスカッションの様子)

(写真はオンラインも活用したグループディスカッションの様子)


●春休み派遣留学プログラム実施に向けて準備中!

国際教育部門では,春休みに,カンボジアへのG-DORM短期派遣,及び,マレーシアへの語学研修プログラムを実施します。今は,これらのプログラム開始に向けての準備期間です.カンボジアへの短期派遣は,前回は2020年2月に予定していたものの,新型コロナウイルス感染症拡大により余儀なく断念,結果として,今回が初めてのカンボジア短期派遣プログラムの実施になります.マレーシアへの語学研修は,コロナ後初めての再開です.参加学生の皆さんは,渡航留学のため,安全管理や英語などの事前学習を進めています. 今年度は,夏休み期間にG-DORM中期・長期派遣も本格的に再開することができ,コロナ後の留学交流を活発化させることができました.一方で,コロナにより開発したハイブリッドプログラムも継続しています. 多様な留学形態で国際教育の充実を図ることができた1年になりました.

【G-DORMの活動報告等について】

G-DORMでは,下記ホームページおよびSNSを運用中です。ホームページでは,インターンシップ協力企業の紹介や,参加学生の声を紹介しています。Facebookでは、活動写真を多数掲載しています。Instagramは“中の人”がゆるーく更新中!是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/
Instagram:https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/
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2023年度 10月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第25号( 2023年 10月発行 )

10月半ばになり急に肌寒くなってきましたが,センター所属の学生の活動は佳境に入っています.今回は,新潟大学附属長岡小学校はじめ付属長岡中学校,新潟市ひまわりクラブ,内野中学校など,センター学生達との多くの地域連携活動について紹介しています.ロボコンプロジェクト1,2年 生チームのSummer Robot Contestでの準優勝の話や,学生フォーミュラチームのスポンサー募集活動の報告もあります. リレーコラムで紹介されている「総合知」について考えれば,これらの社会連携活動意義も深まるものと思います.学生の皆さんに先ず読んでもらいたい内容です.G-DORMも国際交流,講演会での活躍など情報が満載です.「オンライン・短期派遣・語学研修留学プログラム」の参加募集案内についても記載していますので,是非,本文をご覧ください.

目次
1.リレー・コラム  第16回「デザイン・教養・総合知」
(工学力教育センター 事業強化部門 清水忠明教授)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

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1.リレー・コラム 第16回「デザイン・教養・総合知」
(工学力教育センター 事業強化部門 清水忠明教授)
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近年、「総合知」という考え方が提唱されている。
https://www8.cao.go.jp/cstp/sogochi/index.html
この「総合知」とは、「人文・社会科学の知と自然科学の知の融合による人間や社会の総合的理解と課題解決に貢献する」とのことである。これは極めて妥当なものと考えるが、工学教育に携わっている身としては、「今になってようやくこれを言うようになったか」というのが私の感想である。 工学教育の世界では「エンジニアリング・デザインとは、数学、基礎科学(中略)および人文社会科学等の学習成果を集約し、経済的、環境的、社会的、倫理的(中略)、持続可能性などの現実的な条件の範囲内で、ニーズに合ったシステム(中略)を開発する(中略)プロセスである。」ということがJABEEなどでずいぶん前からうたわれている。工学の成果とは、単に技術的に動けばよいというものではなく、社会一般から受け入れられるものでなければならず、そのため工学の成果は経済・法律・人間の心理という社会科学的な観点からの評価を受けることが必要である。実際、化学システム工学プログラムの卒業研究の成績評価では、「工学と社会の関わりを理解し工学が社会や環境に与える影響を予想できること、専門職技術者として倫理的な判断ができること」が評価項目となっている。これらのことを受けて、私は教養科目の授業で「教養」の意味を「デザイン提案を(社会科学的な視点も含めた)様々な視点から評価するための基盤づくりをする『実学』である」という説明をしている。技術的には成功したが社会実装に失敗した事例として、ある旅客機の開発で事業化の断念があったことは記憶に新しい。飛行機が飛行できる「実用化」には成功したが、型式証明などの社会制度の理由でつまずき、事業とすることができなかった。このような失敗を繰り返さないためには、技術体系全体を社会科学的な側面も含め、俯瞰的にみる人材が必要であると思われる。 教養教育というと、古臭い概念ととらえる人もいると考えるが、教養が社会科学的な視点も含めた能力の育成であるということを考えると、これはまさしく「総合知」と同じであり、決して古いものではない。教養教育の意義の再確認がいま求められている。

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2.工学力教育センター最新情報
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●長岡附属小学校5年生に対して「ものづくりプロジェクト」の紹介・工作体験を行いました

9月13日、長岡附属小学校五年生の児童約20人に対して、工学力教育センターで行っている「ものづくりプロジェクト」・各種加工機の紹介を行い、工作体験教室を開催しました。工作体験教室では、工学力教育センターが所有するレーザー加工機で実際の部品製作を行い「歯ブラシカー」を組み立てました。歯ブラシカーを速く走らせるために、試行錯誤する様子が見られました。









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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●ロボコンプロジェクトがSRC(Summer Robot Contest)で準優勝しました

ロボコンプロジェクトの1・2年生が中心になって参加したSRC(Summer Robot Contest)で新潟大学のチームが準優勝しました。この大会は、金沢工業大学が主催する、ロボコン初心者のための自主的な大会です。今年度は、4大学10チームが参加しました。



●学生フォーミュラプロジェクトが「Matching HUB Nagaoka」に出展しました

「Matching HUB Nagaoka」は企業や大学の技術シーズなどを紹介し、興味のある分野の方々をつなぐ展示会で、今年で2回目の開催になります。多くの企業・団体・研究室の方と交流ができ、いくつかの企業様は、学生フォーミュラプロジェクトの活動に対して様々な支援をしていただけることになりました。



●理科実験教材開発プロジェクトが市内小学校のひまわりクラブで理科実験教室を開催

8月22日に理科実験教材開発プロジェクトが市内小学校のひまわりクラブで理科実験教室を開催しました。実験教材は「光の3原色」。子供たちは意欲的に実験に参加し、 実験中の色の変化に驚いていました。終始楽しそうに実験を行う様子が見られました。

●スポンサー様からの資金で物品棚を購入させていただきました

スポンサー様の資金で、主に学生フォーミュラプロジェクトの物品を保管するための、物品棚を購入させていただきました。ありがとうございました。有効に活用させていただきます。



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4.スマドミ最新情報
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●smart DESIGN-i 新大×附属長岡中 サマーセッション2023 活動報告書 経済科学部3年 桾澤 碧

2023年9月22日、「そうせい」の授業の一環としてサマーセッションを行い、附属長岡中学校1学年生徒約120名、smart DESIGN-i学生9名が参加した。この活動の趣旨は、
・講義体験や教員・大学生との交流からキャリアビジョンのヒントを得る
・まちあるきを通して、アントレコンプのうち「物事を判断する力」「新たな価値を見出す力」
「仲間と協力する力」「失敗を恐れないで挑戦する力」の重要性を学ぶ
といったものである。 中学生は、講義体験・まちあるきともに積極的に外部の方々へ質問するなど、学びの機会を十分に活用していた。後期の「そうせい」の授業では、中学校周辺のまちあるきを行うため、今回の学びを活かしていってほしい。また、生徒から大学生活に興味を持ったという感想を聞くことが できた。大学生の反省として、中学校側との話し合いが足りなかったことや準備の分担が不十分であったことが挙げられた。これらの反省点を改善して今後の研究活動に臨みたい。


講義体験

講義体験

まちあるき

まちあるき
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5.G-DORM最新情報
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●G-DORM学生交流プログラム(夏休み中期派遣)参加学生帰国

G-DORMでは,夏休み開始の中長期派遣プログラムを実施しており,中期派遣の参加学生は,滞在延長となった1名を除き,計7名が10月までに帰国しました.留学先は,カンボジア・王立プノンペン大学,ラオス・ラオス国立大学,タイ・チュラロンコン大学,ベトナム・ハノイ工 科大学です.渡航期間中,前半は,各大学での研究室体験活動を行っており,後半は現地企業でのグループワークインターンシップに取り組みました。休日は観光を楽しみ,各国とも,充実した日々を過ごしたようです.



ラオスでの研究室体験活動の様子

ラオスでの研究室体験活動の様子

●第71回工学教育研究講演会・国際セッション(日本工学教育協会)での発表

年に1度の工学教育に焦点を当てた学会である,第71回工学教育研究講演会・国際セッション(日本工学教育協会)が9月6日~8日に広島大学で開催され,G-DORMの実践経験から得た工学教育に関する知見について発表しました。今回は,日本語発表となる工学教育研究講演会では,G-DORM担当教員の上田和孝(准教授)がG-DORMで実施している対面・オンラインを組合わせた国際協働学習をテーマに発表しました.さらに,英語発表となる国際セッションでは,西村和樹さん(工学部4年)が2023年3月のG-DORM短期派遣の参加経験について,また,木村昌貴さん(自然科学研究科2年)が2022年度のG-DORMの国際オンライン協働学習の成果について取りまとめ,発表しました。国内外で国際PBL(課題解決型)インターンシップを実践する高等教育機関・産業界の皆様方に,本学の実践について共有する貴重な機会となりました。 日本工学教育協会Web
https://www.jsee.or.jp/


●G-DORM燕市合同発表会を開催

9月26日,G-DORM夏プログラムの本学参加学生が燕市を訪問し,日本語を使用言語とする発表会を開催しました。これは,8月29日まで実施したG-DORM短期受入プログラムのフォローアップのために実施したものです。改めて訪問のうえ発表会を行い,かつ懇談する時間をつくることで,発表だけでは伝わらない,双方の意見や考えを知る機会を設けたものです。例えば,動画をどのようなアプリを用いてどう編集したのか等,企業スタッフの方々に対して,学生の提案内容をより具体的に伝え,フィードバックが得られる良い機会となりました。



懇談の様子

懇談の様子

●新講義「国際技術協力」の開講!

今年度から英語で学ぶ新しい講義科目「国際技術協力」を第3タームに開講しました。この講義では,独立行政法人国際協力機構(JICA)と共に国際協力の現場に様々な立場で関わる実務家をゲストスピーカーとして招き,グローバルな社会課題とその解決にむけた技術適応について,実際のプロジェクト事例を通じて英語で学べる,今年度からの新しい科目です。

●内野中学校の音楽授業「G-DORM留学生と国内外の伝統楽器を学ぼう!」

「海外の伝統楽器を中学生達に教えたい!」そして「中学生達が演奏する日本の伝統楽器を海外の方に披露したい!」と,内野中学校の音楽教諭からの熱意に応え,G-DORM参加留学生達が,母国の伝統楽器の紹介を行いました.10月2日に内野中学校の先生方が来学され,留学生達による紹介動画を撮影さ れました.10月30日には,留学生達が内野中学校を訪問し,中学生の演奏練習の授業を参観します.これをきっかけに,留学生と中学生の柔軟な交流が継続できるよう,進めていきます.



紹介動画の撮影の様子

紹介動画の撮影の様子

●G-DORMオンライン・短期派遣・語学研修留学の参加募集開始!

G-DORMでは,今年度の第4タームに(1)オンラインプログラムを,また,春休み期間に,(2)短期派遣(2学期の英語講義履修と組合せ),(3)語学研修の3つのプログラムを実施します。このうち,(1)オンラインプログラムは,新潟地域企業との協働による国際オンライン協働学習(COIL)であり,(2)短期派遣は,「2学期に英語で行われるアクティブラーニングを含む講義科目」と「春休みの10日間の派遣」を組み合わせたブレンド型プログラムです。(3)語学研修は,コロナ禍前に実施していた,語学に特化した留学プログラムを行います.本メルマガが届くころには,参加募集は締め切っている可能性もありますが,ご関心のある方は,ぜひお問合せ先に記載のG-DORMのメールアドレスにご連絡ください

【G-DORMの活動報告等について】

G-DORMでは,下記ホームページおよびSNSを運用中です。ホームページでは,インターンシップ協力企業の紹介や,参加学生の声を紹介しています。Facebookでは、活動写真を多数掲載しています。Instagramは“中の人”がゆるーく更新中!是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/
Instagram:https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/
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次号もお楽しみに!




2023年度 8月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第24号( 2023年8月発行 )

毎回のことですが,今回のメルマガも工学力教育センターの活動報告が盛り沢山です.特に,内野中学校との交流や,新潟市の児童の学校訪問やオープンキャンパスなど,学外,地域に向けたセンターの取り組みが紹介されています.さらには,グローバル活動として4年ぶりに実渡航,受け入れ型で開催されたG-DORM短期受け入れプログラムの報告もあります.このなかで「共鳴する情報」(酒匂先生のリレーコラムをご覧ください.),是非とも受け取って頂きたく思います.新型コロナが5月に「5類」に移行され,世間ではマスクをしている人もだいぶ減りました.工学力教育センターの活動も,着実に回復+αへと向かっているといえます.CANSAT,フォーミュラの学生達も様々な失敗,課題に直面していますが,この体験こそが大きな成長を生むきっかけとなることを信じています.というわけで,今回も是非お楽しみください!

目次
1.リレー・コラム  第15回「共鳴箱」
(工学力教育センター工学基礎教育部門 酒匂宏樹准教授)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

写真満載です。設定変更でご覧になれます。オプション→個人環境の設定→HTMLの許可 

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1.リレー・コラム 第15回「共鳴箱」
(工学力教育センター工学基礎教育部門 酒匂宏樹准教授)
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人間は五感を通して世界を認識しますが、得られる情報のほとんどは視覚と聴覚によるものだそうです。つまり光と音という波を通して私たちは世界を見ているのです。しかし、光と音であれば必ず認識されるかと言えばそうではなく、何らかの選択が働いて、キャッチする情報とこぼれる情報に仕分けられます。それはあたかも共鳴箱のようです。共鳴箱が受け取るエネルギーは振動ですが、振動であればなんでも受け取るわけではありません。固有振動にあった振動のみが共鳴箱にしばし留まります。人は外から種々の情報を与えられますが、その中には印象に残るものと、残らないものがあります。その二つを一次的に振り分けているものは、おそらくは理性ではありません。人の判断力の及ぶ範囲は、残された情報に対してであり、捨てようという判断すら経ずにスルーされた情報は範囲外です。さらに重要なのはその反対のことで、私たちの印象にある種の情報が強く残るのは、それが重要だからではなく、単に共鳴しやすいからかもしれないということです。このことに気づいていれば、他の人に見えている世界が自分に見えなかったり、言いたいことが他の人に伝わらなかったりするストレスが、幾らか軽減されるようにも思えます。

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2.工学力教育センター最新情報
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●内野中学校の学外教員研修を工学力教育センターで実施!!

工学部が校区に含まれる内野中学校では,VUCA(変動性,不確実性,複雑性,曖昧性)の時代の中でも,「自ら考え,かかわり,実践・行動できる力」を育み,「持続可能な世界を目指し,新たな価値を創造することができる生徒」になることができるよう,2023年度から,「総合的な学習の時間」のカリキュラムを「うちのPBL(=プロジェクト型学習)」として再編しました.そして,長きにわたって,PBLに取り組んでいる工学力教育センターに対して教員研修の依頼が届き,8月1日(火)に40名近くの同中学校の先生方が来学され,その研修を実施しました.研修の前半は,工学力教育センターの紹介,及び,ものづくりプロジェクトを事例に,PBLでのカリキュラム構築や教員介入,成績評価などの知見を共有しました.後半は,本学のアントレプ レナーシップ教育の内容を基にした模擬講義を行い,中学校の先生方に受け手側の立場を体験して頂き,今後の探究学習の改善に向けた気づきを得る機会としました.スマドミでは,萬屋イノベーション班が内野中学校の探究学習との連携による活動を開始し始めたこともあり,研修の最 後には,同中学校とセンターとの今後の連携継続による,双方のPBLの発展に向けて取り組んでいく意志を改めて確認でき,有意義な場となりました.11月には,内野中学校の生徒たちが,「うちのPBL」での学びを通じて発見した社会課題への解決提案に対して,本学学生から助言を得るために来学する計画もあります.中学生達がどのような提案に行きつくのか,今から楽しみです.


センター長による活動紹介

センター長による活動紹介


センターの施設内見学

センターの施設内見学



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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●理科実験教材開発プロジェクトが学校訪問を行いました

7月13日に理科実験教材開発プロジェクトが、市内の児童・生徒を新潟大学に招いて、学校訪問を行いました。図書館などを見学したあと、理科実験教材開発プロジェクトが開発した実験キットを用いての実験、工学力教育センターの見学などを行いました。大変いい経験になったとの感想を頂きました。



●オープンキャンパス2023に参加しました

8月9日・10日に行われた「オープンキャンパス2023」に、ものづくりプロジェクトのロボコンプロジェクト・学生フォーミュラプロジェクト・非産業用ロボットプロジェクト・音響工学プロジェクト・理科実験教材開発プロジェクトの各プロジェクトが参加しました。ロボットの操縦体験など、各プロジェクト工夫を凝らした展示を行い、たくさんの高校生に来場して頂きました。高校生は、展示してある製作物の仕組みなどについて積極的に学生に質問していました。



●CANSATプロジェクトが能代宇宙イベントに参加しました

CANSATプロジェクトが、8月16日~24日の日程で開催された「第19回能代宇宙イベント」に参加しました。CANSATプロジェクトからは、ランバック競技に2チーム、ハイブリットロケット打ち上げに1チーム参加しました。ランバック競技では画像処理・物体検出を用いて、ゴールまで0.56mまで近づきました。ハイブリットロケットは点火したものの、機体上昇途中で失火を起こし、大幅に高度が低くなってしまいました。現在、原因を調査中です。

●学生フォーミュラプロジェクトが「第21回 学生フォーミュラ日本大会2023」の動的審査への出場を断念しました

「第21回 学生フォーミュラ日本大会2023」上位入賞を目標に活動を続けてきた学生フォーミュラプロジェクトですが、製作の最終段階で予期せぬエンジントラブルが発生し、走行不能の状態が長く続いたため、今大会の動的審査への出場を断念しました。大変残念ですが、この経験を次年度に活かしてもらいたいと思います。

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4.スマドミ最新情報
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●スマドミ活動紹介 萬屋イノベーション はじめました(協創経営プログラム担当 小浦方 格)

①湿度調整可能なエアコン
②音量調整付きオーディオタイマー
③布団ごとしまえる折りたたみベッド

何だかわかりますか?私の学生時代(30年以上前です!)、先輩からちょっとヘンなアルバイトを紹介されました。月に一度、何でも良いので五つのアイディアを出すというもので、上の三つはそこで私が提案したものなのですが、①は「エアコンは湿度調整するからエアコンて言うんだろ!」と叱られ、②と③は「そんなの誰が欲しがるのか?」と一蹴された記憶があります。それから30年が経過した今に生きる皆さん、いかがですか?①はその後、シャープのエアコン「五空」、さらに現在のダイキンの「うるるとさらら」で実現され、②はオーディオ機器の電子化が進む中で当たり前になり、③も今では量販店や通信販売で様々なモデルが購入できます。

私達、工学を学び研究する人間は、とかく技術志向、先端「嗜好」に傾きがちですが、私達の友人や家族、地域の人達、そして私達自身の課題を解決するためには必ずしも先端技術は要求されません。もちろん、先端技術や最新の科学研究成果を用いることで、課題を容易に、安価に、素早くかつ高度に解決できることもありますが、では上に挙げた三つの例に、当時でも最先端科学技術は必要だったでしょうか。むしろその課題に気付き、顕在化することが重要なのではないでしょうか。課題に気付かなければそれを解決することはできませんし、先端技術があったとしても課題のないところに解決策を提案するのも無意味です。しかし相手に共感し、解決すべき課題がはっきりとわかったとき、学部レベルであってもしっかりとした知識を組み合わせることで新しい価値を生み出せることを、我々はもっと知って良いと思いますし、若い学生達には積極的な参画を通じて体験して欲しい、これを基本コンセプトとして今年4月にスタートしたばかりのスマドミが萬屋イノベーションです。

現在までに1年生5人が手を挙げ、身近なこと、自分自身のこと、社会のことからSDGsをキーワードにするなどして自分達で課題を探し、「どうしたら皆が快適に、幸せになるか」を相当に苦労しながら探し続けています。教員側には人間支援感性科学プログラムの坂井さゆり先生が看護や介護のスペシャリストとして、工学力教育センターからSDGsと国際技術協力に精通する上田和孝先生、そして私、小浦方が地域産学連携、アントレプレナーシップの観点からアドバイザーとなり、学生達を支える体制をとっています。その名の通り、萬屋はよろずお困りごと解決に取り組んで参りますので、ご関心をお持ちの皆様からもご助言、ご協力、そしてコラボレーションのお誘いをお待ちしています。


月例報告会(苦しんでいます!)

月例報告会(苦しんでいます!)

坂井先生からのアドバイスに真剣に聞き入る

坂井先生からのアドバイスに真剣に聞き入る
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5.G-DORM最新情報
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●G-DORM学生交流プログラム(夏休み中長期派遣)参加学生出発!!

G-DORMでは,夏休み開始の中長期派遣プログラムを実施します。参加学生の皆さんは,渡航留学のため,安全管理や英語などの事前学習を積み重ねてきました。渡航先国及び大学の様子や,文化背景について理解を高めるため,メコン地域への留学経験がある学生や,現在,新潟大学に留学しているメコン地域からの留学生との交流の機会も設けました。そして,8月7日に参加学生計9名がカンボジア・王立プノンペン大学,ラオス・ラオス国立大学,タイ・チュラロンコン大学,ベトナム・ハノイ工科大学に留学するため出国しました。現在は各大学での研究室体験活動を行っており,後半は現地企業でのグループワークインターンシップに取り組みます。



メコン地域からの留学生との交流の様子

メコン地域からの留学生との交流の様子

●G-DORM学生交流プログラム(短期受入)が修了!

8月20日から29日までの期間で,コロナ禍以降4年振りにメコン地域から留学生を迎え入れての「G-DORM短期受入プログラム」を行いました。カンボジア,ラオス,タイ,ベトナム,そして新潟の5か国の学生に加え,今回はナイジェリア,ナミビア出身の本学正規留学生も参加して計25名・4グループで実施しました。このプログラムは,公益社団法人つばめいとさんの仲介で,株式会社大倉製作所さん,有限会社矢島精工さん,有限会社坂井工業さん,及び富士通フロンテック株式会社さんのご協力を得て,国際協働でものづくり技術に関する体験学習や課題発見・課題解決のグループ討論・提案を行うことで,産業の技術革新・国際的発展の知見に関する実践的な研修を行いました。8月28日にはフォーラム・最終発表会を開催し,学生達はプログラムの成果を英語で発表しました。午後には,振り返りワークショップを行い,本プロプログラムを通して得られた学びについて認識を高めました。 今回のプログラムにご協力くださった皆様に御礼申し上げます。


燕三条地場産業振興センターでの記念撮影

燕三条地場産業振興センターでの記念撮影


発表会終了後の集合写真

発表会終了後の集合写真

【G-DORMの活動報告等について】

G-DORMでは,下記ホームページおよびSNSを運用中です。ホームページでは,インターンシップ協力企業の紹介や,参加学生の声を紹介しています。Facebookでは、活動写真を多数掲載しています。Instagramは“中の人”がゆるーく更新中!是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/
Instagram:https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/
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2023年度 6月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第23号( 2023年6月発行 )

紹介が遅くなりましたが,新潟大学工学部は創立100周年を迎え,2023年6月3日に朱鷺メッセで記念イベントが行われました.工学部のHPでも紹介していますが,「スマドミ」,「ものづくりプロジェクト」で活動する工学力教育センターの学生達もこれに関連して新潟日報への記事掲載,100周年記念式典,講演会での研究ポスター展示に参加しました.今回は,水素水に関するニセ科学?の面白い話題をはじめ,100周年式典での学生達の活躍,最近の活動報告まで話題が盛り沢山です.記念講演会では,2014年ノーベル物理学賞を受賞された名古屋大学教授の天野浩先生が講演され,工学力教育センターの学生達とも交流する機会を頂きました.スマドミの学生が天野先生と日本の未来のエネルギー問題に関して積極的に議論する姿を見て,頼もしさを感じざるを得ません.今回もどうぞお楽しみください!

目次
1.リレー・コラム  第14回「水素水への投資はダメだったのか」
(工学力教育センター工学基礎教育部門/数理・データサイエンス教育研究部門 高橋 剛准教授)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

写真満載です。設定変更でご覧になれます。オプション→個人環境の設定→HTMLの許可 

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1.リレー・コラム 第14回「水素水への投資はダメだったのか」
(工学力教育センター工学基礎教育部門/数理・データサイエンス教育研究部門 高橋 剛准教授)
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もう20年近く前だろうか、母から電話があった。細かい文言は忘れたが、「水素水というのがあって、飲むとガンが治ったり、糖尿病が良くなったり、とにかくいろんな病気が良くなるっていうのよ。工場を作って水素水を製造するっていう会社があって、そこへ投資をしないかという話があるのだけど、どう思う?」といった内容だった。私は投資のことも水素水のこともよく知らなかったが「水素水の効能なんてニセ科学だから、絶対に投資してはだめだ。」と答えておいた。母は弟にも相談していて、弟は資料にあった水素濃度について「水素が水にそんなに溶けるわけがない」と指摘したらしい。母は水素水会社への投資はしなかったようで、その後その会社がどうなったのかはわからない。本当に水素水が健康増進に効果があるのかということはわからないが、現在でも某大手飲料メーカーのホームページには効能は書かれていない。少なくとも当時は(今も?)かなり怪しい商品だったと思う。だから水素水なんて売れるわけがないと思っていた。ところが、2007年ころに水素水ブームがあって、今もスーパー銭湯やフィットネスジムに水素水サーバがおいてあることを思うと、水素水自体はそれなりの売上になったのだろう。 ニセ科学かどうかと売れるかどうかはちょっと違うみたいだ。

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2.工学力教育センター最新情報
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●新潟大学工学部創立100周年記念事業に工学力教育センター関係の学生が参加しました

ものづくりプロジェクト・スマート・ドミトリーの学生が、新潟大学工学部創立100周年記念事業の際にポスター発表をし、その後の記念講演会に参加しました。詳しくは以下の記事をご覧ください。

https://www.eng.niigata-u.ac.jp/news/news_2023.html/~ecet/news/top.html


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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●工学部創立100周年記念事業に関連して新潟日報の取材を受けました

工学部創立100周年記念事業に関連して、特に学生フォーミュラプロジェクト、ロボコンプロジェクトの取組に対して、取材を受けました。この記事は、6月3日(土)の朝刊に掲載されました。



●ロボコンPJがNHK新潟放送局の取材を受けました

ロボコンPJが、今年度のNHK学生ロボコン2023本選に出場決定したことを受けて、NHK新潟放送局より、取材を受けました。取材の模様は以下のweb記事にまとめられているので、是非ご覧ください。

https://www.nhk.or.jp/niigata/lreport/article/003/28/


●NHK学生ロボコン2023に、ロボコンプロジェクトが出場しました

6月4日(日)に東京都大田区総合体育館で行われた「NHK学生ロボコン2023」に、ロボコンプロジェクトが出場しました。今年度の世界大会はカンボジアで開催されます。競技のテーマは、カンボジアの有名な世界遺産でありアンコールワットに、花輪に見立てたリングを献花する、平たく言うと「輪投げ」のような競技です。 新潟大学は予選リーグで東京工科大学、横浜国立大学と対戦、いずれも敗退し予選リーグ突破とはなりませんでした。決勝トーナメントに進めず悔しい思いをしました。

●情報セキュリティプロジェクトがSECCON Beginners CTF 2023に出場しました

情報セキュリティプロジェクトが2023年6月3日~4日にオンラインで行われたSECCON Beginners CTF 2023 に出場しました。SECCON Beginners CTFとは、初心者向けの情報セキュリティ技術を競い合う大会です。情報セキュリティプロジェクトは382ptを獲得し、778チーム中246位という結果でした。

●新プロジェクトである「農業DX起業PJ」が発足しました

ものづくりプロジェクトの8番目のプロジェクトである、農業DX起業プロジェクトが、今年度から、農学部・工学部の学生合同で発足しました。プロジェクト名が示す通り、農業をDXで支援し、最終的には社会実装、起業までを目指そうというPJです。現在はプログラミング等の学習をしている段階ですが、夏休み前までに具体的なテーマを決め、活動をどんどん進めていく方針です。今後の活動にご期待ください。

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4.スマドミ最新情報
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●スマドミ報告会を行いました

6月20日、スマドミ月例報告会を行いました。報告会では、グーグルフォームにて一番良かったプレゼンテーション班を学生・教職員が投票し、終了後に結果報告をしております。6月は下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発班で支持率55%でした。「発表内容がしっかりまとめられておりわかりやすかった。」「研究の比較があってよかった。」など様々なよい感想を頂きました。 また、大学院教育支援機構の弥富洋子先生からPhDリクルート室の活動を紹介をして頂きました。新潟大学の博士後期課程には自然科学 現代社会文化 保健学 医歯学総合合わせて約800人が在籍しているそうです。工学部では修士課程への進学率は高いが、博士後期課程までとなると進学率が減少するとお話がありました。企業からのニーズはあるので、もったいないということです。各種奨学金の制度もあるので、進学を考えてみてはと言うお話でした。

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5.G-DORM最新情報
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●G-DORM学生交流プログラムFY2022(春休み中期派遣)成果報告会

5月18日,新潟大学では,2月20日から3月29日の期間にタイ及びベトナム実施した「G-DORM中期派遣プログラム」の参加学生による成果報告会を行いました。プログラム参加を通して学んだこと等について英語で発表,質疑応答の後,学生達に参加証が授与されました。どの学生も,よく考えられた,非常に良いプレゼンテーションでした。参加学生の皆さん,お疲れ様でした!また,今回のインターンシップにご協力くださった企業の皆様及び受入大学の皆様に御礼申し上げます。

【連携企業の皆様】

- ワタナベヒートトリートメント(タイ)
- ベトナムダイヤゼブラ電機(ベトナム)


●G-DORM国際連携運営委員会2023(春)開催!

5月31日,連携5大学(王立プノンペン大学,ラオス国立大学,チュラロンコン大学,ハノイ工科大学,新潟大学)の教職員により,G-DORM国際連携運営委員会をオンラインで開催しました。2022年度の事業成果を振り返るとともに,2023年度の実施計画について協議しました。今年度は,コロナ禍前と同じように,派遣だけでなく受入も渡航型プログラムとして対面で実施します。夏休みから順次プログラムを実施していきます.多くの学生のご応募をお待ちしています!


【G-DORMの活動報告等について】

G-DORMでは,下記ホームページおよびSNSを運用中です。ホームページでは,インターンシップ協力企業の紹介や,参加学生の声を紹介しています。Facebookでは、活動写真を多数掲載しています。Instagramは“中の人”がゆるーく更新中!是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/
Instagram:https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/
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次号もお楽しみに!




2022年度 メールマガジン

2023年度 4月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第22号( 2023年4月発行 )

ドミトリー型教育では1年生からものづくりや本格的な研究に携わることができます。このプロジェクトは工学部が100年にわたり培った“工学力”の土壌で、学生が自らの力で知識、技術、経験などの栄養分を吸収しながら、自分だけの花を咲かせてもらう活動です。決して促成栽培ではなく、研究室に入ってから学べることは、そこで身につければ良いという考えです。最近は小中高校生との協働をはじめ、自治体や地域社会と連携するプロジェクトも増えており、新しい土壌でも栄養分を吸収しています。この春、どんな花を咲かせてくれるのか、今からワクワクドキドキです。リレーコラムも地域連携の経験談ですので、ぜひ2月号もお楽しみください!

目次
1.リレー・コラム  第13回「マルチマテリアル」 (工学力教育センター長 佐々木朋裕教授)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

写真満載です。設定変更でご覧になれます。オプション→個人環境の設定→HTMLの許可 

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1.リレー・コラム 第13回「マルチマテリアル」
(工学力教育センター長 佐々木朋裕教授)
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十年ほど前からでしょうか,ものづくりに関連する分野では「マルチマテリアル化」という言葉をよく聞くようになりました。私も自分の専門分野に関わるので,いろいろなところで声高にこの言葉を叫ぶ一人です。その言葉の通り,複数の材料を適材適所で組み合わせて,新しいものを作ろうという設計方針や技術動向のことを指します。最も単純な例を挙げると,自動車産業では,「鉄」とアルミや,プラスチックなどの軽い材料を組み合わせて自動車を軽くして,強さと燃費を良くしようとする動きがあります。既にある材料でも上手に組み合わせることで,これまでにない効果が表れる可能性があります。当たり前のことですが,材料に限らず人にもこの考え方にも当てはまります。工学力教育センターのものづくりプロジェクトやスマドミでは,工学部の中でも専門分野の違う人たちが集まって,ものづくり,研究を活動していますが,ここに新しい「もの」や発想を生み出す「ドミトリー型教育」の目的があると言えます.G-Dormでは,文化や思想を超えた交流のチャンスもあります。ただし,材料も人も,違う種類のものを組み合わせることは実は大変難しいことです。組み合わせる方法を生み出すこと自体も新しい発想となり得ます。学生の皆さんには,異種材料,異分野,異文化を積極的に取り入れて新しいものづくりに挑戦し続けることを期待します。

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2.工学力教育センター最新情報
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●4月から新センター長に佐々木朋裕先生が就任されました

センターホームページにコメントを頂いておりますので、是非ご覧ください

https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/center/top.htmll


●2023年度工学力教育センター新規受講ガイダンスを行いました 4月4日、工学力教育センター開講科目(ものづくりプロジェクト、スマート・ドミトリー、G-DORM)の前期受講生募集のためのガイダンスを行いました。ガイダンスでは、佐々木センター長の挨拶・全体説明の後、個別の取組について、学生から発表がありました。多くの1年生に興味を持ってもらえたようです。 加えて、4月7日、11日に受講希望者向けのガイダンスを行いました。 工学力教育センターホームページや、学生玄関前のポスター展示などでも募集を呼びかけ、4月21日まで新規受講生を募集しています。



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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●非産業用ロボットプロジェクトがRobocupレスキュー実機リーグキャンプ in KOBEに参加しました

3月4日~5日に兵庫県神戸市で行われたRobocupレスキュー実機リーグキャンプ in KOBEに非産業用ロボットプロジェクトが参加しました。約4年ぶりにロボットを持参しての参加となりました。キャンプでは、実際のフィールドを模した会場で走行試験を行ったほか、阪神淡路大震災についての震災学習、その中でレスキューロボットに求められる要素についても学習しました。



●種子島ロケットコンテストのCanSat部門遠隔制御カムバック競技で優勝、ベストプレゼン賞を受賞しました

3月2日~6日に鹿児島県南種子町で行われた、種子島ロケットコンテストに「ものづくりプロジェクト」で活動している CANSATプロジェクトのメンバーが出場しました。ロケット部門、CanSat部門、併せて7種目に分かれており、全国の大学、高専、高校などから約400名が参加しまし た。 遠隔制御カムバック競技に出場した3年生チーム「HOTOGI」は、新潟のPCから遠隔制御コマンドを機体に送信し、そのコマンドに従いゴールまで制御することで、見事0mゴールを達成しました。 この制御ログが認められ、遠隔制御カムバック競技で優勝することができました。4年生チーム「Steadiness」は、気圧センサを用いてパラシュートから空中分離するというオリジナルミッションを策定し、見事成功させることができました。 これにより、オリジナルミッション競技で3位入賞を果たすことができました。また技術的に優れたプレゼンテーションをしたチームに贈られる「ベストプレゼン賞」を受賞しました。 詳しくは以下のURLをご覧ください。

https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/news/top.html






●ものづくりプロジェクトの希望者ガイダンスを開催しました

4月7日(金)にものづくりプロジェクトの受講希望者向けガイダンスを行いました。1年生を中心に多数の参加がありました。ものづくりプロジェクトの授業概要を説明した後、各プロジェクトから5分間のプレゼンを行いました。その後、センターを見学やプロジェクトの活動場所などを見学しました。ものづくりプロジェクトの受講申し込み締め切りは21日(金)です。



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4.スマドミ最新情報
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●令和4年度トップ・グラジュエイツ認定式が行われました

令和4度3月23日(木)トップ・グラジュエイツの認定式が行なわれました。今年度は、スマート・ドミトリーを受講した4名の学生が学業成績、語学力、研究活動に関する受賞要件を満たし認定を受けました。来年度も数多くの学生がトップ・グラジュエイツ認定を目指して活動頂ければと思います。おめでとうございました。



●認定者を代表して、富樫武大君からコメントいただきましたので紹介します

私は、新潟大学の1~3年次の間、スマートドミトリーに参加していました。ドミトリーでは、化学系や情報電子系といった様々な研究分野が存在しています。既存の研究テーマから自分がやってみたいテーマに参加してみたり、自分がやってみたい新たな研究テーマを立ち上げたりと、比較的自由な研究活動が可能です。4年生で研究室に所属する以前から研究活動に参加することで、研究に対する姿勢や勉強の仕方などを学ぶことができ、他の学生たちに比べて大きなアドバンテージを得ることができます。スマートドミトリーの活動では専門的な知識を学べるのはもちろんですが、他にも得られるものが多くありました。一般的に研究者や技術者は専門的な知識だけでなく、コミュニケーション能力や発表スキル、語学力など多彩な力が求められます。スマートドミトリーの活動では、一つの研究テーマに対して複数人で作業し、毎月の報告会で他グループとの発表・質疑応答を行うことで、知識だけでなくコミュニケーション能力や発表スキルを養えます。さらに、テーマによっては英語発表の機会もあり、語学力の向上も期待できます。学外における発表・活動に参加することもあったため、自分よりも一回り以上の大人と接することで自身の知識や考え方が大きく変わりまし た。 最後になりますが、私がスマートドミトリーの活動に参加して最も良かった点は、縦と横のつながりを得られたことです。大学生活の2~3年次は、世界的な新型コロナウイルスの流行により、研究活動だけでなく、日常生活が大きく制限されていました。そのため、研究グループ内での先輩と新たに所属した後輩のつながりや、他の研究グループに所属している同級生とのつながりが大きな支えになりました。スマートドミトリーは、自分の専門的な知識やコミュニケーション能力を得ることで自分をより高めることができますが、最大の魅力は研究目標に向けて一緒に取り組む仲間を得られることだと思います。長いようで短い大学生活の4年間をどのように過ごすかは非常に重要です。日常的な生活における変化や自身のスキルアップ、研究を通した仲間づくりなど、理由は何でもいいと思います。より充実した大学生活を送るための一つの選択肢として、スマートドミトリーの活動は、あなたが思っている以上に大きなものを得ることができるでしょう。

富樫君は新潟大学大学院自然科学研究科へ進学されました。

●新年度smartDESIGN-i始動!!(佐渡島・長岡市・刈羽村のフィールドへ)

smartDESIGN-i班は2020年度から新潟県の過疎地域等をフィールドとし、様々な観点から地域課題解決に取り組んできました。2023年度は佐渡島の丸山棚田地域を舞台に、地域の課題解決につながるセンシング技術開発及び、地域の伝統的なお祭りに参加しながら地方創生を進めていきます!また新潟大学附属長岡中学校では社会人基礎力や地域課題解決力の育成を目指す授業「そうせい」の企画運営や刈羽村での地域課題の発見等今後のsmartDESIGN-iの活動にご注目くださ い!

Webページ 新潟大学 工学部 スマート・ドミトリー
https://www.eng.niigatau.ac.jp/~sumadomi/dormitory/dormitory_09.htmll
Twitter【新潟大学スマート・ドミトリー】 スマートDESIGNーi
https://twitter.com/smart_design_i
Instagram【新潟大学スマート・ドミトリー】 スマートDESIGNーi
https://www.instagram.com/niigatauniv_design.i/




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5.G-DORM最新情報
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●G-DORM学生交流プログラム2023オンライン(春)が修了!

2月20日から開始された春休み期間中の「G-DORMハイブリッド国際共修プログラム」は,カンボジア,ラオス,タイ,ベトナム,そして新潟の5か国の学生計22名が,所定の活動を修め,3月3日に終了しました。このプログラムでは,新潟県内3企業(株式会社コメリさん,株式会社田中衡機工業所さん,ダイヤゼブラ電機株式会社さん)のご協力を得て実施しました。期間中は,グループワークと進捗報告の発表を繰り返し,3月2日にはフォーラム・最終発表会を開催しました。メコン地域のG-DORM連携大学や連携企業からもZoomやYOUTUBEを通してフォーラムに参加し,大変実りあるフォーラムとなりました。翌日の3月3日の最終日には振り返りワークショップを行い,本プロプログラムを通して得られた学びについて認識を高めました。今回のプログラムにご協力くださった皆様に御礼申し上げます。 (写真は,最終発表会終了後のハイブリッドでの記念撮影)



●G-DORM学生交流プログラムFY2022(春休み短期派遣)の実施!!

G-DORMでは,中期派遣プログラムに続き,春休みの短期派遣プログラムも再開させました。この短期派遣は,2学期間の英語による専門科目を学習する「国際工学特論」と組み合わせた,ブレンド型の国際交流プログラムです。短期派遣参加学生は,3月9日にタイに向けて日本を出国し,JICA事業視察,現地企業訪問,チュラロンコン大学での研究体験活動を経て,3月19日に帰国しました。帰国後に,帰国報告会および振り返りワークショップを経て,所定の活動を修了しました。振り返りの際,参加学生からは,「異文化環境での体験活動を通して適応力がついた」「自分の専門知識を活用することで途上国の課題解決に役立てることが分かった。将来はそのような仕事をしたい」といったコメント得ており,短期間ながらも,タイへの渡航が各々の学びにつながる充実したものになったことが伺えました。 (写真は,タイの熱処理工場への企業訪問)


●G-DORM学生交流プログラムFY2022(春休み中期派遣)参加学生の帰国!!

G-DORMのコロナ後初の海外渡航型プログラムとして2月20日に再開した,春休み中期派遣プログラムの参加学生6名(タイ・チュラロンコン大学3名,ベトナム・ハノイ工科大学3名)は,所定の活動を終え,3月29日に帰国しました。留学期間中は,前半は各大学での研究室体験活動を,後半は現地企業でのグループワークインターンシップに取り組みました。休日は,観光を通した異文化体験を楽しんだようです。中には,「楽しくてずっと滞在したい!」と言っていた学生も・・・。実り多き日々を過ごして,帰国しました。本学の学生の皆さん,参加学生の帰国報告会や,経験談を共有する機会を設ける予定ですので,ご関心のある方は,是非お話を聞きに来て,今年度のG-DORM派遣プログラムにチャンレンジしてください! (写真は,ベトナムでのインターンシップにおける課題解決の議論)


【G-DORMの活動報告等について】

G-DORMでは,下記ホームページおよびSNSを運用中です。ホームページでは,インターンシップ協力企業の紹介や,参加学生の声を紹介しています。Facebookでは、活動写真を多数掲載しています。Instagramは“中の人”がゆるーく更新中!是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/
Instagram:https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/
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2022年度 メールマガジン


2022年度 2月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第21号( 2023年 2月発行 )

ドミトリー型教育では1年生からものづくりや本格的な研究に携わることができます。このプロジェクトは工学部が100年にわたり培った“工学力”の土壌で、学生が自らの力で知識、技術、経験などの栄養分を吸収しながら、自分だけの花を咲かせてもらう活動です。決して促成栽培ではなく、研究室に入ってから学べることは、そこで身につければ良いという考えです。最近は小中高校生との協働をはじめ、自治体や地域社会と連携するプロジェクトも増えており、新しい土壌でも栄養分を吸収しています。この春、どんな花を咲かせてくれるのか、今からワクワクドキドキです。リレーコラムも地域連携の経験談ですので、ぜひ2月号もお楽しみください!

目次
1.リレー・コラム 第12回「大学教員はステキなお仕事?」 (工学力教育センター 地域連携部門副部門長 高島徹准教授)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

写真満載です。設定変更でご覧になれます。オプション→個人環境の設定→HTMLの許可 

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1.リレー・コラム  第12回 「 大学教員はステキなお仕事?」
(工学力教育センター 地域連携部門副部門長 高島徹准教授 )
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この時期、学生のみなさんは学期末試験を終え、就職や進学、進級をひかえ、春休みを満喫していることと思います。振り返ると、学生時代の春休みは比較的長期間であるものの、あっという間に過ぎ去ってしまった印象があります。先日、子どもが通学する小学校において、6年生のキャリア教育の授業で、ゲストティーチャーとして、大学教員の仕事について話しをしました。中学校への進学をひかえ、まもなく春休み、どの子も話をしっかり聞いてくれて、質問も活発にありました。ある女の子から「教育や研究を通して、社会貢献をするステキなお仕事ですね。」というコメントをいただきました。正直、びっくりしました。小学生にして、すでに、傾聴力と発信力など、社会人基礎力がしっかり身についているな、と感じました。私自身、教育、研究、社会貢献に関わることができる教員の仕事は日々新たな発見があり、自由な発想で地域や社会のことを考えることができ、とても楽しいです。 卒業後の進路は多様ですが、ぜひ、ワクワクドキドキできる仕事を見つけてほしいと思います。そして、人生100年時代、共にステキな仕事に邁進しましょう!

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2.工学力教育センター最新情報
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●教育・学習成果発表会を開催しました。

2月18日(土)に、100人力ネットワークの方々をお招きし、令和4年の教育・学習成果発表会を開催しました。教育・学習成果発表会は、ものづくりプロジェクト、スマート・ドミトリー、G-DORMの各取り組みを受講している学生の最終発表会になります。学生や教職員の他、100人力ネットワーク、卒業生や企業・地域の方、約200名にご参加いただき、大変有意義な発表会とすることができました。ご参加いただき、誠にありがとうございました。


●ニューズレターVol26を発行しました 工学力教育センターが毎年1回発行しているニュ-ズ-レターVol26が今年度も発行されました。 G-DORMの活動報告や、スマート・ドミトリーのグループ活動の紹介、ものづくりプロジェクトの活躍、 その他TOPICSなどを掲載しております。

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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●非産業用ロボットプロジェクトが模擬大会に出場します

非産業用ロボットプロジェクトが製作しているレスキューロボットですが、3月上旬に神戸市で行われる模擬大会に出場します。感染症対策のため、実質的な活動が制限されているなか、なんとかロボットを製作し、出場までこぎ着けました。模擬大会ではロボットの動作をしっかりと確認し、本大会への重要なステップとしてもらえればと思います。



●CANSATプロジェクトが種子島ロケットコンテストに参加します。

CANSATプロジェクトの複数のチームが3月2日(木)~6日(月)に行われる、種子島ロケットコンテストのCANSAT競技部門に参加します。参加チームの中には、CANSATに携帯電話回線を使用した通信機器を組み込み、インターネットを介して、種子島~新潟間で遠隔自動制御に挑戦するチームもあります。各チームの活躍に期待します。



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4.スマドミ最新情報
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●「キッズ・プロジェクトplusテクノロジー」班 活動紹介 

SDGsに基づく取り残しのない子供たちの環境と持続可能な社会の仕組みについて、テクノロジーを用いて整備することを目的としたプロジェクトです。本年度は子供たちが裸足で安全に遊びまわれる海岸の整備に向けて活動しております。近年、地球温暖化による海面上昇や生態系を破壊するマイクロプラスチックなどが問題とされています。海洋ゴミに関する問題は海浜清掃や海ゴミを利用したアート作品の制作などが行われ、環境問題として関心が高まっています。そこで私たちは子供たちが裸足で歩き回れるような海岸の整備に着目しました。子供と大人が交流できる海の家を作成し、SDGsに基づく取り残しのない子供たちへの教育環境の提供と持続可能な社会の仕組みをテクノロジーを用いて整備することを目的に活動しています。



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5.G-DORM最新情報
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●G-DORM学生交流プログラム(春休み中期派遣)参加学生出発!!

G-DORMでは,コロナ後初の海外渡航型プログラムとして,春休み中期派遣プログラムを実施します。参加学生の皆さんは,渡航留学のため,安全管理や英語などの事前学習を積み重ねてきました。渡航先大学の様子や,文化背景について理解を高めるため,ベトナムへの留学経験学生による説明や,写真のように,現在,新潟大学に留学しているタイ人学生が講師役になって英語で教える勉強会も行いました。そして,2月20日に参加学生3名がタイ・チュラロンコン大学に,また3名がベトナム・ハノイ工科大学に留学するため出国しました。留学中の活動として,前半は各大学での研究室体験活動を,後半は現地企業でのグループワークインターンシップに取り組みます。



●G-DORMハイブリッド国際共修プログラム(春)開始!

なんと上記の中期派遣プログラムの参加学生が出国した2月20日には,春休み期間中の「G-DORMハイブリッド国際共修プログラム」も開始しました。海外からはオンラインでカンボジア,ラオス,タイ,ベトナムの学生が,また新潟からは,日本人学生はもちろんのこと,こちらもカンボジア,ラオス,タイ,ベトナムの正規留学生に加え,前回に引き続き今回もマレーシア及びカメルーン出身の留学生も参加する,国際色豊かな学生の皆さん計22名と取り組んでいます。今回は,株式会社コメリさん,株式会社田中衡機工業所さん,ダイヤゼブラ電機株式会社さんのご協力を得て,「新潟の技術をメコンに展開することでメコンのSDGs課題解決に貢献する」をテーマに,課題解決型の国際オンライン協働学習(COIL)に取り組みます。今回のCOILでは, 初のチャレンジでVoicePingという2Dメタバースを利用し,アバターによる交流も取り入れ,より臨場感のあるバーチャル交流とし,かつ,AIによる自動文字起こし機能も活用したコミュニケーションサポートも導入したオンライン教育環境を構築しました。オンライン講演会場ではリアクションのアイコンを示すことで場を盛り上げたり,オンラインディスカッションでは顔と共有画面を見せながら,AIの文字起こしも活用したりして,国や母国語も異なる中で共同作業を活発に行っています。Facebookやインスタグラムで報告していますので,ぜひご注目ください!


【G-DORMの活動報告等について】

G-DORMでは、下記ホームページおよびSNSを運用中です。ホームページでは、インターンシップ協力企業の紹介や、参加学生の声を紹介しています。Facebookでは、活動写真を掲載しています。2021年10月からはInstagramも開始しました!是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/
Instagram:https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/
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2022年度 12月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第20号( 2022年 12月発行 )

TVの全国放送でも新潟県内の大雪情報が頻繁に報道されていますが、自然の奥深さには本当に驚嘆しかありませんね。 世界発で人工雪を作製したことで知られる中谷宇吉郎氏は、雪の結晶構造から上空の温度や湿度がわかることを明らかにした際、その思いがけない関係を「雪は天からの便り」と表現しています。ドミトリー型教育の特長は、分野と学年を越えた学生が集う場で、同僚の思いがけない意見から多くを学べる点です。さらには、全体報告会や成果報告会で、分野を越えたテーマの学生や専門家と意見交換できるのも魅力です。このような意外な組み合わせから発明・発見が生まれることを”セレンディピティ”といいます。センター活動での”セレンディピティ”で新しいアイデアのクリスマスプレゼントを授かったり、初夢が生まれたら最高ですね!小浦方先生のリレーコラムも夢についてのお話しです。ぜひ20号もお楽しみください!

目次
1.リレー・コラム 第11回「努力すれば必ず夢は叶う?」 (工学力教育センター 地域連携部門部門長 小浦方格准教授)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

写真満載です。設定変更でご覧になれます。オプション→個人環境の設定→HTMLの許可 

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1.リレー・コラム 第11回 「努力すれば必ず夢は叶う?」
(工学力教育センター 地域連携部門部門長 小浦方格准教授)
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努力すれば必ず夢は叶う? いえ、ほとんどの夢は叶えられずに終わります。「努力すれば夢は必ず叶う」というのは、夢を叶えられた一部のトップランナーだけが言えることで、同じことを陸上競技者だった為末大さんも仰っています。安易に「夢は必ず叶う」などと若者に言うのは、大人として極めて無責任だというのが私の考えです。では、夢を叶えられなかった人間は「負け組」なのでしょうか。人生の落伍者なのでしょうか。 先日、車でラジオを聞いていたところ、山崎バニラさんが出演していました。山崎さんは活動弁士、女優・声優としてご活躍ですが、大学ではスペイン語を学び、その経験もあって現在はNHKラジオ講座「まいにちスペイン語」の一部を担当されています。さて、山崎さんの夢って何だったのでしょう。山崎さんは、「人生、本当に何が役に立つかわかりませんね。『芸は身を助く』と言いますか。」と、ご自身のスペイン語学習、スペイン留学の経験を笑っていらっしゃいましたが、そのとおりだと思います。一つの夢をずっと追い続けても、人生の中で次々と夢が変わっていっても、その夢を追うための日々の地道な努力は、その後の人生で必ず何かの糧になるはずです。 今、ものづくりプロジェクトやスマドミ、もちろん学部、大学院での研究は、その後の職業に直結はしないかもしれませんが、そこで本気で向き合った経験は決して無駄にはならないと信じています。私のことを言えば、学生時代は機械工学を専攻しながらも妙な本ばかり読んでいました。アルビン・トフラー、カレル von ウォルフレン、ビル・エモット、エズラ・ヴォーゲルetc. 人生は本当に何が起こるか分かりません。この頃に読んだこれらの書籍は、30年後である「現在の」私の専門領域に深く関わることになりました。え?じゃあ、お前の夢は何だったのか、ですって?私の夢は夢のままで終わると思いますが・・・(笑)

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2.工学力教育センター最新情報
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●ものづくりアイディア展in富山に、ものづくりプロジェクト、スマート・ドミトリーの学生が参加しました

学生ものづくりアイディア展とは、新潟大学・富山大学・長崎大学で行われているものづくり教育の成果発表の場として、 3大学が制作した作品を持ち寄りプレゼンし合う、3大学共同開催のコンテストです。今年度は富山大学で行われ、ものづくりプロジェクトからは「非産業用ロボットプロジェクト」と「音響工学プロジェクト」、スマート・ドミトリーからは「場を読むネットワークシステムの構築」「データ駆動イノベーション」の合計4チームが出展しました。「データ駆動イノベーション」班が出展した「かんたん利用規約アプリ」が優秀賞に輝きました。詳しくは以下のURLをご覧ください。

https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/monodukuri/idea/idea_20.html
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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●理科実験教材開発プロジェクトが「科学技術へのいざない」に参加しました

理科実験教材開発プロジェクトが2022年10月29日~30日に、福島県郡山市で行われた「科学技術へのいざない」に出展しました。「科学技術へのいざない」とは小中学生・高校生、保護者などを対象に、科学技術の成果や工夫の楽しさを共感できる場として、毎年開催されているものです。理科実験教材開発プロジェクトは、「暗くなると光るライト」というテーマで、キット化された教材をもちいて工作体験を行いました。暗幕を用いたトンネルを用意し、その場で実験できるように工夫しました。来場者に好評だったようです。



●情報セキュリティプロジェクトが SECCON CTF 2022に出場しました

情報セキュリティプロジェクトが2022年11月12日~13日にオンラインで行われたSECCON CTF 2022の予選に出場しました。SECCONとは、情報セキュリティをテーマに様々な問題が出題される、日本最大規模の大会になります。情報セキュリティPJは129ptを獲得し、726チーム中238位という結果でした。

●各プロジェクト間で「技術の教え合い」を行っています

ものづくりプロジェクト内で活動している各プロジェクト間で、「技術を教え合う」活動を行っています。2022年12月まで、ロボコンプロジェクトの学生がCANSATプロジェクトの学生に対して「様々な場面におけるトルク/回転数計算とモータの選定」、CANSATプロジェクトの学生が学生フォーミュラプロジェクトの学生に対して「9軸センサの使い方」、CANSATプロジェクトの学生が音響工学プロジェクト、非産業用ロボットプロジェクトの学生に「回路設計CADの使い方と基板発注方法」というテーマで講義を行いました。各プロジェクトで開発した技術が他のプロジェクトで用いられることにより、ものづくりプロジェ クト全体のレベルアップが図られました。



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4.スマドミ最新情報
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●「ICTビジネスアイデアコンテスト2022 in 新潟」で各種の賞を受賞しました

11月23日に新潟市のStartup Niigata at PLAKA(SN@P)で開催された「ICTビジネスアイデアコンテスト2022 in 新潟(『えちご想発xTECH』)」 の最終審査発表会において、工学部から参加した2チームが優秀賞、奨励賞を受賞しました。本コンテストは、ICT(情報通信技術)の未来を担う人材の発掘・育成を支援するとともに、地域に新たな価値を創造することで、 経済の活性化、様々な課題の解決に貢献するようなアイデアと技術・サービスを競う場と開催されたもので、 26件の応募があった中で書類審査により絞られた7件が最終審査発表会に臨みました。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/news/top.html



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5.G-DORM最新情報
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●日本工学教育協会JSEE 2022 Annual Conference International Session Awardを受賞!

2022年9月8日に開催された日本工学教育協会第70回年次大会・工学教育研究講演会国際セッション(オンライン開催)において,工学力教育センター協力教員である若林悦子助教らが発表した論文が,“JSEE 2022 Annual Conference International Session Award”を受賞しました。受賞論文は,燕市の「公益社団法人つばめいと」と本学工学部の「大学の世界展開力強化事業G-DORMプロジェクト」 が共同で実施した国際グループワーク・インターンシップの事例を通じ,大学と企業とが協働で行う産学連携課題解決型インターンシップにおけるコーディネート機能が教育面での有効性のみならず,中小企業経営と地域社会にもインパクトを与えることを明らかにしました。特に,大学外部の組織が,大学と企業双方が納得できるインターンシッププログラムを,個々のケースに応じてテーラーメイドで開発するためのプロセスとその要点を示したものです。 G-DORMの教育プログラムの実践を基にした工学教育研究に関しては,昨年度も日本工学教育協会のJSEE 2021 Annual Conference International Session Awardを受賞しており,前回から2年連続の受賞となりました。

論文掲載サイト
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jseeen/2022/0/2022_14/_article
新潟大学公式ウェブサイトでの受賞報告記事
https://www.niigata-u.ac.jp/news/2022/291983/


●【週刊文教ニュース】にてG-DORMハイブリッド国際共修プログラムが紹介!

令和4年10月24日発行の【週刊文教ニュース】にて,同紙で連載されている,JSTさくらサイエンスプログラムの活動レポート「友情と感激」に,8月19日から31日まで実施した「G-DORMハイブリッド国際共修プログラム」の報告を掲載して頂きました。掲載記事は,JSTさくらサイエンスプログラムのFacebookページ(下記URL)よりご覧頂けます。

https://www.facebook.com/sspjapan/posts/545012537628040


●G-DORM春休みプログラム実施に向けて準備中!
G-DORMでは,春休みに,中期派遣,短期派遣,そして国際共修ハイブリッドプログラムの3つのプログラムを実施します。今は,これらのプログラム開始に向けての準備期間。特に,中期派遣及び短期派遣では,コロナ後の初の海外渡航型プログラムです。参加学生の皆さんは,渡航留学のため,安全管理や英語などの事前学習を進めています。本ルマガでも,これらのプログラムの実施状況を報告しますので,楽しみにしていてください!

【G-DORMの活動報告等について】

G-DORMでは、下記ホームページおよびSNSを運用中です。ホームページでは、インターンシップ協力企業の紹介や、参加学生の声を紹介しています。Facebookでは、活動写真を掲載しています。2021年10月からはInstagramも開始しました!是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/
Instagram:https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/
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次号もお楽しみに!




2022年度 10月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第19号( 2022年 10月発行 )

10月からのNHK・連続テレビ小説は、「舞いあがれ!」というタイトルで、”向かい風を受けてこそ、高く飛べる!”と、空を見上げて飛ぶことをあきらめない工学女子が主人公のようですね。センター学生も能代宇宙イベントでロケットや缶サットを天高く舞い上げています!また、学生フォーミュラ大会をはじめ、ロボコンや佐渡島イベントでも、それぞれのプロジェクト学生が、走り回っています。その活躍ぶりを記事にしていますので、ぜひご覧ください。リレーコラムは国際教育部門長の馬場先生が、渡航制限という向かい風を受け続けたG-DORMの奮闘と実渡航のテイクオフまでをまとめた内容になっています。G-DORM学生の頑張っている様子も満載ですので、10月号もぜひお楽しみください!

目次
1.リレー・コラム 第10回「ようやく渡航制限大幅緩和」 (工学力教育センター 国際教育部門部門長 馬場暁教授)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

写真満載です。設定変更でご覧になれます。オプション→個人環境の設定→HTMLの許可 

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1.リレー・コラム 第10回 「ようやく渡航制限大幅緩和」
(工学力教育センター 国際教育部門部門長 馬場暁教授)
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我が国の水際対策が今月から大幅緩和されて、入国上限撤廃・個人旅行も解禁されました。これで今後、留学生・研究者の往来も徐々に進んでいきそうです。自分自身コロナ禍の影響で最後に海外に行ったのが2020年2月の渡航制限直前だったので、かれこれ2年半以上経っており、これほど長期間海外渡航が無いのは研究者になってから初めてです(多くの方がそうであると思います)。20年ほど前のSARSの時は、SARSが流行したシンガポールの大学に在籍しており、マレーシア・ジョホールバルから歩いて入国する際の急設されたサーモグラフィによる体温チェックエリアや、 閑散としていたチャンギ空港チェックインカウンターの様子が思い起こされますが、当時はそれほど厳格な渡航制限が無く、それも半年ほどで流行が収束したために(色々小さな(?)影響はありましたが)それ程大きな不便は感じませんでした。今回は2年半以上も厳格な渡航制限があったため、いま在籍している多くの学生の皆さんにとっては、大学に入ってようやく初めて海外渡航を経験できる状況になってきていることかと思います。とはいえ、これまでコロナ禍の中にあっても、G-DORMなどでの新たなオンライン留学プログラムに参加して積極的に国際経験を身に付けようと頑張っている学生の皆さんも多く見てきており、デジタルネイティブ世代の新たな国際交流ツールが生まれてきているとも感じています。このコラムを書いている時は、今年度末にようやく実渡航で行われる予定のG-DORMプログラムの参加者募集が行われているところで、これまでのオンラインプログラムに比べても多くの学生諸君が実渡航プログラムへの参加に興味を持っている状況のようです。これからは、オンラインでの手軽(?)な国際経験と実渡航の両方を活かして多様な国際経験を身に付けた多くの学生の皆さんが、社会に出てワールドワイドに活躍していってくれることと期待しています。

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2.工学力教育センター最新情報
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●工学力教育センター開講科目の後期受講生募集ガイダンスを行いました

10月7日に、工学力教育センター開講科目(ものづくりプロジェクト、スマート・ドミトリー、G-DORM)の後期受講生募集ガイダンスを行いました。教員が講義の概要を説明した後、各プロジェクトの内容を学生が発表して新規受講生を募りました。ものづくりプロジェクトに4名、スマート・ドミトリーに1名の参加者がありました。

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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●学生フォーミュラプロジェクトが学生フォーミュラ日本大会2022に出場し、総合25位、日本自動車工業会会長賞を獲得しました!

9月6日~10日に静岡県掛川市エコパスタジアムで行われた「学生フォーミュラ日本大会2022」に、学生フォーミュラプロジェクトが出場しました。 動的審査を現地で行うのは、2019年以来3年ぶりとなります。日本全国から54チームが参加しました。新潟大学は軽微な修正はあったものの、技術車検やその他の試験に無事合格し、9月8日から行われた各種動的イベントに出場しました。最終種目の「耐久走行」では、終始落ち着いた走りを見せ、2大会連続の完走を成し遂げました。コスト審査やプレゼンテーション審査などの静的審査・動的審査と合わせて、総合25位を獲得しました。また、全ての静的・動的審査に参加し、完遂・完走しているチームに贈られる「日本自動車工業会会長賞」を受賞しました。詳しい内容は以下の記事をご覧ください。

https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/news/top.html





●CANSATプロジェクトが第18回能代宇宙イベントのランバック部門で1位を受賞しました!

8月11日~19日に秋田県能代市で行われた「第18回 能代宇宙イベント」の授賞式がオンラインにて開催されました。屋内・屋外共にランバック部門で1位を受賞、加えてタイプエス賞を受賞しました。 詳しい内容は以下の記事をご覧ください。

https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/news/top.html





●ロボコンプロジェクトがSRC(Summer Robot Contest)で優勝しました!

NHK学生ロボコンで優勝を目指しているロボコンプロジェクトが、9月11日に金沢工業大学で行われた初学者向けロボット大会、SRC(Summer Robot Contest)で準優勝・優勝しました。新潟大学からは3チームが出場し、主に1年生が4月から半年かけて製作したロボットが出場しました。1年生のこれまでの学習の成果が現れました。





●寄附金の申し込みがありました

ものづくりプロジェクトに対して、銀座Mitaクリニックhttps://ginza-mita.com/様、個人様より寄附金申し込みがございました。 ありがとうございました。頂いた寄付金は学生活動のため、有効に使用させていただきます。

工学力教育センターでは、引き続きご寄付頂ける企業様・個人様を募集しています。 詳しくは以下のURLをご覧ください。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/center/cooperation.html
また、寄付金や物品提供を頂いた企業様の情報は、以下のURLに掲載されています。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/monodukuri/top.html#sponcors/

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4.スマドミ最新情報
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●smartDESIGN-iが令和4年佐渡市域学連携地域づくり応援事業に採択されました!

smart DESIGN-i班は2020年から新潟県内をフィールドとし、様々な観点から地域課題解決に取り組んで参りました。昨年度に引き続き、令和4年佐渡市域学連携地域づくり応援事業補助金の採択・交付が決定しました!今後は佐渡島における農業の実証実験や地域のお祭りに参加し、地域社会課題解決に向けて活動を進めていきます!また新潟大学附属長岡中学校で行われている社会人基礎力や地域課題解決人材育成を目指す授業「そうせい」にも力を入れていきます!


Webページ 新潟大学 工学部 スマート・ドミトリー
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~sumadomi/dormitory/dormitory_09.html
Twitter【新潟大学スマート・ドミトリー】 スマートDESIGNーi
https://twitter.com/smart_design_i
Instagram【新潟大学スマート・ドミトリー】 スマートDESIGNーi
https://www.instagram.com/niigatauniv_design.i/


●下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発班がサツマイモを収穫しました

下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発班が大学内の実験圃場にてサツマイモ234Kgを収穫しました。肥料の種類では収量は変わらなかったようです。回収りんも副生成肥料として同様の収量を期待し用いることができるという結果だと思います。詳しくは、月例報告で報告します。



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5.G-DORM最新情報
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●G-DORMハイブリッド国際共修プログラム2022(夏)が修了!

8月19日から開始した「G-DORMハイブリッド国際共修プログラム2022(夏)」は,参加学生計21名が,所定の活動を修め,8月31日に修了しました。既報のとおり,公益社団法人つばめいとさんの仲介で,シンワ測定株式会社さん及び富士通フロンテック株式会社さんのご協力を得て,「燕の技術をメコンに展開することでメコンのSDGs課題解決に貢献する」をテーマに,課題解決型の国際オンライン協働学習(COIL)に取り組みました。8月30日にはフォーラム・最終発表会を開催しました。メコン地域のG-DORM連携大学や連携企業からもZoomやYouTubeを通してフォーラムに参加いただき,本プログラムの成果発表を見守りました。学生達は前日の発表練習を踏まえ,より精査した内容で素晴らしい発表を行いました。活動の様子は,Facebookやインスタグラ ムで報告していますので,ぜひご注目ください! (※本プログラムはJSTさくらサイエンスプログラム採択事業及び本学学長教育助成採択事業として実施しています。)

●G-DORM国際連携運営委員会(2022夏)の開催

「G-DORMハイブリッド国際共修プログラム2022(夏)」の終了日(8月31日)の夕方からは,連携5大学(王立プノンペン大学,ラオス国立大学,チュラロンコン大学,ハノイ工科大学,新潟大学)の教職員により,G-DORM国際連携運営委員会をオンラインで開催しました。2022年度後半の実施計画の修正について新型コロナウイルス(COVID-19)の状況を踏まえて協議しました。特に,下述のように,新潟大学から連携大学への海外渡航を伴う派遣プログラムの実施について協議し,その実現に向けて準備を進めることになりました。また,次年度の計画についても意見交換しました。G-DORMは今後も発展的に継続させることを確認した委員会となりました。皆さんにおかれましても,今後のG-DORMにご関心をお持ちいただき,またご協力・応援して頂きたく,お願いします。





●第70回工学教育研究講演会・国際セッション(日本工学教育協会)での発表
年に1度の工学教育に焦点を当てた学会である,第70回工学教育研究講演会・国際セッション(日本工学教育協会)が9月7日~9日に開催され,G-DORMの実践経験から得た工学教育に関する知見について発表しました。今回は,日本語発表となる工学教育研究講演会では,G-DORM担当教員の上田和孝(准教授)がCOILの改善をテーマに,また,英語発表となる国際セッションでは,(公社)つばめいと事務局長を兼任する若林悦子(助教)がG-DORMを事例にインターンシップ受入のコーディネートの効果をテーマに1件,上田和孝(准教授)がG-DORMのCOILの教育効果をテーマに1件,発表しました。国内外で国際PBL(課題解決型)インターンシップを実践する高等教育機関・産業界の皆様方に,本学の実践について共有する貴重な機会となりました。

日本工学教育協会Web
https://www.jsee.or.jp/


●令和4年度 大学電気工学教育研究集会プログラムでG-DORMの事例を発表!
9月20日に令和4年度 大学電気系教員協議会による「大学電気工学教育研究集会プログラム」が開催され,G-DORMの国際オンライン協働学習(COIL)の事例を発表しました。本研究集会は,「ポストコロナ時代に向けた教育実施状況について」をテーマに開催され,7大学の事例報告のうちの1 つが本学のG-DORMの事例発表でした。この発表は,7月の「第6回教育士(工学・技術)ワークショップ」においてG-DORMの事例発表を行ったことが契機となり,本研究集会についてご紹介頂き,発表に至りました。ポストコロナのオンラインを活用した工学教育の発展に向けて,大学関係者とデ ィスカッションする非常に良い機会となりました。

令和4年度 大学電気系教員協議会Web 
https://www.cis.sojo-u.ac.jp/~denkyo22/program.html/


●G-DORM燕市合同発表会を開催
9月27日,G-DORM夏プログラムの本学参加学生が燕市を訪問し,日本語を使用言語とする発表会を開催しました。これは,8月31日まで実施したメコン域の大学生とのハイブリッド型国際共修プログラムのフォローアップのために実施したものです。特に,コロナ禍以降,協力企業の皆様方への発表はオンラインのみとなっていたため,改めて訪問し,対面で発表会を行い,かつ写真のように懇親する時間をつくることで,発表だけでは伝わらない,双方の意見や考えを知る機会を設けたものです。本学学生にとっても,日本語での発表・質疑応答の時間を設けることで,企業スタッフの方々に対して,学生 の提案内容をより具体的に伝え,フィードバックが得られる良い機会となりました。




●G-DORM春休みの短期・中期派遣参加募集開始!
盛りだくさんの今次のG-DORMの活動報告はこれが最後。そして,特に,学生の皆さんには,重要な朗報! G-DORMでは,今年度の春休み期間に,(1)短期派遣(2学期の英語講義履修と組合せ),(2)中期派遣,そして(3)オンラインの3つのプログラムを実施します。このうち,(1)短期派遣と,(2)中期派遣の参加募集を10月から開始しました。短期派遣は,「2学期に英語で行われるアクティブラーニングを含む講義科目(国際工学特論)」と「春休みの10日間の派遣」を組み合わせた初のブレンド型プログラムで,派遣先のタイ・チュラロンコン大学では,研究室訪問を通じた,現地学生との交流・討論等を行うものです。中期派遣は,企業等の協力による課題解決型のインターンシップを含むプログラムで,派遣先はタイ・チュラロンコン大学もしくはベトナム・ハノイ工科大学です。キャリアビジョン形成にも役立つプログラムとなっています。本メルマガが届くころには,短期および中期派遣プログラムの参加募集は締め切っている可能性もありますが,ご関心のある方は,ぜひお問合せ先に記載のG-DORMのメールアドレスにご連絡ください。オンラインプログラムの参加募集は11月に行う予定です。こちらもぜひ着目してください!



【G-DORMの活動報告等について】

G-DORMでは、下記ホームページおよびSNSを運用中です。ホームページでは、インターンシップ協力企業の紹介や、参加学生の声を紹介しています。Facebookでは、活動写真を掲載しています。2021年10月からはInstagramも開始しました!是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/
Instagram:https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/
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メルマガ第19号、お楽しみいただけましたでしょうか?
次号もお楽しみに!




2022年度 9月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第18号( 2022年 9月発行 )

工学力教育センターでは様々なコロナ対策を講じて、部屋の人数制限をはじめ、DXを活用した 遠隔でのものづくりなど、様々な工夫をして取り組んでいます。それでも、ゼロコロナは困難で、 コロナ感染の拡大はセンターの活動にも大きな影響を与えています。本メールマガジンも配信が 遅れてしまい、楽しみにされていた方、本当に申し訳ありません。
「真夏の夜の夢」「ロミオとジュリエット」などの名作で知られるウイリアム・シェイクスピア は「十二夜」という作品で、”備えよ、たとえ今ではなくてもチャンスはいつかやって来る”とい う名言を残しています。今こそ、かみしめたい言葉ですね。チャンスに備えて、プロジェクトに 取り組んでいる学生達の頑張りをぜひお楽しみください。 管野政明先生のリレーコラム「真夏の夜の悪夢に思う」も必読です!

目次
1.リレー・コラム 第9回 「真夏の夜の悪夢に思う」 (工学力教育センター 研究プロジェクト部門 管野政明准教授)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

写真満載です。設定変更でご覧になれます。オプション→個人環境の設定→HTMLの許可 

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1.リレー・コラム 第9回 「真夏の夜の悪夢に思う」
(工学力教育センター 研究プロジェクト部門 管野政明准教授)
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3年ぶりの対面でのオープンキャンパス。コロナ禍で入場者数も大幅に制限されてはいるものの、大学ってどんなとこ?興味津々顔の高校生が訪れてくれるのを見るのはうれしい限り。でも、それよりうれしいのは、生き生きした顔で自分たちの取り組みを高校生に説明するスマドミ・ものづくりに参加の学生の姿を目の当たりにできること。普段でも主体的に課題に取り組んでいるのには感心しているが、半年前までは高校生だった1年生までもが、お兄さん・お姉さん顔で説明している姿を見ると、短期間がら急速に成長しているなぁと感服する。ここで得られた自信・問題意識がこれからの活動の糧となり、更なる成果として実を結ぶ様子が目に浮かぶ....というような文章を書くつもりでコラムの執筆を引き受けたものの、これまでとは比較にならないほどの大きな第7波により対面でのオープンキャンパスの中止、真夏の夜の夢となってしまいましたとさ。

自分でも授業をしていて感じるのは、人に教えるということが一番の学習である、ということである。特に、スマドミ・ものづくりのように、教科書に書いてあることを理解すればよいというものではない活動のことを説明するとなると、何を目標に、何のために行っているのか、制約は、など自分たちが取り組んでいる課題を真剣に見つめ直すことにつながり、今年度の後半の活動を考える際のよい刺激となりえた。通常の活動が影響を受けているのは言うまでもない。学生たちが成長する機会が奪われている状況は見るに忍びない。今まで通りの活動に制限がかかっているが、コロナ禍で固定観念も揺さぶられている。今まで人類が培ってきた英知を習得する座学の重要性は失われていないが、その教授法は必ずしも今まで同様である必要はないかもしれない。実際、第2タームに行った微分積分の授業は、対面で始めたものの第7波のため途中からハイブリッド(対面+オンデマンド動画配信)に変更したが、そこから対面授業への参加者は減少の一途をたどり、授業評価アンケートでもオンライン授業のメリットを指摘する声も少なからずあった(対面を希望する声はなかったのに....)。今までのやり方が正しいというのは、昭和の時代の人間である教員の勝手な思い込み?

苦労・不都合はあるものの思いがけない気付きを与えてもらい、局所最適解に留まっていたものがもっと別の最適解を探すきっかけになっていることを期待する。学生たちも、我々が気がつかないうちに別の方法で実は成長していた、となることを望む。若い世代はコロナ禍を乗り越え進化を遂げ、これからの環境により適応した存在となっていることを祈りつつ筆を擱きたい。まずは、この悪夢から一刻も早く醒めて...

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2.工学力教育センター最新情報
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●オープンキャンパスに参加しました

8月9日~10日の日程で、新潟大学のオープンキャンパス2022が開催されました。今年度も新型コロナウィルス感染症が直前に全国的に拡大したことから、オンラインで行われました。工学力教育センターのものづくりプロジェクト、スマート・ドミトリーの各班は、オリジナルの動画を製作して参加しました。

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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●学生フォーミュラPJが大会に向けて試走を行っています!

今年度の「学生フォーミュラ日本大会2022」は9月6日(火)~10日(土) の5日間の日程で、3年ぶりの現地開催(静岡県掛川市)となります。日本大会に向け、新潟大学学生フォーミュラPJが製作した車両も最終のテスト段階に入り、試走を行っています。試走では、車両の動作確認やドライバー育成などを行っています。

新潟大学学生フォーミュラプロジェクト http://www.eng.niigata-u.ac.jp/~next-fp/
学生フォーミュラ日本大会2022 https://www.jsae.or.jp/formula/jp/



●「リフレッシュ理科教室」の中で、工学力教育センターを見学して頂きました

応用物理学会北陸・信越支部主催「リフレッシュ理科教室」の中で、小中学校の先生方15名ほどに、工学力教育センターを見学して頂きました。工学力教育センターで行っている「ものづくりプロジェクト」を中心に、センターで行っている教育プログラムを説明し、設備などを見学してもらいました。 参加した先生方からは「学生が自主的に活動できる場が整っており、素晴らしい」「新潟大学への進学を勧めたくなった」などの感想を頂き、好評でした。




●CANSATプロジェクトが第18回能代宇宙イベントに参加しました!

新潟大学CANSATプロジェクトが、8月11日~19日の日程で行われた「第18回能代宇宙イベントに参加しました。新潟大学CANSATプロジェクトからは、ランバック機3体、フライバック機1体、ハイブリットロケット1機がエントリーしました。8月中旬に秋田県全域を襲った大雨の影響で、大会日程の変更や、急遽カンサット競技が屋内で行われるなど、様々なトラブルがありました。そのような状況でも、ロケットの打ち上げ成功やランバック機が0mゴールを達成するなど、成果が上がりました。

新潟大学CANSATプロジェクト https://cansat-niigata.github.io/
第18回能代宇宙イベント http://www.noshiro-space-event.org/






●理科実験教材開発PJが理科実験教室を開催しました

理科実験教材開発プロジェクトが8月24日に、新潟市内の小学校で、理科実験教室を開催しました。理科実験教材開発プロジェクトが開発した「暗くなると光るライトキット」を教材として使用しました。作ったライトをすぐ使えるように塩ビパイプと暗幕でつくったトンネルも用意しました。子供たちが楽しく実験をしてくれました!


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4.スマドミ最新情報
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●下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発班の活動が8月7日の新潟日報まいにちふむふむJに掲載されました

工学力教育センターでは、1年生のうちから 研究活動に参加できるのスマート・ ドミトリープログラムを実施しています。このプログラムは、各研究プロジェクトに1年生のうちから配属させ、先輩や教職員の指導、大学のカリキュラム等で専門科目を学びながら研究を行うのが特徴です。 下水汚泥灰からリンを回収する資源 循環技術の開発班の活動が8月7日の新潟日報まいにちふむふむJに掲載されました。 また、新潟日報教育モアのホームページで紹介されています。下記URLをご覧ください。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/
(お知らせの欄)
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/96966
(新潟日報リンク)

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5.G-DORM最新情報
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●G-DORMハイブリッド国際共修プログラム(夏)実施!

8月19日から8月31日の日程で「G-DORMハイブリッド国際共修プログラム」を実施しました。カンボジア,ラオス,タイ,ベトナム,そして新潟の5か国の学生に加え,今回はマレーシア,ミャンマー,カメルーン出身の本学正規留学生も参加して計21名・4グループで取り組みました。公益社団法人つばめいとさんの仲介で,シンワ測定株式会社さん及び富士通フロンテック株式会社さんのご協力を得て,「燕の技術をメコンに展開することでメコンのSDGs課題解決に貢献する」をテーマに,課題解決型の国際オンライン協働学習(COIL)を実施しました。8月30日の最終発表会では,どの学生グループも,オリジナリティあふれる提案を行いました。活動の様子は,Facebookやインスタグラムで報告していますので,ぜひご注目ください! (※本プログラムはJSTさくらサイエンスプログラム採択事業及び本学学長教育助成採択事業として実施しています。)

●教育士(工学・技術)ワークショップでG-DORMの事例を発表!

7月23日に「第6回教育士(工学・技術)ワークショップ」が開催され,G-DORMの国際オンライン協働学習(COIL)の実践について事例発表を行いました。「教育士(工学・技術)」とは,工学教育を専門領域とする学会である日本工学教育協会が設けている資格認定制度です。当日は,G-DORMを含む,4大学からの事例発表の後に,「オンライン授業の経験を踏まえて今後の工学教育を考える-成功例,失敗例の共有-」をテーマに,教育士の間で活発な議論が行われました。工学教育の向上に研鑽する教育士の皆様に,G-DORMの取組を紹介する良い機会となりました。

【G-DORMの活動報告等について】

G-DORMでは、下記ホームページおよびSNSを運用中です。ホームページでは、インターンシップ協力企業の紹介や、参加学生の声を紹介しています。Facebookでは、活動写真を掲載しています。2021年10月からはInstagramも開始しました!是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/
Instagram:https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/
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2022年度 6月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第17号( 2022年 6月発行 )

サッカーのブラジル代表が親善試合としては23年ぶりに来日して、王国のサッカーを見せてくれました。ブラジル、ドイツ、スペインなどのサッカー王国は勝利だけでなく「自分たちスタイルを見せて勝つ」ことが求められます。6月12日に東京で開催されたNHKロボコン、新大チームは常連校のひとつですが、まさに“新大スタイル”を確立して対戦していたのが印象的でした。活動は授業の一環ですので、講義で学んだことやチームで蓄積した基礎技術を部器にして、策に溺れることなく、最大限のパフォーマンスを披露するにはどうすればいいかを突き詰めていました。この“新大スタイル”をどう育てていけばいいのでしょうか?その大きなヒントが、今月号のリレーコラム、学長教育賞を受賞したG-DORMの活動にもあるように思います。学生の活動はもちろんですが、教員の思いも満載の今月号をぜひお楽しみください!

目次
1.リレー・コラム 第8回 「ものづくりと加工」 (工学力教育センター 副センター長 佐々木朋裕)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

写真満載です。設定変更でご覧になれます。オプション→個人環境の設定→HTMLの許可 

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1.リレー・コラム 第8回 「ものづくりと加工」
(工学力教育センター 副センター長 佐々木朋裕)
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私も研究分野の性質上、実験装置や生産機械の設計に少なからず関わっています。その中で、研究室の学生が描いた図面に対していろいろと疑問を投げかけることがあります。たとえば、「どうやってその形に加工するの?」、「どうしてもその形にしなければならないの?」、「その形を作ることができたとして...その労力、時間、お金に見合う性能があるの?」など、つまりは加工法に関する疑問です。「どうやってつくるのか」を熟知した上で設計することは意外と難しいと感じます。工学力センターで活動する学生の皆さんは、創造工房に行けば旋盤やフライス盤、放電加工機など様々な工作機械が使えますし、センターにはアーク溶接機や3Dプリンタもあり、恵まれた環境です。実際に加工機を動かして何度も部品を製作したことがある人と、そうでない人とでは設計力に大きな差があると断言できます。私が学生の頃には(それほど昔のことでは無いと信じていますが)、内部に空洞があるような機械加工で製作できない部品の図面を描くと、研究室の教員や技術職員の人に叱られました。しかし,最近では3Dプリンタを使えば製作できるものもあります。上の話と矛盾するようですが、加工技術の限界にとらわれず、自由な発想でこれまでに無いものを生み出すことが必要な時代です。一方で、簡単な形状をわざわざ3Dプリンタで作る意味はあるか、精度は充分か、3Dプリンタ以外の方法であれば別の材料が使えるのでは、など依然として加工法について考えることは多くあります。加工法が変われば設計すべきものの形も変わってくるのです。話がまとまりませんが、何かをつくるとき、「どうやってつくるのか」を意識して設計することをお勧めしたく話題提供しました。

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2.工学力教育センター最新情報
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●株式会社CuboRex 代表取締役寺嶋瑞仁氏 特別講演・懇談会に参加しました

5月31日(火)工学部102講義室で、協創経営プログラムにて開催された、株式会社CuboRex代表取締役寺嶋瑞仁氏 特別講演、演題『趣味のものづくりが気づいたら不整地産業に貢献していた件について』センターの学生・教職員も参加致しました。講演会終了後、寺嶋氏をお招きして、センターの学生・教職員の希望者を対象に懇親会&質問会を開催致しました。プロジェクトの進め方や製作のアドバイス等、様々なお話をお伺いする事ができました。この場を借りて御礼申し上げます。

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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●ロボコンプロジェクトがNHK学生ロボコン大会2022に出場し、決勝トーナメント進出(ベスト6)特別賞を受賞しました

6月12日(日)に大田区総合体育館(東京都)で行われた「NHK学生ロボコン2022」に工学部附属工学力教育センター開講科目「ものづくりプロジェクト」 で活動しているロボコンプロジェクト(科学技術研究部)が出場しました。3年ぶりに有観客での開催となりました。2022年の競技課題は、インドの人々が昔から慣れ親しんできた遊び「ラゴリ」という屋外ゲームをモチーフとされました。予選リーグでは京都工芸繊維大学との2度対戦し、一勝一敗となったものの、得点差で決勝トーナメント進出(ベスト6)を果たしました。 決勝トーナメントに進出するのは2年連続となります。決勝トーナメントでは今年の優勝校である豊橋技術科学大学に敗れはしたものの、 ディスクを機体の内部に設けられた仕切りに収納し、一気に積むというアイディアが評価され、トヨタ自動車株式会社様より特別賞を頂きました。 この模様はYoutube
(アーカイブ:https://www.youtube.com/watch? v=juYlfcXIgFk&list=RDCMUCHaI7UN2G4BGKv46QnW40Rw
)で配信されたほか、 7月18日(月)(海の日)午前11時から、NHK総合テレビで放送予定です。 詳しくは以下をご覧ください。
https://www.niigata-u.ac.jp/campus/shindaisei/2022/174470/





●CANSATプロジェクトがロケット燃焼実験を行いました

CANSATプロジェクトのロケット班が、千葉県鋸南町において、他大学と協力してハイブリッドロケットのエンジン燃焼実験を行いました。出力などのデータを取り、今夏に開催予定の「能代宇宙イベント」において、ロケット打ち上げを目指します。
   


●情報セキュリティPJがSECCON beginners CTF 2022に出場しました

情報セキュリティPJが6月4日~6月5日にかけて行われた、SECCON Beginners CTF 2022に出場し891チーム中153位という成績を残しました。CTF(Capture The Flag)とは、情報セキュリティの分野で専門知識や技術を駆使して、隠されているFlag(答え)を見つけ出し、時間内に獲得した合計点数を競う競技の事を言います。今年は出題された問題をより多く解くことができるようになり、去年の271位という結果と比べ順位を伸ばしました。

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4.スマドミ最新情報
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●スマート・ドミトリー本格的に研究活動を開始

スマート・ドミトリーでは、5月末に新メンバー5名を加え、50人体制で本格的に研究活動を開始しました。 Webオープンキャンパス2022の新作動画を5つの班で現在作成中です。班のメンバーも入れ替わり新感覚の動画を公開予定です。

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5.G-DORM最新情報
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●G-DORM学生交流プログラム2022オンライン(夏)募集開始!

2022年度のG-DORMが始動します!第1弾は夏プログラム。8月19日~31日の日程で,公益社団法人つばめいと及び燕市内企業との連携で、課題解決型の国際オンライン協働学習(COIL)形式で実施します。今回のテーマは「燕の技術をメコンに展開することでメコンのSDGs課題解決に貢献する」。本学の学生は燕市の企業訪問も行い,対面+オンラインのブレンド型インターンシップで課題解決提案に取り組む予定です。6月末締切で参加者を募集します。

●G-DORMプロジェクトが令和3年度学長教育賞を受賞!!

G-DORMプロジェクトが令和3年度学長教育賞を受賞し、6月10日に授与式が執り行われました。受賞理由は,第一に、国際オンライン協働学習(COIL)において、先行して実施した同期型スタイルの改善策としてオンデマンド型を導入した反転学習や非同期型のオンライン授業を組み合わせ,学生にとっての取り組みやすさを増大する工夫を取り入れる等、汎用性の高いグローバル教育の実践に取り組んだこと。第二に、学習活動にとどまらず、日本工学教育協会での発表等、効果的に成果発信を実施していることでした。この受賞は,ひとえに,G-DORMプロジェクト開始からご協力下さった企業の皆様,実施運営に協力下さった教職員の皆様、オンラインでの企業連携での国際共修による課題解決提案という難しい課題に果敢に取り組んだ学生の皆さんのご協力・ご努力の賜物と感謝申し上げます。今後,G-DORMの教育プログラムを一層進化させるべく、引き続き,ご支援・ご指導をどうぞ宜しくお願い致します。 授与式に関する本学HP記事は下記URLから。
https://www.niigata-u.ac.jp/news/2022/172794/

【G-DORMの活動報告等について】

G-DORMでは、下記ホームページおよびSNSを運用中です。ホームページでは、インターンシップ協力企業の紹介や、 参加学生の声を紹介しています。Facebookでは、活動写真を掲載しています。10月からInstagramも開始しました! 是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/
Instagram:https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/
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メルマガ第17号、お楽しみいただけましたでしょうか?
次号もお楽しみに!




2022年度 4月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第16号( 2022年 4月発行 )

新学期を迎え、新入生のものづくり活動もスタートしています。これはセンター活動に携わった卒業生全 員の努力のおかげです。コロナ感染が拡大した難しい時期にセンター活動を支えてくれました。トップグラ デュエーツ2名の記事を掲載していますが、この場を借りて、卒業生全員にお礼申し上げます。本当にありがとう! また、グローバルな視点で、思いがけない人、文化、科学技術との出会いを提供してくれているG-DORM ですが、文部科学省「大学の世界展開力強化事業」としての総括を掲載していますので、ぜひ一読願います。 今年度、センターでは「正解はロジック、別解はマジック」をキャッチフレーズに様々な教育活動を進めてま いります。「工学力」は学ぶ力とつくる力の繰り返しで修得できます。学ぶ力では、論理的に考えて正論を導ける能力、つくる力では、思いがけない出会いからマジックのようなステキな別解を探し出せる能力を涵養したいと思っています。

目次
1.リレー・コラム 第7回「リービッヒの最小律」 (工学力教育センター センター長 山内健)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

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1.リレー・コラム 第7回「リービッヒの最小律」
(工学力教育センター センター長 山内健)
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ユストゥス・フォン・リービッヒ氏は19世紀に活躍したドイツの化学者です。化学実験では欠かせない蒸 留装置のリービッヒ冷却管の生みの親です。クロロホルムをはじめ、多くの有機化合物を発見したことで も知られています。意外と思われるかもしれませんが、農芸化学にも大きな貢献をしています。それが、 彼が見出した『リービッヒ最小律』です。植物にはその元素がないと成長しない必須栄養素があり、植物 の生長速度や収量は、必須栄養素のうち、与えられた量のもっとも少ないものに影響されるという論理 です。センターでのものづくり活動では、課題を乗り越えるために必要な要素を探して、その性能を最大 限に発揮するための最適解を探っています。論理的に考察することで、たどり着いた先に正解があること も多々あることでしょう。それでもなかなかロジックで解決できないときには、リービッヒ最小律を思い出し て、『最低限必要な要素は足りているのか』と発想を転換してみましょう。別解にマジックが隠れているかもしれませんよ。

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2.工学力教育センター最新情報
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●2022年度工学力教育センター新規受講ガイダンスを行いました

4月5日、工学力教育センター開講科目(ものづくりプロジェクト、スマート・ドミトリー、G-DORM)の前期 受講生募集のためのガイダンスを行いました。 また、4月11日、12日についても受講希望者向けのガ イダンスを行いました。対面で行うことができ、1年生を中心に、2・3年生の学生も含め、多数の参加があ りました。 工学力教育センターホームページや、学生玄関前のポスター展示などでも募集を呼びかけ、22日現在で、 ものづくりプロジェクトに約50名、スマート・ドミトリーに約25人の新規受講者が加入しました。


●2021年度学内キャリアガイダンスを開催しました

2月22日(火)に20の企業様から参加頂き、工学部講義棟を会場として理工系学生向け学内キャリア ガイダンスを開催しました。 本事業は、新潟県内に拠点を置く製造業やICT関連産業のうち、普段はあ まりその存在を知る機会が少ないながらも、 本学教職員や関係者が特に優良と考える企業にお声がけし、 展示会形式で学生にこれらの企業を知ってもらうことを目的としたものです。 単に就職活動の一環として ではなく、キャリアプラン形成の中で自分自身の可能性を広げることで、 今後の学内外での学習に対する モチベーションアップを期待するものです。

https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/news/top.html

●工学部FD「工学部で簡単にハイフレックス授業を行う方法」を開催しました

新型コロナウイルスの影響で、大学教育でも新しい授業様式が求められています。また、教育のグロー バル化、リカレント教育、 インクルーシブ教育など教育機会の多様化に対応して、高等教育の場を提供 していくことは、これからの時代に求められる大学の使命でもあります。 このようなニューノーマル時代に デジタルトランスフォーメーション(DX)を活用したハイフレックス授業は、とても有効な教育手段と考えられ ます。 そこで工学力教育センターでは、「工学部で簡単にハイフレックス授業を行う方法」と題したFDを開催 しました。その動画を以下のURLで公開しておりますので是非ご覧ください。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/news/top.html

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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●ロボコンプロジェクトが部内大会を行いました

ロボコンプロジェクトが、1年生教育の集大成となる部内大会を行いました。テーマは「玉入れ」。 1年生だ けで製作した機体での勝負を行いました。一部の機体は自動制御で動き、1年生の技術力アップを感じられました。

●CANSATプロジェクトが部内大会(通称”工力杯”)を開催しました

CANSATプロジェクト(NICs)の部内大会、通称”工力杯”を開催しました。課題①がPID制御を用いた直 線走行。課題②が遠隔操作でのスラローム走行、課題③がGPSを用いた自動制御走行です。すべての 課題をクリアするチームもあり、1年間の学習の成果が発揮されていました。
   


●フォーミュラカー製作中です

学生フォーミュラプロジェクトの車両が製作段階に入っています。フレームの溶接や足回りの加工など、 着々と製作・組み立てが進んでいます。6月頃にシェイクダウン・ブレーキ試験の予定です。


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4.スマドミ最新情報
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●令和3年度トップ・グラジュエイツ認定式が行われました

今年度は、スマート・ドミトリーを受講した2名の学生が学業成績、語学力、研究活動に関する受賞要件 を満たし認定を受けました。来年度も数多くの学生がトップ・グラジュエイツ認定を目指して活動頂ければ と思います。おめでとうございました。


●トップ・グラジュエイツ認定を受けた星野由佳さん

(スマドミ:下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発班)からコメントを頂きました! 新型ウイルス禍で思うように活動できない、でも大学生活で広い視野を持ちたいという意欲のある学生の 方に、スマート・ドミトリーへの参加をおすすめします。 スマート・ドミトリーでは自分の専門分野以外の研究活動に携われたり、多様な研究発表を聞けたり、視 野を広げる機会が多くあります。また、グループでの研究活動や発表などを通し、コミュニケーション能力 やプレゼンテーション能力といった、いかなる分野でも必要となるスキルを習得することができます。 私はスマート・ドミトリーの活動を通して学会発表に何度か参加しました。発表時にはスマート・ドミトリー で得たスキルを活かしてプレゼンテーションを行うことができました。普段の学生生活で学会発表をする 機会はほとんどないので、とても貴重な経験でした。 さらに学生生活に及ぼした影響も大きかったと感じます。中々人に会えない状況でしたが、グループの 仲間と同じ目標を掲げて研究活動をすることは、この状況下でとてもかけがえのない時間だったと思い ます。 まだ思うように活動できない期間が続くと思いますが、意欲をもって行動することで大切な仲間と出会い、 成長する機会を得られると思います。

●トップ・グラジュエイツ認定を受けた島村遼史さん

スマドミ:下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発班)からコメントを頂きました! これからの技術者には、専門分野の知識に加えて、コミュニケーション能力や語学力も求められるという ことを学内外問わず聞いたことがあります。スマートドミトリーでは、研究室に配属される前から研究活動 を始めることができます。その活動の一環として、進捗報告会や研究発表を経験することができます。 私は、日本工学教育協会の学会発表を経験しました。英語による発表であったため、専門用語などを含 めた語学力を身につけることができました。また、卒業研究ではスマートドミトリーで得た発表の経験が活 き、あまり緊張することなく発表することができました。4年間の学生生活は長いようで短いですが、自分から動くことでしかできない経験がたくさんあるので、いろいろなことに挑戦していくとよいと思います。

●「長岡での中大連携・文理融合型共同研究による社会課題解決」

(R4スマートドミトリー「スマートDESIGN-i」班の活動紹介) トピックの概要:私たちの班は、離島過疎地域を抱える佐渡島、長岡を研究フィールドに設定し、社会課題 の発見・解決を目指して研究を進めています。今年度は新たに附属長岡中と連携し、中学1年生を対象 に新規科目「そうせい」(総合)の授業を学生が講師役となって実施します。新規受講生も加わり工学、理学、 法学、経済学、教育学等を専攻する約15名の学生による文理融合チームで、中学生と一緒にまちあるき や共創ワークセッションなどで対話を重ね、地域の社会課題の探索・探究を進めます。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~sumadomi/dormitory/dormitory_09.html

附属長岡中でのミーティングの様子(長岡市)

附属長岡中でのミーティングの様子(長岡市)


附属長岡小を視察(長岡市)

附属長岡小を視察(長岡市)
 
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5.G-DORM最新情報
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●G-DORM学生交流プログラム2021オンライン(春)が修了!

2月16日から開始されたG-DORMオンラインプログラム(冬)は,カンボジア,ラオス,タイ,ベトナム,そ して新潟の5か国の学生計29名が,所定の活動を修め,2022年3月2日に終了しました。このプログ ラムでは,新潟県内5企業・1団体のご協力を得て実施しました。期間中は,グループワークと進捗報告 の発表を繰り返し,3月1日にはフォーラム・最終発表会を開催しました。メコン地域のG-DORM連携大 学や連携企業からもZoomやYouTubeを通してフォーラムに参加しました。計80名の参加を得て,大変実りあるフォーラムとなりました。翌日の3月2日の最終日には振り返りワークショップを行い本プロプログラムを通して得られた学びについて認識を高めました。 今回のオンラインインターンシップにご協力くださった皆様に御礼申し上げます。

●G-DORM最終成果報告会(オンラインシンポジウム)を開催!

メコン諸国の連携4大学と「地域創生課題解決能力と融合的視点をもつ理工系グローバル・リーダー人材 の育成」を目指して推進したG-DORM事業が,コロナ禍の影響による1年間の延長を経て,今年度が最終 年度です。この成果を共有し,今後の継続的な活動展開に繋げるため,3月1日10:30~12:00(第1部)及 び3月2日10:30~12:00(第2部)にオンラインシンポジウムを開催しました。第1部では,使用言語を英 語とし,メコン諸国連携4大学を迎え,国際教育の観点から本事業の成果を報告しました。第2部では, 使用言語を日本語とし,インターンシップ受入企業・団体を迎えて,地域協働の観点から本事業を総括しま した。両日とも,経験学生の発表もあり,また,特に,第2部では,公益社団法人つばめいとさん,および, 株式会社田中衡機工業所さんから,G-DORM参加学生受入の効果や今後の期待についてご発表いただ きました。シンポジウムでは,この先進的な国際教育・地域協働学習を持続発展させていくことを関係各位と共に確認しました。

    

●文科省「大学の世界展開力強化事業」の終了と今後のG-DORMの継続

最終シンポジウム終了後,3月2日同日に外部評価委員会を開催し,G-DORMの取組について評価頂き ました。一方,文部科学省「大学の世界展開力強化事業」の終了にあたって,文部科学省からも本事業に 対する事後評価を頂き,総括評価の結果は「A」,すなわち「事業計画どおりの成果をあげており,事業目 的は実現された」と評価頂きました(下記URLにて評価結果が公表されております)。本事業は,6年間で, 参加学生総数は394名,うち渡航留学生は130名,オンライン留学生は139名,グループワークに参加し たホスト大学の学生は125名を数えました。協力企業は,延べ97社に上ります。非常に多くの学生および 企業の参加・ご協力を得て,G-DORM事業は成長を遂げてまいりました。文部科学省「大学の世界展開力 強化事業」としては3月末をもって終了となりましたが,この先進的な国際教育・地域協働学習を持続発 展させるべく,G-DORMは継続していまいります。今後とも皆様方の温かいご支援・ご協力を賜りますよう,どうぞよろしくお願い申し上げます。
https://www.jsps.go.jp/j-tenkairyoku/sentei_jigyo_h28.html#b
    
●G-DORM国際連携運営委員会を開催!

新年度に入り,G-DORMの今後の継続的な活動について連携5大学(王立プノンペン大学,ラオス国立大学, チュラロンコン大学,ハノイ工科大学,新潟大学)で協議するため,G-DORM国際連携運営委員会をオンライ ンで開催しました。具体的には,2021年度の事業成果を振り返るとともに,2022年度の実施計画について新 型コロナウイルス(COVID-19)の状況を踏まえて協議しました。2022年度からのG-DORMの新展開に向けて始動開始いたします!

【G-DORMの活動報告等について】

G-DORMでは、下記ホームページおよびSNSを運用中です。ホームページでは、インターンシップ協力企業の紹介や、 参加学生の声を紹介しています。Facebookでは、活動写真を掲載しています。10月からInstagramも開始しました! 是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/
Instagram:https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/
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メルマガ第16号、お楽しみいただけましたでしょうか?
次号もお楽しみに!




2021年度 メールマガジン

2021年度 2月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第15号( 2022年 2月発行 )

 今年の新潟は、例年以上の厳冬で、外を歩くだけで凍えそうです。まだまだ春は遠いようですが、 少しでもみなさんの心がポッと温かくなるようにとの願いを込めて、担当者全員で編集しました。 ロボコンの書類審査通過など嬉しいニュースと学生さんの笑顔が満載です。 今年度の最終号をぜひお楽しみください!! 添付したニューズレター電子版で今年度のセンター活動も振り返ることができます。 また、リレーコラムは、長年にわたり、新潟大学の工学力教育をけん引していただいた山際先生に お願いしています。工学力教育に活かしていきたい金言が満載です。山際先生は今年度でご退官と なりますが、引き続き工学力フェローとしてご協力いただく予定です。

目次
1.リレー・コラム 第6回「ヤマと勘」 (研究プロジェクト部門 山際和明教授)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

写真満載です。設定変更でご覧になれます。オプション→個人環境の設定→HTMLの許可 

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1.リレー・コラム 第6回「ヤマと勘」
(研究プロジェクト部門 山際和明教授)
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 野村克也さんのエッセイであったと思いますが、ピッチャーが投げた球に応じて3割を打てるのは長嶋 選手だけで、普通は球種やコースにヤマを張らないと3割を打てないそうです。前の試合での結果、今 の試合のイニング、得点、ランナーの有無、前の打席の結果、今の打席の配球とカウント、ピッチャーの 癖などから1球ごとにヤマを張り替えるそうです。3割を打つこと自体普通では全然ないのですが、蓄 積した情報から確率が最も高い球を予想するだけでなくヤマが外れた時の対応策も想定するそうです。 今の言葉で言えば、ディープラーニングを十分に行った上で判定するようなものでしょう。野村さんの凄 いところは、推定する経過を言葉で説明でき、それを他者に教えることです。要点は相手が理解できる知 識と論理で説明することです。
 私の場合、研究内容や方法を学生に論理的に説明しようとしますが、説明できなことが多くあります (すべてを現在持っている知識で論理的に説明できたら研究する必要はありません)。 わからないことをうやむやに飛ばしてしまう事が多いのですが、振り返ってみると、わからないことは何 がわからないかを学生にはっきりと伝えるほうが良いと反省しています。色々なプロジェクトでも、わかっ ていることから徐々に何がわからないのかを絞ってゆくと良いでしょう。 「ヤマ」に関連する言葉として「勘」があります。勘は直感的な判断を意味すると思いますが、無の境地で 「天の啓示」を待つのではなく「(これまでの知識や経験から)なんとなくこっち」と判断することであると思 います。ヤマと勘は、ランダムな当てずっぽうではなく、ともに経験や知識に基づたものです。学生の皆 さんもそれぞれのプロジェクトでヤマを張って勘をうまく働かせて下さい。 (付記:過去問決め打ちではなく、ヤマをしっかりと張ることができれば試験に受かります。)

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2.工学力教育センター最新情報
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●教育・学習成果発表会 オンラインで開催

 2月19日(土)に、工学力教育センターが開講している各科目(ものづくりプロジェクト、スマート・ドミトリー、 G-DORM)の最終発表会にあたる「教育・学習成果発表会」がオンラインで開催されました。 工学力教育センターの各科目を受講している学生、100人力ネットワークの方(外部専門家)、企業の方、 工学力教育センターのOB・OG、工学部の教職員、合わせて188名ほどの参加がありました。学生のプレゼンや、 ブレークアウトルームに分かれてのセッションなど様々な議論をする事ができました。
 今回は、工学力教育センターのOB・OGにもご参加頂き、センターでの活動を通して得たことなどをお話し して頂きました。ご参加頂いた皆様、大変ありがとうございました。


●ニューズレターVol25を発行しました

 工学力教育センターが毎年1回発行しているニュ-ズ-レターVol25が今年度も発行されました。 今年度は学生たちが様々な賞を受賞、活躍したため、ページ数も増やしての発刊となりました! G-DORMの活動報告や、スマート・ドミトリーのグループ活動の紹介、ものづくりプロジェクトの活躍、 その他TOPICSなどが掲載されていますので是非ご覧ください。

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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●工学力教育センターに新規の工作機械が導入されました

 工学力教育センターに新規の工作機械が導入されました。代表的なものにFDM式の3次元造型機や NCボール盤などがあります。ものづくりプロジェクトの学生が使用するほか、研究室にも公開し、 共有設備として有効に使用していく予定です。

●ロボコンプロジェクトが学生ロボコン2022の書類審査を通過しました

 ロボコンプロジェクトが、次年度行われる予定の「NHK学生ロボコン2022」の書類審査を通過しました。 NHK学生ロボコン 2022 の競技ルールは、インドの人々が昔から慣れ親しんできた「ラゴリ」 という屋外ゲームをモチーフに作られました。詳しくは以下のURLをご覧ください。 今後は1次ビデオ審査に向けて鋭意ロボットを製作中です。
https://official-robocon.com/gakusei/
     


●非産業用ロボットプロジェクトが今年度の目標を達成しました

 非産業用ロボットプロジェクトが製作しているレスキューロボットが、今年度の目標としていた、 工学部棟5階までの階段を走破することに成功しました。一昨年度のWRSでは階段昇降を含むステージをクリアできず悔しい思いをしました。 今後は走行性能のさらなる向上とマニュピュレータなどの他の機構についても開発をしていきます。

●寄附金の申し込みがありました

 ものづくりプロジェクトに対して、 株式会社 富士機工(東京都武蔵村山市)様 https://www.fuji-kiko.co.jp// より寄附金申し込みがございました。 ありがとうございました。頂いた寄付金は学生活動のため、有効に使用させていただきます。
  工学力教育センターでは、引き続きご寄付頂ける企業様・個人様を募集しています。 詳しくは以下のURLをご覧ください。
  https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/center/cooperation.html/
 
 また、寄付金や物品提供を頂いた企業様の情報は、以下のURLに掲載されています。
  https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/monodukuri/top.html#sponcors/
 
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4.スマドミ最新情報
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●Smart DESIGNーi班の取組が掲載されました!

 今後も内発的且つ持続的に維持発展できる佐渡島を創造する〜新潟大学 Smart DESIGN―iの取り組み〜 マイナビの学生向け情報メディア内の、大学生のSDGs活動を紹介する特集で、 新潟大学スマートドミトリーのSmart DESIGNーi班の活動が紹介されました。 本班では、離島過疎地域である佐渡島の課題解決に向け、 「多様化・複雑化した社会課題解決のため、地域の担い手を創出する」と目標を掲げ、 教育的観点からSDGs人材を育成する活動を展開しています。
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/58597/
 
●R3スマートドミトリー「スマートDESIGN-i」班

 「佐渡島での高大接続・文理融合型共同研究による社会課題解決」の活動紹介&報告6

 私たちの班は離島過疎地域の佐渡島をフィールドに設定し、社会課題の解決を目指して研究を進めています。 1月下旬、佐渡にて「大学と地域が連携した地域づくり活動報告会」活動報告のポスター展示をしていただきました。 私たちの取り組みをこの展示や新潟日報社様をはじめ様々なメディアで取り上げていただきましたこと心より感謝申し上げます。
 次年度は、佐渡での高大接続とともに、過疎地域を抱える長岡市の附属長岡中学校との中大連携の企画を検討していきます。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~sumadomi/dormitory/dormitory_09.html
https://sdgs-niigata.net/notice/activities/326/
https://www.niigata-u.ac.jp/news/2022/100660/

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5.G-DORM最新情報
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●G-DORM学生交流プログラム2021オンライン(冬)が修了!

 12月2日から開始されたG-DORMオンラインプログラム(冬)は,カンボジア,ラオス,タイ,ベトナム, そして新潟の5か国の学生計19名が,所定の活動を修め,2022年1月27日に終了しました。 このプログラムでは,公益社団法人つばめいとさんの仲介で,燕市内4企業のご協力を得て, 「国による食文化の違いと,食に関わる器具の世界展開について」をテーマに, 課題解決型の国際オンライン協働学習に取り組みました。 1月25日にはフォーラム・最終発表会を開催し,メコン地域のG-DORM連携大学や連携企業からもZoomやYouTubeを通して フォーラムに参加しました。多数の参加を得て,実りあるフォーラムとなりました。
 今回のオンラインインターンシップにご協力くださった企業の皆様に御礼申し上げます。

●G-DORM学生交流プログラム2021オンライン(春)が開始!

 G-DORMオンラインプログラム(春)は,春休み期間に短期集中で行うプログラムとして,2月16日に開始しました。 このプログラムでは,カンボジア,ラオス,タイ,ベトナム,新潟の5か国の学生計29名が, 新潟県内5企業のご協力を得て,技術的特徴を踏まえたメコン地域への事業展開をテーマに, 国際オンライン協働学習に取り組みます。参加学生の中には,「国費外国人留学生の優先配置を行うプログラム」 で昨年11月末に来日し,今は新潟大学で勉学・研究に勤しんでいる留学生3名も参加します。 活動の様子は,Facebookやインスタグラムで報告予定ですので,ぜひご注目ください!

    

●G-DORM最終成果報告会(オンラインシンポジウム)を開催します

 メコン諸国の連携4大学と「地域創生課題解決能力と融合的視点をもつ理工系グローバル・リーダー人材の育成」 を目指して推進したG-DORM事業が,コロナ禍の影響による1年間の延長を経て,今年度が最終年度です。 この成果を共有し,今後の継続的な活動展開に繋げるため,3月1日10:30~12:00(第1部)及び3月2日10:30~12:00(第2部) にオンラインシンポジウムを開催する運びとなりました。 第1部では,使用言語を英語とし,メコン諸国連携4大学を迎え,国際教育の観点から本事業の成果を報告します。 また,第2部では,使用言語を日本語とし,インターンシップ受入企業・団体を迎えて,地域協働の観点から本事業を総括します。
 詳細は下記「特設サイト」にて随時更新します。YouTubeライブ配信のご視聴申込も,下記サイトから可能です。 ぜひご確認ください。
https://gdorm1234.wixsite.com/sympo2022
    

【G-DORMの活動報告等について】

 G-DORMでは、下記ホームページおよびSNSを運用中です。ホームページでは、インターンシップ協力企業の紹介や、 参加学生の声を紹介しています。Facebookでは、活動写真を掲載しています。10月からInstagramも開始しました! 是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/
Instagram:https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/
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次号もお楽しみに!




2021年度 12月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第14号( 2021年 12月発行 )

 第14号はクリスマス直前の発行となります。コンテストに参加したグループからは、ロケット打ち上げ成功、ビジネスアイデアコンテストグランプリ受賞、農学部主催の国際学会でのExcellent Poster Presentation Award受賞をはじめ、たくさんのクリスマスプレゼントが届いています。 また、12月11日の学生ものづくり・アイディア展in新潟では、創造プロジェクトとスマートドミトリーの全グループが、日頃の活動の中で思いついたアイデアを発表する機会を得ました。工学力教育センターでの活動に参加して、何より嬉しいことは、学生が創意工夫した『アイデア生誕」の現場に立ち会えることです。学年と分野を越えた学生が集い、あるときはワイワイと歓談しながら、あるときは悩み続けながらものづくりに取り組む姿はステキで、羨ましい限りです。 リレー・コラムは、そんな我々の思いを代弁してくれています。ぜひ今月号もお楽しみください。

目次
1.リレー・コラム 第5回「教員が羨ましいものづくりプロジェクトの学生達」 (開発プロジェクト部門 坂本秀一准教授)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

写真満載です。設定変更でご覧になれます。オプション→個人環境の設定→HTMLの許可 

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1.リレー・コラム 第5回「教員が羨ましいものづくりプロジェクトの学生達」
(開発プロジェクト部門 坂本秀一准教授)
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 子供の頃から機械いじりや工作が好きで、気が付けば機械系の教員になっていました。 「自分の学生時代に学生フォーミュラやロボコンの活動があったらやっていたのに」と思います。 センターで活動する学生達が羨ましく、自分が学生でないことが惜しまれますが、色んなプロジェ クトの学生から話を聞いて疑似体験をさせてもらっています。(指導もしますが) 自宅で作る模型などは物量的にロボコンやCansatに近いですから彼らには大変親近感が沸きます。 そして、自分の研究室での実験装置の製作では金属加工も必要になりますが、小物が多いです。 一方で、自宅で金属加工の大物を作るのは無理でしょうね。そういうわけで、研究を離れてフォー ミュラのような金属加工の大物を作っているところに間近に接していると大変ワクワクします。車 やオートバイだと整備は出来ても普通は自分では作れないですからね。ものづくりプロジェクトの 学生達は最高の学生生活を送っていると思います。

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2.工学力教育センター最新情報
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●学生ものづくり・アイディア展in新潟を開催しました

 12月11日(土)に学生ものづくり・アイディア展in新潟が、新潟大学工学部103講義室をメイ ン会場に、オンラインで開催されました。第1部の企業講演会では、新型コロナ対策の切り札であ るmRNAワクチンの超低温運搬庫の開発に成功したものづくりの町として有名な燕三条地域の企業、 ツインバード工業株式会社 代表取締役社長 野水重明氏よりご講演をいただきました。 第2部の学生ものづくり・アイディアコンテストでは新潟大学から16件、富山大学から7件、長 崎大学から2件の計25件の発表があり、活発な議論が交わされていました。

●長岡付属小学校5年生に対して、オンライン大学訪問を行いました

 工学力教育センターの職員が長岡付属小学校5年生の児童さんに対してオンライン大学訪問を行い ました。工学力教育センターで行っている「ものづくり教育」の説明と、実際にものづくりを行 っている現場や加工機をオンラインで見学して頂きました。児童さんや保護者の皆様に大変好評だ ったようです。

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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●CANSATプロジェクトが能代宇宙イベントに出場し、ハイブリットロケットの打ち上げを成功さ せるとともに各種の賞を受賞しました

 11月3日~7日に秋田県能代市で行われた「第17回 能代宇宙イベント」に、ものづくりプロジェ クトで活動しているCANSATプロジェクトが出場しました。新潟大学は、4年かけて完成させた 学生による新潟大学初のハイブリットロケットの打ち上げに臨みました。 悪天候の影響はあった ものの打ち上げは無事成功し、1日後に機体の回収も無事に行うことができました。期間の後半に 行われたCanSat競技ではランバック競技、準優勝・3位、フライバック競技、準優勝など素晴らし い成績を収めました。
  https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/news/top.html
           






●学生フォーミュラプロジェクトが公式記録会、模擬車検会に参加しました

 学生フォーミュラプロジェクトが静岡県エコパスタジアム駐車場で行われた公式記録会、埼玉県 で行われた模擬車検会に参加しました。公式記録会では全種目に出場したものの、最後のエンデ ュランス走行でタイムオーバーのため残り2周を残してリタイアとなりました。悔いが残る結果 となりました。模擬車検会では車検員の方から様々な指摘を受け、次年度のマシン設計に大変参 考になりました。またこれら活動を通して、他大学と少しだけですが交流の機会があり、学生も 良い経験になったようです。





●情報セキュリティプロジェクトがSECCON CTF 2021に出場しました

 情報セキュリティプロジェクトが、12月11日(土)~12日(日)に行われたSECCON CTF 20に出場しました。 SECCONとはSECURITY CONTESTの略で、情報セキュリティに関わる各種技術を様々な分野から出題される問題を、どれだけ回答できたかで競います順位は 215位/506チーム、得点は53点でした。


●高等教育コンソーシアムにいがたが発行するパンフレットの取材を受けました

 CANSATプロジェクトのロケットチームが、高等教育コンソーシアムにいがたが発行するパンフレットの取材を受けました。主に高校生向けの冊子だそうです。発刊が楽しみです!





●ものづくりプロジェクトの学生が学長訪問を行いました

 今年度様々な成果が出た「ものづくりプロジェクト」で活動している、ロボコンプロジェクト学生フォーミュラプロジェクト、 CANSATプロジェクトのメンバーがその成果を報告するた12月13日(月)に学長を訪問しました。各プロジェクト毎に活動内容や製作物、受賞などを資料や動画などを用いて牛木辰男 学長、坂本信 理事に報告させていただきました学長からは「次年度もぜひ頑張って下さい」と応援の言葉を頂きました。







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4.スマドミ最新情報
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●ビジネスアイデアコンテストでグランプリを受賞しました

 11月23日、データ駆動イノベーション班が長岡市のアオーレ長岡で開催されたICTビジネスアイデコンテスト2021 in 長岡(『えちご想発xTECH』)の最終審査発表会で、最優秀のグランプ(総務省信越総合通信局長賞)を筆頭に、優秀賞、奨励賞を受賞しました。また、CANSAT Pj所属の工学部4年も優秀賞「にいがた地域情報化推進協議会賞」を受賞しました。

https://www.niigata-u.ac.jp/campus/shindaisei/2021/97917/
  http://www.ict-echigo.jp/news/public/detail/ID/177/td/
      
●ISFAE(農学部主催の国際学会)に参加&受賞しました

 12月2~3日、下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発班がオンラインで開催された、ISFAE(農学部主催の国際学会)に参加し、E-POSTER Sessionにて英語でマグネシウム系肥料のプロセス、および施肥効果について発表しました。また、化学システム工学プログラム2年の西村君は、Excellent Poster Presentation Awardを受賞しました。


●スマートDESIGN-i班「佐渡島での高大接続・文理融合型共同研究による社会課題解決」の活動紹介&報告5

 私たちの班は、離島過疎地域の佐渡島をフィールドに設定し、社会課題の解決を目指して研究進めています。12月12日、今年度取り組んできた佐渡市委託事業「域学連携地域づくり応援事業の成果報告会を佐渡総合高校にて行いました。 当日は多くの関係者の方にご臨席いただき、活動報告に対する率直なご意見を伺い、次年度以降の活動を見直す機会となりました。この場をお借りして、お世話になった全ての方々に感謝申し上げます。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~sumadomi/dormitory/dormitory_09.html


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5.G-DORM最新情報
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●G-DORM学生交流プログラム2021オンライン(冬)の開始!

 12月2日から,G-DORMオンラインプログラム(冬)が開始されました!カンボジア,ラオス,タイ,ベトナム,そして新潟の5か国の学生計19名が、公益社団法人つばめいとさんの仲介で、燕市内4企業(株式会社新越ワークスさん,株式会社ゴトウ熔接さん,株式会社玉川堂さん,江部松商事株式会社さん)のご協力を得て,「国による食文化の違いと,食に関わる道具の世界展開について」をテーマに,課題解決型の国際オンライン協働学習に取り組んでいます。


●「国費外国人留学生の優先配置を行うプログラム」の正規留学生,新潟に到着!

 国際教育部門が担当する「国費外国人留学生の優先配置を行うプログラム」に採用された,タイ及びカンボジアからの留学生が11月末(オミクロン株の流行による入国規制強化前)に来日し,隔離期間を経て,12/9に新潟に到着しました。今後,正規留学生として本学で学修を進めます 。また,G-DORMを始めとする国際科目(本学学生との国際共修科目)も履修予定です。

    


●G-DORMインスタグラム好評運用中!

 G-DORMではこれまでSNSとしてFacebookを運用していましたが,10月から新たにインスタグラムの運用も開始しました!インスタグラムでは,G-DORMに限らず,新潟大学工学部や新潟地域に関するちょっとした小ネタも「中の人」がゆるーく熱ーい投稿をしています!ぜひフォローをお願いします!

G-DORMインスタグラム: https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/ 
 

●G-DORMの連携大学「ハノイ工科大学」が65周年を迎え,副学長からメッセージ!

 G-DORMの連携大学の1つ,ハノイ工科大学は10月15日に創立65周年を迎えました。本学から,副学長がお祝いのビデオレターメッセージを送り,その動画は,新潟大学・G-DORMの紹介を添えて,ハノイ工科大学の公式ホームページに掲載されています。
https://en.hust.edu.vn/display-news-center/-/asset_publisher/sum9Zls6uqmE/content/congratulations-from-niigata-university-to-hust/
 
 

【G-DORMの活動報告等について】

  G-DORMでは、下記ホームページおよびSNSを運用中です。ホームページでは、インターンシップ協力企業の紹介や、参加学生の声を紹介しています。Facebookでは、活動写真を掲載しています。10月からInstagramも開始しました!是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/
Instagram:https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/
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2021年度 10月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第13号( 2021年 10月発行 )

 おけさ柿をはじめ新潟産の秋の果実がおいしい季節になりました。 工学力教育センターも学生フォーミュラ、NHKロボコン、日本工学教育協会での表彰など実りの多い秋を迎えています。 また、リレー・コラムは国際教育部門のBellan Selvan先生に執筆いただいています。語学の壁を乗り越えるための必須アイテムについて、 ご自身の経験も交えてのお話となっています。Society5.0世代では、アプリやSNSを活用することで、多様な自己啓発が可能になり、 他分野の学問修得も容易になることでしょう!

目次
1.リレー・コラム 第4回「Essential ways to manage language barrier in Japan」 (国際教育部門 Bellan Selvan准教授)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

写真満載です。設定変更でご覧になれます。オプション→個人環境の設定→HTMLの許可 

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1.リレー・コラム 第4回「Essential ways to manage language barrier in Japan」
(国際教育部門 Bellan Selvan准教授)
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 Japan is one of the most amazing countries for foreigners to live, explore and experiencethe unique interesting culture, stunning scenery with mountains and marvelous views, incredible food, friendly people, festivals (matsuri), sakura, onsen (hot spring), sumo, effective public transportation, beautiful temples and shrines. However, language barrier is one of the key issues for foreigners, especially when you are moving to countryside’s such as Niigata. Recent studies indicate that less than 30% of Japanese people speak English at basic Level. Among them, less than 8% and possibly as littleas 2% speak English Fluently (https://foreignpolicy.com/). For comparison, in Germany, approximately 60% of the population speak basic English; among them 16% of speakers saythat they are proficient. There are various reasons for this gap. The shear difference between two languages plays a vital role; German and English are closely related whereas Japanese and English are extremely different in terms of vocabulary, writing systems and the structure of the sentences. When it comes to learning Japanese Language, there are three structures; Hiragana, Katakana and Kanji. Most of the foreigners are able to learn hiragana and Katakana (alphabets) like other languages. Kanji is relatively very difficult to learn due to its complex structure (except Chinese people). Thus, foreigners struggle to do some basic things in everyday life. For e.g. to read sticker on the meat package/other things at super markets; to fill out some simple forms at the city office, etc.Fortunately, in today’s modern world, there are many convenient apps to use to break through language barriers and communicate. The apps, such as Google translate and iOS translate, are interactive and make learning fun!. These apps translate text, documents and websites from one language into another. Recently, Google introduced “Translate Images” option as well.We can use phone’s camera to translate the text in the image. Thus it is very convenient to do some basic things, although it has some drawbacks such as grammatical mistakes, etc. Moreover,there are numerous online resources are available (such as YouTube channels and Social media pages) to learn Japanese Language and culture, and to get information about the local events. For e.g. International people in Niigata (IPN) social media page (Facebook) frequentlyprovides information related to the local events (e.g festivals-matsuri) and employment opportunities in Niigata City area, etc.,. It directly or indirectly conveys some of the essential information to the foreigners. Using the Map Apps (google, apple, etc.), you can explore the city and navigate your surroundings. These are some of the essential ways to manage language barrier and survive in Countryside’s of Japan.

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2.工学力教育センター最新情報
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●工学力教育センター開講科目、後期の新規受講者募集を行いました

 10月6日に「工学力教育センター開講科目 後期募集ガイダンス」を101講義室にて開催しました。 101講義室前に、ものづくりプロジェクト、スマート・ドミトリー、G-DORMのポスターも展示し、センターの活動をアピールしました。 またスマート・ドミトリーでは新テーマである「キッズ・プロジェクトPlusテクノロジー」が立ち上がりました。


●創造工房・工学力教育センターに新しい工作機械が導入されました

 創造工房に新しいNCフライス盤、OKK(大阪機工)社製の「ラクラクミルV2」が、工学力教育センターに高精度3次元造型機Stratasys社製の「 F170」が導入されました。 どちらも使いやすい機種になっています。積極的に、安全にご使用ください。


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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●ロボコンプロジェクトがNHK学生ロボコン大会2021に出場し決勝トーナメント進出(ベスト6)、アイディア賞、特別賞を受賞しました

 2年ぶりに行われた「NHK学生ロボコン2021」に、ものづくりプロジェクトで活動しているロボコンプロジェクト(科学技術研究部)が出場し 、 決勝トーナメント進出(ベスト6)、アイディア賞、特別賞(トヨタ自動車株式会社様)を受賞しました。
 今年度のルールは中国の伝統行事を模した「投壺」。その名の通り壺に矢を投げ入れる、ロボットにとっては非常に難易度の高いものでした。 壺は全部で5つあり、矢を投げ入れるロボットと、相手の矢を妨害するロボットの2台で対戦形式で行われました。 予選リーグでは京都大学との2戦に勝利し決勝トーナメント進出(ベスト6)を果たしました。 決勝トーナメントでは部品の破損によって東京大学に敗れはしたものの、 グルグルと回るアームで矢を投げる独特の機構が評価されました。
この模様はYoutube(アーカイブ) https://www.youtube.com/watch?v=jSL5CWUH6a0
   で見ることが可能です。是非ご覧ください。

    https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/news/top.html
           





●学生フォーミュラプロジェクトが全日本学生フォーミュラ大会に出場し、 総合9位、自動車技術会会長賞、ベスト車検賞2位に輝きました

 学生フォーミュラプロジェクトが全日本学生フォーミュラ大会に出場し、総合9位、自動車技術会会長賞、ベスト車検賞2位に輝きました。 今年度の学生フォーミュラ大会は新型コロナウィルスの影響で、実際のマシンを走らせる動的試験はすべて中止になりました。 しかしながら静的試験はオンラインで行われ、デザイン審査で17位、コスト審査で5位、プレゼン審査で25位、総合9位に輝きました。 これらすべての書類や審査を遅延なく終了したチームに対して自動車技術会会長賞が贈られました。またSES(等価構造証明書)という書類が優秀だったことから、 ベスト車検賞(2位)を受賞しました。

https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/news/top.html
        


●CANSATプロジェクトロケット班の活動が、新潟日報、読売新聞新潟県版に掲載されました

 CANSATプロジェクトのロケット班の記事が、新潟日報と読売新聞新潟県版に掲載されました。記事ではロケットを作ろうと思い立った経緯から、班の立ち上げ、 全く知識がなかった状態からいかにしてロケットの完成までこぎ着けたか、詳細に書かれていますので是非ご覧ください。 また、これらの記事でCANSATプロジェクトの活動を知った新潟高校の放送部から取材を受けました。 高校生からは、「好きなことを講義の中ででき、またそれを実現できるような環境があるのがスゴイ」との感想が聞けました。

新潟日報モア https://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20210912641353.html
読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/news/20210910-OYTNT50104/
 

●寄附金の申し込みがありました

ものづくりプロジェクトに対して、個人様より寄附金申し込みがございました。ありがとうございました。 頂いた寄付金は学生活動のため、有効に使用させていただきます。工学力教育センターでは、引き続きご寄付頂ける企業様・個人様を募集しています。 また、寄付金や物品提供を頂いた企業様の情報は、以下のURLに掲載されています。

https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/monodukuri/top.html#sponcors


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4.スマドミ最新情報
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●粟島訪問について「下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発」班 3年今泉はるの

 私たちスマートドミトリー・リン班は、新潟県主催の若手人材等による地域課題解決提案事業の一環で、粟島を訪問してきました。 現地では、小中学生を相手に、化学の面白さやSDGsの重要性を伝える出前授業を行いました。また、作成した土壌肥料、海洋肥料を散布するための現地調査等も行いました。 実際に粟島を訪問し、粟島の方の暮らしや自然への理解を深めることができ、今後の肥料散布に向けての更なるモチベーションとなりました。 今回の訪問に関してご尽力いただいた関係各位の皆様に、深く御礼申し上げます。


●「佐渡島での高大接続・文理融合型共同研究による社会課題解決」の活動紹介&報告4 「スマートDESIGN-i」班 2年山崎優人

 私たちの班は、離島過疎地域の佐渡島をフィールドに設定し、社会課題の発見・解決を目指して研究を進めています。 10月は16-17日の2日間にわたり佐渡島での現地調査を実施しました。17日は佐渡観光交流機構、新潟交通、佐渡総合高校と連携し、 高校生が島内観光ツアー(3コース)を企画し、学生が実際に各コースを体験しユーザーを評価する、という調査を実施しました。 今後も島内の高校生や島内企業、地域の方々との連携により地域資源の探索、評価や新規事業創出につながる研究活動を展開します。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~sumadomi/dormitory/dormitory_09.html


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5.G-DORM最新情報
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●新潟大学サマープログラムの国際オンライン協働学習の1コースをG-DORMが担当

 2021年8月19日から25日まで,新潟大学留学センター主催で,新潟大学オンラインサマープログラムを実施し,うち,最終日までの3日間は,3つのコースに分かれて, 国際オンライン協働学習を行いました。そのコース1つは,G-DORM連携プログラムとして,「コロナ後のSDGs達成に向けた科学技術イノベーションの挑戦」をテーマに, 参加学生の協働プロジェクトを立案するグループワークを実施,最終日にはグループワークの成果を取りまとめ,提案内容を発表しました。他のコースと同様,すべての発表が成功裏に終わりました。 本コースでは,メコン諸国4か国(カンボジア,ラオス,タイ,ベトナム)に加え,中国,台湾,ロシアからの参加も加わり,計26名が修了しました。
<参考URL>新潟大学公式ホームページ「新潟大学サマープログラムを開催しました」 https://www.niigata-u.ac.jp/news/2021/94059/
    
    

●G-DORM国際連携運営委員会の開催

 9月6日,連携5大学(王立プノンペン大学,ラオス国立大学,チュラロンコン大学,ハノイ工科大学,新潟大学)の教職員により,G-DORM国際連携運営委員会をオンラインで開催しました。 2021年度の実施計画の変更について新型コロナウイルス(COVID-19)の状況を踏まえて協議し,当該年度の残りのプログラムは全てオンラインで実施することを決定しました。

    


●G-DORM学生交流プログラム2021オンライン(冬・春)の募集開始

 上述の国際連携運営委員会の決定に基づき,9月下旬に新潟大学及びメコン諸国の各連携大学において,G-DORM学生交流プログラム2021オンライン(冬・春)の募集を開始しました。 本年度は冬(第4ターム期間)と春(10日間集中型)にオンラインでプログラムを実施します。11月上旬には参加学生が決定し,事前学習を経て,第4ターム開始の12月初旬から海外学生との交流活動を行います。

●国費外国人留学生の優先配置を行うプログラム」採用者が10月に正規入学

 国際教育部門が担当する「国費外国人留学生の優先配置を行うプログラム」に採用された,タイ及びカンボジアからの留学生が10月から新潟大学大学院自然科学研究科に正規入学しました。 ただし,コロナ禍により,ビザ発給が予定より遅れており,現在はまだ母国からインターネットをつなぎ,オンラインで受講しています。11月に来日予定です。

●JSEE 2021 Annual Conference International Session Awardを受賞

 国際教育部門の教職員が日本工学教育協会第69回年次大会の国際セッションで発表した論文が, 最も優秀な発表として選出され,JSEE2021 Annual Conference International Session Awardを受賞しました。 受賞発表演題は「3-day Collaborative Online International Learning on Sci-tech Challenges for Sustainable Development Goals」で, 工学部のG-DORM事業の一環として2020年9月に実施した,王立プノンペン大学(カンボジア)との国際オンライン協働学習(COIL)プログラムの成果を発表したものです。 この受賞を励みに,今年度もより良いプログラムが実施できるよう,部門の教職員一丸となって取組んでまいります。



【G-DORMの活動報告等について】

 G-DORMでは、下記ホームページおよびFacebookを運用中です。ホームページでは、インターンシップ協力企業の紹介や、参加学生の声を紹介しています。Facebookでは、活動写真を掲載しています。 そして、10月から、G-DORMのInstagramも開始しました!是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。特に2021年度後期は様々な活動の展開を予定しています。

ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/
Instagram:https://www.instagram.com/g_dorm_niigatauniv/
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2021年度 8月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第12号( 2021年 8月発行 )

 リアル工学女子のパンフレット更新の機会に、創造プロジェクトとスマートドミトリーに取り組んでいる女子学生を対象に懇談会を開催しました。 本学の博士後期課程修了生をゲストに迎えて、男女共同参画、キャリア形成などについて、ワイワイと話してもらいました。 近い将来、ものづくりの現場では、男女がハーフアンドハーフで薄まるのではなく、ダブル効果でドリームチームができることを確信した一日でした。 今月号もドリームチームの活躍をメガ盛りで紹介していますので、どうぞ、お楽しみください。

目次
1.リレー・コラム 第3回「G-DORM参加経験学生の気になる進路」(国際教育部門 上田和孝准教授)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

写真満載です。設定変更でご覧になれます。オプション→個人環境の設定→HTMLの許可 

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1.リレー・コラム 第3回「G-DORM参加経験学生の気になる進路」(国際教育部門 上田和孝准教授)
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 2016年度のG-DORM開始以降,2020年度末までに,渡航留学による海外でのグループワークに延べ58名,国内での海外学生とのグループワークに延べ63名, オンラインでの国際グループワークに延べ34名,合計延べ155名の新潟大学生が参加しています。このコラムのテーマは,参加経験学生達のその後について。
 まずは,G-DORMの参加経験ら「さらに留学したい!」と,より高度な留学に挑戦した者達。G-DORMに複数回ステップアップ参加した新潟大学生は25名を数えます。 他の留学プログラムに果敢に挑戦した者も。中には,トビタテ留学JAPAN留学プログラムに応募・採用されて長期留学する学生もいます。 G-DORMは,確かに海外に対する意欲を高めます!
 また,学外の社会活動に積極的に参加する経験学生も。途上国を支援するNPO活動や,学生による学生の就活を支援する活動に献身する者もいます。 中には,観光大使として活躍する学生も。きっとG-DORMで持ち前のチャレンジ精神が育まれ,社会課題解決に向けたアクションに対して積極的になった証でしょう。
 最後に,気になる就職状況について。これまで新潟大学を卒業・修了した経験学生は76名。うち,進学を除く45名が社会に巣立ちました。 この中で,海外拠点を有する企業に就職した者は84%です。卒業・修了した学生からは「就職活動の際に本事業の留学交流経験が自己PRの際に有用だった」といった報告をよく受けます。 G-DORMでの学びは,参加学生のレポートを見ても十人十色(レポートはG-DORMのWebサイトでご覧いただけます)。 でも,どの学びも成長のきっかけとなり,学業・就業のキャリアに確実に好影響を与えています。 今後も多くの学生達がG-DORMに参加し,巣立って,グローバルに活躍できるよう,我々もより一層取り組んでまいります。

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2.工学力教育センター最新情報
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●第1回女子学生懇談会を開催致しました

 6月29日に第1回女子学生の懇談会を開催しました。本学の博士後期課程を修了された桑原理絵さん(化学PLUS+主宰)をゲストに迎えて、 男女共同参画、キャリア形成などについて、自由に話しあってもらいました。OGの大学院生も参加してくれて、盛会となりました。 ダイバーシティ事業推進室の中野享香先生にもご尽力いただきました。この場を借りてお礼申しあげます。


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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●新潟大学初、学生によるハイブリットロケットが完成しました。

 ものづくりプロジェクトで活動しているCANSAT PJの中のロケット班が、新潟大学初の学生によるハイブリットロケットTOKI(朱鷺)を完成させました。 強度解析や飛翔シミュレーション、燃焼実験など、さまざまな課題を乗り越え、やっと完成しました。学生さんはここまで来るのに大変頑張りました。 朱鷺のように大空に羽ばたけるでしょうか!?打ち上げ応援してます!


●「NHK学生ロボコン大会2021」の2次ビデオ審査を通過しました

 ロボコンプロジェクトが今年度大会の2次ビデオ審査を通過し、本選出場が決定しました。 矢を投げるという難しい課題ですが、機体の軽量化や制御システムの変更など、より早く、正確に課題をこなせるよう、日々ロボットを改良しています。


●「全日本学生フォーミュラ大会2021」の中止が決定しました

 残念ながら最近の新型コロナウィルス感染症の急拡大を受け、全日本学生フォーミュラ大会2021の動的審査が中止となりました。 デザインやコスト、プレゼン審査などはオンラインで行われる予定です。大会で車両を走らせられないのは大変残念ですが、 次年度に向け、新しい車両の設計を行っています。

●非産業用(レスキュー)ロボットPJが学内実験会を行いました

 非産業用(レスキュー)ロボットPJが、学内実験会を行いました。新設計の機体を、実際の大会のコースを模したステージで走行させました。 様々な課題が見つかりましたが、今後順次改良を行っていきます。


●スポンサー様から頂いた資金で、扇風機を買わせていただきました

 ものづくりプロジェクトにご協賛いただいているスポンサー様から頂いた資金で、ロボコンやレスキューロボットPJの動作試験スペースに、 大型の扇風機を購入させていただきました。エアコンがなく、夏の暑さが問題になっていました。 これで快適に実験ができると思います。ありがとうございました。


●悠久会全国支部総会でロボコンPJ、学生フォーミュラPJの活動紹介を行いました

 工学部同窓会(悠久会)全国支部総会で、ロボコンPJ、学生フォーミュラPJの学生からプロジェクト紹介・今年度の活動紹介をオンラインで行いました。 製作にかかわる活動だけでなく、PJ運営上の工夫点なども発表しました。

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4.スマドミ最新情報
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●スマート・ドミトリーの全班がWebオープンキャンパスに参加しました

 本年度の新潟大学オープンキャンパスは、Web上の開催となりました。先ず、スマート・ドミトリーの各班は研究紹介オンデマンド用Videoを作成しました。 オンイン開催日の8月10日は、8班9チームが午前の部と午後の部に分かれ、訪れてくれた高校生や高校教員の方に、各ドミトリーの説明あと、 高校生からの質問に答えていました。
 また今回は、初の試みとして、個人でZoomに参加するのではなく、なるべくドミトリー単位で複数人集まって1画面を使って参加しました。 一人一人が個々にzoom を開くときよりも確実に会話や意見交換、各ドミトリーの雰囲気がオープンキャンパス参加者に伝わりました。

●R3スマートドミトリー「スマートDESIGN-i」班「佐渡島での高大接続・文理融合型共同研究による社会課題解決」の活動紹介&報告3

 私たちの班は、離島過疎地域の佐渡島をフィールドに設定し、社会課題の発見・解決を目指して研究を進めています。 7月には、佐渡島へ訪問し現地調査を実施、8月には11-12日に高大連携で「サマーセッション@新大&新潟」をハイブリッド開催しました。 主な実施内容は様々な分野でご活躍されている本学OB・OGからのご講演、内野・沼垂のまちづくり視察です。 高校生、大学生ともに自分自身の将来のキャリアビジョンを考える貴重な機会となりました。
 9月からは佐渡市役所から受託した「域学連携地域づくり応援事業」(2チーム)がスタートし、佐渡島の活性化にチャレンジします。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~sumadomi/dormitory/dormitory_09.html

「サマーセッション@新大&新潟」の様子(新大)

「サマーセッション@新大&新潟」の様子(新大)



まちづくり視察の様子(内野)

まちづくり視察の様子(内野)



まちづくり視察の様子(沼垂)

まちづくり視察の様子(沼垂)


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5.G-DORM最新情報
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●第69回工学教育研究講演会・国際セッション(日本工学教育協会)での英語発表

 G-DORM参加経験のある工学部4年生2名と、担当教員1名が、昨年度までのG-DORMの実践について、工学教育の観点から取りまとめて、 9月9日に開催される第69回工学教育研究講演会・国際セッション(日本工学教育協会:日工教)で英語発表を行います。 日工教(https://www.jsee.or.jp/)は、間もなく設立から70周年を迎える、工学教育に焦点を当てた学会です。 未だ学部生で、学会発表は初めての経験(しかも英語発表です)。当日の発表に向けて、2週に1回の発表練習を行い、 学会発表について学びを深めながら鋭意準備を進めています。

【G-DORMの活動報告等について】

 G-DORMでは、下記ホームページおよびFacebookを運用中です。ホームページでは、インターンシップ協力企業の紹介や、参加学生の声を紹介しています。 Facebookでは、活動写真を掲載しています。是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。特に2021年度後期は様々な活動の展開を予定しています。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/

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メルマガ第12号、お楽しみいただけましたでしょうか?
次回のリレーコラムは「工学における英語教育(仮)」です!次号もお楽しみに!




2021年度 6月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第11号( 2021年 6月発行 )

 第2タームが始まりました。センターのものづくり活動には、多くの新入生が参加してくれて、内容も充実してきています。 安全・安心な活動を第一に考えて、政府や新潟県が発信しているコロナ感染情報を毎日分析して、活動内容と人数を決めています。 スマートドミトリーでは報告会を対面で試行しましたが、zoomとは比べ物にならない熱いディスカッションが繰り広げられていました。 対面教育と遠隔教育、それぞれの良さを理解して、上手に活用していきたいですね。

目次
1.リレー・コラム 第2回「フィボナッチ数列と工学デザイン」(センター長 山内 健先生)
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報
6.特集記事「遠隔授業にズームイン!」

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1.リレー・コラム 第2回「フィボナッチ数列と工学デザイン」(センター長 山内 健先生)
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クイズ
 次の□に入る数字は何でしょう

 1, 1, 2, 3, 5, 8 ,13 □, 34, 55

 高校生向けの模擬授業でよく使うクイズです。高校生の回答率70%程度です。正解率が高くて、毎回びっくりします。
 前の2つの数字を足すと答えが出ます。Σn(n+1)で、フィボナッチ数列と呼ばれています。 この配列は、自然の中にも多く見られ、ギュウギュウにつまったヒマワリの種、松ぼっくりの鱗の並び、貝のらせん構造、木枝の分岐などにもこの規則性が見られます。 実際に数えると異なることもありますが、成長しつづける生き物にとって、都合の良い仕組みのようです。 生物からすれば、自分の隣だけを考えて、初歩的な決まり事をつくっているだけだと思われますが、ステキな模様を生み出したり、高効率・高性能な機能を発揮します。
 工学にも取り入れたいデザインですね。

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2.工学力教育センター最新情報
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●工学力教育センターの取り組みが令和2年度新潟大学学長教育賞を受賞しました

 工学部附属工学力教育センターの前センター長鈴木孝昌教授と羽田卓史技術専門職員が、令和2年度の新潟大学学長教育賞を受賞しました。  新潟大学学長教育賞は、「学長教育助成制度」に採択された教員グループのうち、 教育改善の成果が特に顕著であったと認められる取り組みを実施したグループに対して授与されるものです。 受賞課題名は、「工学部PBL科目 ものづくりプロジェクトにおけるルーブリック評価の実践」で、 ものづくりプロジェクトを指導する羽田技術専門職員がプロジェクトで活動する学生の成績評価をルーブリック評価表により実践したものです。 プレゼンテーション用やレポート用といった複数のルーブリック評価表を用い、丁寧に評価を行った点、またGPAとの相関を詳細に解析した点等が高く評価されました。
 本手法は、全学的に展開されている数々のPBL科目において、学生の客観的成績評価実践に、大きく貢献できるものと期待されます。


【鈴木孝昌先生のコメント】
 本取り組みは、工学力教育センターのみならず、全学的な教育改善に貢献することとなりました。 すでに他部局のPBL科目を担当する先生から、「ぜひ参考にさせてほしい」との連絡も受けています。 また今回の受賞で、センターの活動が広く認知され、プレゼンスがさらに向上することが期待されます。 ルーブリック評価の実施にご協力いただきました教職員の皆様方に厚く御礼申し上げます。

【羽田卓史技術専門職員のコメント】
 このような賞を頂き、大変うれしく思っております。この取組を実施する中で、学生のレポートの質が上がり、 また各プロジェクトが自主的にプレゼン練習を行うようになるなど、教育効果が上がっている実感があります。 協力して頂いた教職員の方々に御礼申し上げるとともに、今年度も引き続き、ご支援の程宜しくお願い申し上げます。

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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●2021年度のものづくりプロジェクトは8プロジェクト133名で活動を開始しました

 2021年度のものづくりプロジェクト、ロボコンプロジェクト、学生フォーミュラプロジェクト、  CANSATプロジェクト、レスキューロボットプロジェクト、音響工学プロジェクト、理科実験教材開発プロジェクト、 情報セキュリティプロジェクト、ロボマスタープロジェクトの8プロジェクト、総勢133人で2021年度の活動を開始しました。
 今年度は55名もの新規受講生を迎えることができ、感染症予防の観点からの活動時間・活動人数に制限のある中で、各プロジェクトとも工夫しながら活発に活動しています。 今年度のものづくりプロジェクトの活動にご期待ください。

●「NHK学生ロボコン大会2021」の1次ビデオ審査を通過しました

 ロボコンプロジェクトが今年度大会の1次ビデオ審査を通過しました。今年度のNHK学生ロボコン大会のルールは「投壺」です。 ロボットが自由に動く壺に矢を投げ入れるという難しい競技内容です。2次ビデオ審査は夏に行われます。2次ビデオ審査を通過すればいよいよ本番大会です。


●学生フォーミュラプロジェクトがシェイクダウンを行いました

 学生フォーミュラプロジェクトがシェイクダウンを行いました。シェイクダウンとは、初めて発進から停止までの一連の動作を行うことです。 シェイクダウンの様子をビデオに録り、大会運営に提出、無事受理されました。今後はより本格的な試走を行い、車両の完成度を上げていきます。


●CANSATプロジェクトが学内実験会を行いました

 CANSATプロジェクトが、ランバック競技の学内実験会を行いました。ランバック競技とはローバー型のロボットが自動制御で指定された目的地を目指し、 どれだけ目的地まで近づけたかを競う競技です。学内実験会では3機のローバーが実験を行い、3年生のチームが目的地から1.5m、2年生チームが目的地から2.6mを達成しました。 制御方法も、GPSを用いたもの、画像処理を用いたもの、ジャイロ・加速度センサを用いたものと様々です。
 今後はさらに学内実験を重ね、夏に行われる大会に出場予定です。


●情報セキュリティプロジェクトがSECCON2021に出場しました

 情報セキュリティプロジェクトがSECCON Beginners CTF 2021に参加し、1095チーム中271位を獲得しました。 SECCONは日本最大級の情報セキュリティコンテストであり、情報セキュリティに関わる様々な問題が出題されます。 社会人や企業、学生など様々な団体が参加する中、587ptを獲得しました。今後も勉強会等を開いて、情報セキュリティ技術を習得していきます。

●悠久会埼玉県支部大会でロボコンプロジェクトの活動紹介を行いました

 工学部同窓会(悠久会)埼玉県支部大会で、ロボコンプロジェクトのリーダー卜部君が、最近のロボコンプロジェクトの活動紹介をオンラインで行いました。 製作にかかわる活動だけでなく、脱退者を0にするプロジェクトマネジメントに関わる活動なども紹介し、同窓生の皆さんからは 「このような活動を行っていて、感心しています」といった感想が聞かれました。


●ものづくりプロジェクト受講学生に対して安全講座を実施しました

 ものづくりプロジェクトの受講学生に対して、複数回安全講座を実施しました。 安全講座は主に機械加工について、正しい服装や心構え、過去にあった危険事例を伝え、安全に活動するための常識を知り、覚えてもらうことを目的としています。

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4.スマドミ最新情報
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●2021年度のスマートドミトリーは8テーマ11チーム、42名で活動を開始しました

 スマート・ドミトリーは、所属分野・プログラムに関わらず各研究プロジェクトに1年生のうちから配属させ、 先輩や教職員の指導、大学のカリキュラム等で専門科目を学びながら研究を行うのが特徴です。
 本年度は、3年生11名、2年生15名、1年生16名の総勢名(他学部生10名)が「場を読むネットワークの構築」、「人工湿地による廃水処理」、 「下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発」、「エネルギーを支える未来材料・装置の開発」、「プラズマレールガン」、 [「スマートDESIGN-i(地域社会課題解決)」、「データ駆動イノベーション」、「BCIとVRの融合」の8テーマ、11チームで活動を開始しました。
 本年度は感染症対策を徹底し、ミーティングや実験、月例報告会を対面で実施しています。 また、スマートドミトリー独自のワークショップ「工学のためのパブリックスピーチ・訊き恥プロジェクト」を開催しています。

●R3スマートドミトリー「スマートDESIGN-i」班「佐渡島での高大接続・文理融合型共同研究による社会課題解決」の活動紹介&報告2

 私たちの班は、離島過疎地域の佐渡島をフィールドに設定し、社会課題の発見・解決を目指して研究を進めています。 5月には、スマドミメンバーと佐渡総合高の生徒や島内島外の経営者・社会人などが参加し、初めてのオンライン共創ワークセッションを実施しました。 「スポーツの力で佐渡島を盛り上げる」、「新サービスのマーケットリサーチなどの実証ができる」など、様々な意見がでました。
 今後、現地調査などでリアルな佐渡島を知りたいです。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~sumadomi/dormitory/dormitory_09.html

佐渡総合高での事前打合せの様子(佐渡市)

佐渡総合高での事前打合せの様子(佐渡市)


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5.G-DORM最新情報
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●G-DORM国際連携運営委員会

 G-DORMでは,4月26日にメコン諸国の連携4大学(王立プノンペン大学,ラオス国立大学,チュラロンコン大学,ハノイ工科大学)の教職員の参加の下, G-DORM国際連携運営委員会をオンラインで開催しました。2020年度の事業成果を振り返るとともに, 2021年度の実施計画について新型コロナウイルス(COVID-19)の状況を踏まえて協議しました。


●留学センターFDでのG-DORMの事例報告

 新潟大学留学センターにより,5月21日に「オンラインを活用した国際的な教育・交流プログラム」をテーマにFD(※)が開催され, G-DORMが昨年度に取り組んだ国際オンライン協働学習の事例を報告致しました。 本学で国際交流に携わる55名の教職員に対して,G-DORMのノウハウや課題,今後の改善方策等について共有しました。 ※FD(ファカルティデベロップメント)とは大学教員が教育能力を高めるための実践的な取組みのこと。

●2021年新潟大学サマープログラム参加者募集開始

 新潟大学留学センターにより8月19日から8月25日までオンラインで実施される「新潟大学サマープログラム」の参加者募集が開始されました(6月15日応募締切)。 このプログラムは,海外の協定校の学生と一緒に行う日本語・日本事情等の学習に加えて,SDGsに関する国際オンライン協働学習等を通じて, グローバル・コンピテンシーを養うことを目的としています。G-DORMは,国際オンライン協働学習の1コースを連携して取り組みます。

●初めてのG-DORMオンライン同窓会!

 6月18日にG-DORMオンライン同窓会を初めて開催しました。 これは2020年度のオンラインプログラムに参加した学生が「G-DORMで共に学んだメンバーと継続して交流したい」という想いから企画したものです。 当日はメコン4か国及び新潟から卒業生も含め累計44名が参加。思い出話に花を咲かせたり,最近の各国の新型コロナウイルスの状況について共有したりと, 夜遅くまで楽しく有意義な時間を過ごし,名残惜しんでお開きとなりました。
 企画メンバーは「これを機に,引き続きオンライン同窓会を開催していく」と意欲を見せています。

【G-DORMの活動報告等について】

 G-DORMでは、下記ホームページおよびFacebookを運用中です。ホームページでは、インターンシップ協力企業の紹介や、参加学生の声を紹介しています。 Facebookでは、活動写真を掲載しています。是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/

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6.特集記事「遠隔授業にズームイン!」
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●遠隔授業にズームイン!

 Zoomを活用した授業も2年目になります。学生アンケートでは、残念ながら一方向的な講義の印象が強いようです。 センターの教職員で、双方的な授業のヒントを話し合ったので紹介します。

(1)チャット機能
 授業の中ほどで、休憩もかねて、質問タイムを5分ほど作ると、質問をする学生が増えたそうです。 再開の最初に全員に対して追加で解説します。対面授業では質問はほとんどなかったので、質問をしやすい環境を作れるようです。 ランダムなチャット質問は授業の進行を妨げるので、このように時間帯を決めると一挙両得になります。 数学など理論系の科目で有効でした。

(2)投票機能
 プラスチックの年間生産量、日本のエネルギー源、半導体の生産割合など、講義で話題にしている事柄を3択の投票にするだけで、アイスブレークになります。 他の学生の意見も分かり、参加型の授業と感じるようです。

(3)ブレイクアウトルーム機能
 ブレイクアウトルームは双方的授業のための必修アイテムです。 演習問題などをまずは1人で解答させて、次に2人1組のブレイクアウトルームをつくって、お互いに話し合います。 その後、4人1組のグループで同じように学習すると短時間でほとんどの学生が正解にたどり着きます。 グループでわからない点を共有し、相互に教え合い、さまざまな意見の触れる機会となり、 学びのポイントを修得できるようです。いきなり4人1組を作ると話し出せない学生もいるので、2人から始めることをお勧めします。 「セッションを停止」して再集合した際に1名に進みぐあいを訊くだけで、全体の様子も分かるので、巡回しなくても大丈夫です。 学生アンケートでも「双方的な授業と感じた」「いろいろな意見を訊けて勉強になった」「教えることで学ぶポイントがわかった」などの意見がありました。 これで授業評価もzoom up?!

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メルマガ第11号、お楽しみいただけましたでしょうか?
次回のリレーコラムは「G-DORMあるある(仮)」です!次号もお楽しみに!




2021年度 4月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第10号(2021年 4月発行)

 今年は新潟も3月末には桜が満開となり、桜吹雪の中での入学式となりました。
早いもので、昨春の緊急事態宣言発令から1年が経ちます。この間も工学力教育センターは立ち止まることなく、 オンラインで学生がモノづくりを続けられる場を提供するとともに、SDGsと各プロジェクトを繋ぐ教育プログラムを提供してきました。 コンテストの中止が続く中、学生の皆さんの才能と努力が開花して、Robomaster Technical Challenge、3rdPrize、 ジャパン・ビジネスモデル・コンペティション(JBMC)でのBSN新潟放送賞、日本機械学会北陸信越支部での学生賞の受賞など、 「サクラサク」嬉しい知らせが続々と届く春になりました。学生さん達の奮闘ぶりをお伝えできればと思い、喜びのコメントも載せております。
 今年度もご購読をよろしくお願いします。

目次

1.リレー・コラム 第1回 ロボコン発足時の苦労話
2.工学力教育センター最新情報
3.ものづくりプロジェクト最新情報 
4.スマドミ最新情報
5.G-DORM最新情報

写真満載です。設定変更でご覧になれます。オプション→個人環境の設定→HTMLの許可

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1.リレー・コラム 第1回 ロボコン発足時の苦労話(工学力教育センター職員)
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 コロナの影響でコンテストが軒並み中止になっていますが、2019年の創造プロジェクトは、 NHK学生ロボコンの特別賞受賞、能代宇宙イベントでフライバック部門優勝、ランバック部門準優勝などの受賞がありました。 創造プロジェクト全メンバーの約50%が、これらの受賞にかかわっている計算になります。 リレー・コラムの1回目として、今では、学生ロボコンの常連校としてNHKの取材依頼もあるロボコンプロジェクトですが、 発足当時の苦労話をお話しします。
 発足のきっかけは、ものづくりプロジェクトを受講した工業高校出身の学生の発案からでした。 最初の2年間は相撲ロボットやマイコンカ―ラリーで技術力をつけた後、その後輩が2010年にビデオ審査を乗り越え、 NHK大学ロボコン本選に出場しました。当時も実験場所がなく、当時のセンター長の働きかけで、保健学科の旧ボイラー室をお借りして、 主に放課後に実験を行っていました。五十嵐キャンパスから旭町キャンパスまで、当時の学生は4限終了後自転車で移動していました(体力ありますね!)。
 保健学科のボイラー室は半地下のような場所にあり、薄暗く、日が落ちると冷気(霊気!?)が漂い、 びくびくしながら実験を行っていた覚えがあります。床もぼこぼこしており、なかなか思うようにロボットが動きませんでしたが、 多少ぼこぼこしていても動くようにセッティングしたことで本番ステージでも確実・スムーズ に動き、 ベスト4の結果につながったのではないかという噂もあります。 まさに学生のやる気と根気と体力が実を結んだ結果だったと思います。

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2.工学力教育センター最新情報
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●4月から新センター長に山内健先生が就任されました

センターホームページにコメントを頂いておりますので、是非ご覧ください
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/center/top.html

●2021年度工学力教育センター新規受講ガイダンスを行いました

 4月6日・7日の2日間、工学力教育センター開講科目(ものづくりプロジェクト、スマート・ドミトリー、G-DORM)の前期受講生募集のためのガイダンスを行いました。 また、4月12日、13日についても受講希望者向けのガイダンスを行い多数の学生の参加がありました。
 工学力教育センターホームページや、学生玄関前のポスター展示などでも募集を呼びかけ、20日現在で、ものづくりプロジェクトに30名の新規受講者が加入しました。

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3.ものづくりプロジェクト最新情報
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●日本機械学会北陸信越支部賞 学生賞受賞

 ものづくりプロジェクトで活動している学生フォーミュラプロジェクトが、2020年度 日本機械学会北陸信越支部賞 学生賞(学生活動の部)を受賞しました。
 日本機械学会北陸信越支部賞 学生賞は機械工学に関する優れた学生活動について表彰を行うものです。 2021年3月13日にオンラインで行われた北陸信越支部総会に代表者が出席し、表彰を受けました。

受賞した学生フォーミュラプロジェクトのリーダー矢部捷さんよりコメントを頂きました!

 このような賞を頂き、大変うれしく思っています。私たちは「ものづくりプロジェクト」のひとつとして、学生フォーミュラ日本大会への参加を目標とし、 レーシングカーの製作を通じてものづくりの総合力を養うことができる活動として2008年から活動を行ってきました。 近年では2019年度に8年ぶりの大会全種目完走を達成するなど、チームとしての成長を感じております。 現在はコロナ禍によって思うような活動が難しい中ではありますが、9月に予定されている大会に向けて鋭意活動を行っております。
 こうして学生賞という形で活動を認めていただいたことを励みとして、この活動をさらに活発にし、未来の技術者として成長していきたいと思います。

●寄附金の申し込みがありました。

 ものづくりプロジェクトに対して、
  エヌ・エス・エス株式会社(小千谷市)様
  株式会社サクライ(新潟市東区)様
より寄附金申し込みがございました。ありがとうございました。
 頂いた寄付金は学生活動のため、有効に使用させていただきます。

工学力教育センターでは、引き続きご寄付頂ける企業様・個人様を募集しています。また、寄付金や物品提供を頂いた企業様の情報は、以下のURLに掲載されています。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/monodukuri/top.html#sponcors

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4.スマドミ最新情報
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●令和2年度トップ・グラジュエイツ認定式が行われました

 今年度は、スマート・ドミトリーを受講した6名の学生が学業成績、語学力、研究活動に関する受賞要件を満たし認定を受けました。 来年度も数多くの学生がトップ・グラジュエイツ認定を目指して活動頂ければと思います。おめでとうございました。


最優秀卒研発表賞+トップグラジュエイツ+グローバル人材金賞の山口航輝君にコメントを頂きました!

 これからの技術者には、専門分野の知識に加えて、コミュニケーション能力や語学力も求められるということを、学内外問わず聞いたことがあります。 各プログラムでの講義や演習に加えて、それら能力を身に付けたいという意欲のある学生の皆さんには、スマート・ドミトリーやG-DORMに参加することを強くオススメ致します。
 スマート・ドミトリーでは、グループで研究に取り組むだけでなく、毎月の報告会などで発表や質疑応答の経験を重ねられます。 G-DORMでは、グループでの話し合いや発表をグローバルに活かせるか試されました。短期の国内外と中期の国内プログラムの計3回の参加を経て、 「日本語で出来ることは英語でもできる」、そんな自信が得られました。TOEICスコアも順調に上がり、4年次に初めて受けた公開テストでは、 入学時のIPから200点以上伸びました。対照的に卒業研究は1人での活動でしたが、専門知識や経験の習得と同時に、 スマート・ドミトリーやG-DORMで身に付けたタイムマネジメントやプレゼンテーションなどのノウハウを早速実践できました。
 4年間の学生生活は長いようで短いものですが、目標意識を持って挑戦し続ければ、成長の機会は沢山あると思います。

●先月号にてお知らせ致しました、JBMC(ジャパン・ビジネスモデル・コンペティション)BSN新潟放送賞受賞を受賞した星野由佳さん(スマドミ:下水汚泥灰からリンを回収する 資源循環技術の開発班)からコメントを頂きました!

 工学の分野からビジネスに挑む機会は初めてでしたので、学ぶことも多く、将来に必ず活かすことができる経験だったと感じております。 JBMCは終了となりますが、現在企業様から声をかけていただき、事業化に向けて話し合いをさせていただいております。 研究はもちろんですが、引き続き我々の技術の事業化に向けて頑張って参りたいと思います。
 たくさんのご支援、本当にありがとうございました。

●R3スマートドミトリー「スマートDESIGN-i」班「佐渡島での高大接続・文理融合型共同研究による社会課題解決」の活動紹介&報告

 私たちの班は、離島過疎地域の佐渡島をフィールドに設定し、社会課題の発見・解決を目指して研究を進めています。 社会課題の中でも特に人口の社会減やUターンの減少といった現象に着目しました。 新規受講生も加わり工学、農学、法学、経営学、人文学を専攻する約15名の学生による文理融合チームで、 島の高校生チームと一緒に文献調査や現地調査、島内島外のステークホルダーとの対話を重ね、多角的な視点から具体的なソリューションを探究していきます。

https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~sumadomi/dormitory/dormitory_09.html

共創ワークセッションの様子(学内)

共創ワークセッションの様子(学内)


現地調査の様子(佐渡市)

現地調査の様子(佐渡市)

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5.G-DORM最新情報
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●G-DORMのオンライン学生交流プログラム(春)が修了

 G-DORMでは、2月17日から3月3日の期間、「春期プログラム」として、短期集中型で、メコン地域4か国からの13名の学生と本学の15名の学生合わせて28名が、 新潟県内4企業のご協力を得て、「企業の製造拠点(あるいは製品やサービス・技術)の新規進出あるいは拡大について」をテーマに、 課題解決型の国際オンライン協働学習に取り組みました。3月2日にはフォーラム・最終発表会を開催し、 メコン地域のG-DORM連携大学や連携企業からもZoomやYOUTUBEを通して計80名の参加を得て、大変実りあるフォーラムとなりました。 3月3日には全参加学生が所定のプログラムを修了しました(写真は最終発表会でのZoom上での記念撮影写真)。


【G-DORMの活動報告等について】
 G-DORMでは、下記ホームページおよびFacebookを運用中です。ホームページでは、インターンシップ協力企業の紹介や、参加学生の声を紹介しています。 Facebookでは、活動写真を掲載しています。是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/

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 新春号をお楽しみいただけましたでしょうか?次回のリレーコラムは、新センター長の 山内 健先生(材料科学プログラム)の「フィボナッチ数列と工学デザイン」です。 次号もお楽しみに!



2020年度 メールマガジン


2020年度 2月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第 9 号( 2021年 2 月発行 )

授業、卒業研究等の学事が終了し、入学試験のシーズンがやってきました。昨日は試験会場の下見をする受験生の姿が散見され、 コロナ禍にあっても着実に進む時の流れを垣間見た気がします。1日も早いコロナ禍の収束と、(新しくない)古い日常を願うばかりです。
今年度最後のメルマガをお届けします。センターも頑張っていますよ。来年度も引き続き工学力教育センターへのご協力をよろしくお願いいたします。

・・・【目 次】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[1]R2年度教育・学習成果発表会を開催しました
[2]ニューズレターVol24を発行しました
[3]1月の月例報告会を行いました
[4]今年度のものづくりプロジェクトの講義が終了しました
[5]スマドミ・リン班がJBMC新潟ラウンドでBSN新潟放送賞を受賞&全国大会に出場
[6]G-DORMのオンライン学生交流プログラム(冬)が修了
17:38 令和3年3月9日 [7]カンボジア/ラオス及びタイ留学フェアに参加
[8]G-DORMのオンライン学生交流プログラム(春)を実施中
[9]センターからのお知らせ

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[1]R2年度教育・学習成果発表会を開催しました
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▲2月13日(土)に工学力教育センターが開講している各科目(ものづくりプロジェクト、スマート・ドミトリー、G-DORM)の最終発表会にあたる 「教育・学習成果発表会」がオンラインで開催されました。 工学力教育センターの各科目を受講している学生、100人力ネットワークの方(外部専門家)、企業の方、工学部の教職員、合わせて170名ほどの参加がありました。 学生の口頭発表の後、ブレークアウトセッションに分かれて、学生と100人力ネットワークの方、企業の方、教職員が入り混じって活発な質疑応答、議論が行われました。

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[2]ニューズレターVol24を発行しました
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▲工学力教育センターが毎年1回発行しているニュズ-レターVol24が今年度も発行されました。 G-DORMの活動報告や、スマート・ドミトリーの新規グループの紹介、ものづくりプロジェクトのTOPICSなどが掲載されていますので是非ご覧ください。

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[3]1月の月例報告会を行いました
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▲ものづくりプロジェクトの月例報告会としては最終回となる1月の月例報告会が行われました。今年度は全9回の月例報告会をすべてオンラインで行いました。 発表は独自に策定したルーブリック評価表で参加教職員によって採点され、結果が学生にフィードバックされます。各PJとも初期の頃よりも発表が上達しました。

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[4]今年度のものづくりプロジェクトの講義が終了しました
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▲今年度のものづくりプロジェクトの全講義過程が、2月19日の最終レポート提出をもって終了しました。 今年度は113名の学生が8PJに分かれて活動し、そのうち、4年生・院生を除く78名に単位が付与される予定です。

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[5]スマドミ・リン班がJBMC新潟ラウンドでBSN新潟放送賞を受賞&全国大会に出場
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▲下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発班がJapan Business Model Competition(JBMC)新潟ラウンドでBSN新潟放送賞を受賞し3月7日の全国大会に出場します。 今回のビジネスコンテストでは、下水汚泥灰から回収したリン資源を肥料として販売することを目的とした事業をテーマとして取り組み、 二段階溶出法でのリンの高効率回収や原材料の低コスト化を実現し、経済的に確立可能な事業案を提案しました。 顧客を営農者と想定し、ホームページやネット広告、チラシなどで顧客との接続を図ります。 販売経路としてはインターネット販売や企業と契約して販売することを考えました。 この事業では持続可能な開発目標であるSDGsへの貢献以外にも、下水汚泥灰を使用することで廃棄物処理量を削減し、埋め立て地問題の解決にも貢献できる社会的意義を持っています。 またこの先リン資源の確保は重要な問題になることから、事業の安定した確立が期待されます。


https://niigata-vc.co.jp/event/1154/
https://www.japan-bmc.com/
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/news/jyusyou_2020.html#jyusyou_8

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[6]G-DORMのオンライン学生交流プログラム(冬)が修了
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▲G-DORMでは、例年、国際グループワーク・インターンシップを、海外渡航を伴う留学プログラムとして実施していましたが、 今年度は、新型コロナウイルスによる海外渡航制限が未だ続いている状況に鑑み、今年度計画していたプログラムをすべてオンラインに切り替えることとしました。 12月2日からは、「冬プログラム」として、メコン地域4か国からの10名の学生と本学の11名の学生合わせて21名が、公益社団法人つばめいとさんの仲介で、 燕市内4企業のご協力を得て、「国による食文化の違いと、食に関わる道具の世界展開について」をテーマに、課題解決型の国際オンライン協働学習に取り組みました。 1月25日には学生が取組成果を報告する最終発表会が開催され,全参加学生が所定のプログラムを修了しました(写真は最終発表会でのZoom上での記念撮影写真)。

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[7]カンボジア/ラオス及びタイ留学フェアに参加
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▲2月16日から2月19日の期間、「日本留学フェア2021カンボジア/ラオス」がオンラインで開催され、本学からはG-DORMが担当しました。 また、3月1日~17日には、「日本留学・就職フェア(タイ)」が開催予定であり、こちらも本学からはG-DORMが担当します。 いずれも日本留学を希望する各国の高校生・大学生・社会人等に本学の教育研究の魅力等を伝え、留学促進を図っています。

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[8]G-DORMのオンライン学生交流プログラム(春)を実施中
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▲G-DORMでは、2月17日から3月3日の期間、「春期プログラム」として、短期集中型で、メコン地域4か国からの13名の学生と本学の15名の学生合わせて28名が、 新潟県内4企業のご協力を得て、「企業の製造拠点(あるいは製品やサービス・技術)の新規進出あるいは拡大について」をテーマに、 課題解決型の国際オンライン協働学習に取り組んでいます。学生が取組成果を報告する最終発表会は、3月2日14:30-18:00に開催予定です (写真は国際機関アセアン日本センターのオンライン講義をメコン4大学の学生と共に受講している様子)。

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[9]センターからのお知らせ
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▲【G-DORMの活動報告等について】
G-DORMでは、下記ホームページおよびFacebookを運用中です。ホームページでは、インターンシップ協力企業の紹介や、参加学生の声を紹介しています。 Facebookでは、活動写真を掲載しています。是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/


2020年度 12月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第 8 号( 2020年 12 月発行 )

後期の授業が始まったと思いきや、すでに2020年が終わろうとしています。新型コロナウイルスに翻弄された1年でしたが、 教職員、学生の皆さんのご協力により、センターでの感染を防ぐことができました。ありがとうございます。
「ものづくりアイディア展」や「G-DORMの学生交流プログラム」など、新しい実施形態の模索が続いていますが、 オンライン開催のメリットも見えてきました。センター関連行事の今後の進展が楽しみです。
それでは、コロナ禍の中での学生のがんばりをご覧ください。

・・・【目 次】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[1]ものづくりアイディア展in長崎が開催されました
[2]ロボコンプロジェクトが「NHK学生ロボコン2021」の書類審査を通過しました
[3]学生フォーミュラプロジェクトがブレーキ試験を行いました
[4]情報セキュリティプロジェクトが、セキュリティコンテスト2020に出場しました
[5]汚泥灰から回収したリン系肥料で育てたサツマイモを収穫しました
[6]G-DORMのオンライン学生交流プログラム(冬)を実施中
[7]G-DORMの王立プノンペン大学とのCOILプログラムの動画作成
[8]「実践的社会連携力を有する高度国際理工系人材育成プログラム」の開始
[9]今後の行事予定
[10]センターからのお知らせ

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[1]ものづくりアイディア展in長崎が開催されました
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▲2020年12月12日(土)に長崎大学工学部をメイン会場にした「第18回 ものづくりアイディア展in長崎」が開催されました。 今年度は新型コロナウイルスの影響で会場に集まることを避け、長崎大学、富山大学、新潟大学の各会場をオンラインでつなぎ発表会を行いました。 長崎大学からは13件、富山大学からは5件、新潟大学からは4件の発表がありました。実際に製作した“もの”を直接見ることはできませんでしたが、 発表会では学生からの質問も多く、オンラインでの他大学間交流・相互学習の可能性が示されました。

オンラインでの発表会の様子

オンラインでの発表会の様子

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[2]ロボコンプロジェクトが「NHK学生ロボコン2021」の書類審査を通過しました
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▲ロボコンプロジェクトが、次年度に行われる「NHK学生ロボコン2021」の書類審査を通過しました。 次年度のロボコンのテーマは古代中国の伝統的な遊戯「投壺」です。投壺は宴会におけるもてなしと娯楽のひとつであり、 矢を酒壺に投げ入れることを競います。ロボットが正確に矢を投げ入れる動作にご期待ください。

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[3]学生フォーミュラプロジェクトがブレーキ試験を行いました
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▲学生フォーミュラプロジェクトが次年度マシンのブレーキ試験を行いました。 ブレーキ試験とは無動力で坂を下りるなどで加速し、強くブレーキを踏み、ブレーキがきちんと作動し4輪ともロックするかを確認します。 試験の結果、きれいに四輪ともロックしました。今後は吸排気系を装着し動力走行試験を目指します。

無動力ブレーキ試験の様子

無動力ブレーキ試験の様子

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[4]情報セキュリティプロジェクトが、セキュリティコンテスト2020に出場しました
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▲ものづくりプロジェクトで活動している情報セキュリティプロジェクトが、2020年10月10日~11日にオンラインでおこなわれた 「セキュリティコンテスト2020」CTF大会に出場し、579チーム中195位という成績を収めました。
セキュリティコンテストはその名の通り、情報セキュリティをテーマに多様な競技を開催するイベントであり、情報セキュリティに関する様々な実践的問題が出題されます。 今回出場したCTFは、情報セキュリティ技術を用いて、FLAGと呼ばれる文字列を探し出す、という競技です。

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[5]汚泥灰から回収したリン系肥料で育てたサツマイモを収穫しました
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▲10月17日農学部の圃場で、汚泥灰から回収したリン系肥料で育てたサツマイモを収穫しました。 本年度は新たに、回収したリンにカルシウムとマグネシウムを添加して作成した肥料を使用して、サツマイモを栽培しました。 今回の栽培実験において、カルシウム・マグネシウムを含んだ肥料を植物(サツマイモ)へ施肥しても、生育には弊害を与えないことが確認されました。 また、回収リン系肥料を用いたものは実りがよく、多くの量を収穫することが出来ました。
収穫後、例年では全員で焼き芋をしてサツマイモをいただきますが今年度は焼き芋を行えなかったため、収穫作業の参加者が各々持ち帰って自宅でいただきました。 作成した肥料を用いたサツマイモはとてもおいしく感じられました。


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[6]G-DORMのオンライン学生交流プログラム(冬)を実施中
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▲G-DORMでは、例年、国際グループワーク・インターンシップを、海外渡航を伴う留学プログラムとして実施していましたが、 今年度は、新型コロナウイルスによる海外渡航制限が未だ続いている状況に鑑み、今年度計画していたプログラムをすべてオンラインに切り替えることとしました。 12月2日からは、メコン地域4か国からの10名の学生と本学の11名の学生合わせて21名が、公益社団法人つばめいとさんの仲介で、燕市内4企業のご協力を得て、 「国による食文化の違いと、食に関わる道具の世界展開について」をテーマに、課題解決型の国際オンライン協働学習に取り組んでいます。 学生が取組成果を報告する最終発表会は、1月25日14:40-17:55(4-5限)に開催予定です。

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[7]G-DORMの王立プノンペン大学とのCOILプログラムの動画作成
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▲9月に実施した、王立プノンペン大学とオンライン国際協働学習プログラム(略称COIL: Collaborative Online International Learning)を実例に、 COIL授業の実施方法について紹介する動画を作成中で、間もなく完成予定です。動画視聴によって、オンラインでの国際的な協働学習の理解を深め、 導入促進の一助として頂くため、完成後は、本学の教職員を限定に視聴可能とする方針です。

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[8]「実践的社会連携力を有する高度国際理工系人材育成プログラム」の開始
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▲新潟大学は、文部科学省の2020年度「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」の公募に申請し、 「実践的社会連携力を有する高度国際理工系人材育成プログラム」の提案内容で採択されました。 このプログラムは、既存の高度な理工系の教育研究内容に産学・地域協働のインターンシップ等の能動的学びを組み合わせることにより、 国際的視野をもって産業や社会の実課題の解決に科学技術・知識を実践的に応用する力を有する高度理工系人材を育成する学位プログラムです。 メコン地域を主とするASEAN諸国から留学生を受入れ、日本人学生との共修により、 ASEAN諸国の持続的で質の高い成長に寄与するとともに日本とASEAN地域の架け橋となる人材を養成することを目的とします。 2021年10月からの正規留学生受入れに向けた願書受付が間もなく始まります。

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[9]今後の行事予定
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▲1月26日(火)18:00~スマドミ月例報告会 Zoomにより開催
▲1月28日(木)18:00~ものづくりプロジェクト第8回進捗状況報告会 Zoomにより開催
▲2月13日(土)R2年度教育学習成果発表会 オンラインで開催予定

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[10]センターからのお知らせ
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▲【G-DORMの活動報告等について】
G-DORMでは、下記ホームページおよびFacebookを運用中です。ホームページでは、インターンシップ協力企業の紹介や、参加学生の声を紹介しています。 Facebookでは、活動写真を掲載しています。是非、これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/


2020年度 10月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン第 7 号( 2020年 10 月発行 )

後期(第3ターム)の授業が始まり、はや1か月が過ぎようとしています。年度当初から急遽始まったオンライン授業ですが、 学生および教職員の皆さん、ここに来てようやく慣れ、長所短所もはっきりしてきたと思います。 センターでも「スマドミ月例報告会」と「ものづくりプロジェクト進捗状況報告会」をZoomで開催しています。 興味があって覗いてみたいという方がおられましたら、下記連絡先まで是非ご連絡ください。 ちょっと覗いて見られるというのはZoomの大きな魅力ですね。
コロナ禍の中ではありますが、前回のメルマガ以降夏休みの期間を含め数多くの話題があります。 まずは、コンテンツをご覧ください。

・・・【目 次】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[1]工学力教育センター開講科目の後期受講生募集のためのオンラインガイダンス開催
[2]後期からのものづくりプロジェクトの活動について
[3]ロボコンプロジェクトがオンライン!学ロボFESTIVALに参加
[4]ロボマスタープロジェクトがRobomaster Technical Challengeで3rd Prizeを獲得
[5]理科実験教材開発プロジェクトがYouTubeのチャンネルを開設
[6]寄付金の申し込みがありました
[7]日本工学教育協会、第68回年次大会が9月9日~11日に開催
[8]G-DORMでCOILプログラムを王立プノンペン大学と実施
[9]G-DORM国際連携運営委員会の実施
[10]インターンシップアワード受賞プログラムの詳細スライドが掲載
[11]G-DORM学生交流プログラム(オンライン)の参加募集開始
[12]今後の行事予定
[13]センターからのお知らせ

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[1]工学力教育センター開講科目の後期受講生募集のためのオンラインガイダンス開催
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▲10月7日(水)に、工学力教育センター開講科目(ものづくりプロジェクト、スマート・ドミトリー、G-DORM)の後期受講生募集のためのオンラインガイダンスを行いました。 各取り組みの詳細を、出席した数十人の学生に対して説明しました。20日現在で、ものづくりプロジェクトに1名の新規受講者が加入しました。 スマート・ドミトリーは新規テーマのスマートDESIGN-i(地域社会課題解決2年生5名)を加え、6テーマでスタートしました。

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[2]後期からのものづくりプロジェクトの活動について
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▲ものづくりプロジェクトは、後期も第2タームと変わらず、オンラインでの活動とともに、 1室に入室できる人数を制限しつつ感染症対策を行ったうえでの少人数での対面活動を併用しています。 ご理解、ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

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[3]ロボコンプロジェクトがオンライン!学ロボFESTIVALに参加
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▲新型コロナウイルスの影響で中止が決定した「NHK学生ロボコン大会」の代替として「オンライン!学ロボFESTIVAL」が行われました。 新潟大学ロボコンプロジェクトも活動が制限される中で苦労して製作したロボットの紹介動画やチーム紹介動画を掲載し、参加しました。 以下のURLから各大学の動画を視聴することができます。是非ご覧ください。
http://www.official-robocon.com/gakurobofes.html>
また、大会は行われなかったものの、関東で行われた特別交流戦の模様や、各大学のコロナ禍での活動の様子などを取材した、 NHK総合「NHK学生ロボコン2020」が9月21日(月・祝)10:05~10:59で放送され、新潟大学の活動の様子も短時間ですが放送されました。

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[4]ロボマスタープロジェクトがRobomaster Technical Challengeで3rd Prizeを獲得
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▲新潟大学、長岡技術科学大学、長岡高専の学生が、中国ドローン大手、DJIが主催するRobomasterという競技に出場するため 「Phoenix Robots」という合同チームで活動しています。新潟大学のメンバーは、ものづくりプロジェクトの枠組みの中で 「ロボマスタープロジェクト」として活動しています。
Robomasterはロボットコンテストの一つであり、ロボット競技とeスポーツを組み合わせたロボットによるサバイバルゲームのような真新しい競技になっています。 今回出場したRobomaster Technical Challengeはロボマスター本戦より規模を小さくした個別の国際大会ですが、今年は新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となり 製作したロボットの完成度や性能をオンラインで発表するという形になりました。参加チームは59チームあり、 1st Prize 8チーム、2nd Prize 12チーム、3rd Prize 19チームが選ばれ、その中で3rd Prizeを受賞しました。
また、このことは新潟日報にも取り上げられました。以下のURLから記事をご覧ください。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20200925570381.html

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[5]理科実験教材開発プロジェクトがYouTubeのチャンネルを開設
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▲ものづくりプロジェクト内で活動している理科実験教材開発プロジェクトは主に小・中学生向けの理科イベントなどに対して、 科学の楽しさを伝える実験の企画などを行ってきましたが、新型コロナウイルスの影響で、それらイベントが軒並み中止になってしまいました。 そこでYouTube上で理科実験などの様子を公開する新たな試みを始めました。まだ公開動画本数は少ないですが、以下のURLから是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCpGFI6o0DmCmV55DCbmmiag

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[6]寄付金の申し込みがありました
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▲ものづくりプロジェクトに対して、保護者の方から1件の寄附金申し込みがございました。この場を借りてお礼申し上げたいと思います。 工学力教育センターでは、引き続きご寄付頂ける企業様・個人様を募集しています。

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[7]日本工学教育協会、第68回年次大会が9月9日~11日に開催
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▲スマート・ドミトリーでは、国際セッションーIに下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発班の化学システム工学プログラム3年星野由佳さん、 国際セッションーIIに人工湿地による廃水処理班の化学システム工学プログラム3年島村遼史君がオンラインで発表しました。

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[8]G-DORMでCOILプログラムを王立プノンペン大学と実施
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▲G-DORMでは、新型コロナウイルス感染症蔓延のため渡航を断念した今年2月~3月の短期派遣の代替プログラムとして、 9月14日~16日の日程で、王立プノンペン大学とオンライン国際協働学習プログラム (略称COIL: Collaborative Online International Learning)を実施しました。 最終日のフォーラムでは,各々の国の事情を踏まえたSDGsに寄与する科学技術のアイデアを 学生グループは発表しました。ラオス,タイ,ベトナムのG-DORM連携大学からもZoomや YouTubeを通してフォーラムに参加しました。多数の参加を得て,実りあるフォーラムとなりました。

新潟大学公式ホームページでの報告(日本語)
https://www.niigata-u.ac.jp/news/2020/77752/

新潟大学公式ホームページでの報告(英語)
https://www.niigata-u.ac.jp/en/news/4142/

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[9]G-DORM国際連携運営委員会の実施
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▲9月29日、連携5大学(王立プノンペン大学、ラオス国立大学,チュラロンコン大学,ハノイ工科大学,新潟大学)の教職員により, G-DORM国際連携運営委員会をオンラインで開催しました。新型コロナウイルス(COVID-19)の状況を踏まえ, 2020度の実施計画に関して、全てリモートで実施する方針への変更について審議しました。

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[10]インターンシップアワード受賞プログラムの詳細スライドが掲載
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▲マイナビ『学生が選ぶインターンシップアワード』のホームページに、「優秀賞」受賞の(公社)つばめいとさんとの協働で2019年に実施した短期プログラムの詳細スライドについて掲載して頂きました。 全国の多くの学生達の関心が集まればと願っています。
https://internship-award.jp/report/column/documents/#f

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[11]G-DORM学生交流プログラム(オンライン)で実施決定
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▲G-DORMでは、メコン諸国学生との学生交流プログラムを冬(第4ターム期間)と春(10日間集中型)にオンラインで実施することが決まり、 10月から参加学生の募集を開始しました。

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[12]今後の行事予定
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▲10月27日18:00~スマドミ月例報告会 Zoomにより開催
▲10月29日18:00~ものづくりプロジェクト第6回進捗状況報告会 Zoomにより開催

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[13]センターからのお知らせ
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▲【G-DORMの活動報告等について】
G-DORMでは,下記ホームページおよびFacebookを運用中です。ホームページでは,インターンシップ協力企業の紹介や, 参加学生の声を紹介しています。Facebookでは,活動写真を掲載しています。是非,これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
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2020年度 8月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン 第 6 号( 2020年 8 月発行 )

お盆が明け、8月末となったにもかかわらず厳しい残暑が続いています。皆様お変わりありませんか。 人間が暑さに参っている中にあっても、コロナウイルスの猛威は収まらず、センターの活動が大きく制約を受けています。 ロボコン、フォーミュラ、能代宇宙イベントが軒並み中止となりました。 学生のみならず、学生の活躍を楽しみにしている我々にとっても残念な限りです。 しかし、一方で元気の出る話題もたくさんあります。詳しくは記事をご覧ください。

・・・【目 次】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[1]  NHK学生ロボットコンテスト・全日本学生フォーミュラ大会・能代宇宙イベントの中止が決定しました
[2]  ロボコンプロジェクトがNHKの取材を受けました
[3]  Webオープンキャンパスに参加しました
[4]  G-DORMでCOILプログラムを王立プノンペン大学と実施決定!
[5]  マイナビ「学生が選ぶインターンシップアワード」インタビュー記事が掲載!
[6]  今後の行事予定
[7]  センターからのお知らせ

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[1] NHK学生ロボットコンテスト・全日本学生フォーミュラ大会・能代宇宙イベントの中止が決定しました
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▲ものづくりプロジェクトで活動している、ロボコンプロジェクト・学生フォーミュラプロジェクト・CANSATプロジェクトが出場を目指していた、 「NHK学生ロボットコンテスト」「全日本学生フォーミュラ大会」「能代宇宙イベント」が、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、 残念ながら中止になってしまいました。各PJの学生とも大変残念がっていますが、次年度以降の出場に向けて、少人数で活動を続けています。

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[2] ロボコンプロジェクトがNHKの取材を受けました
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▲「NHK学生ロボットコンテスト」は中止になってしまいましたが、コロナ禍でのロボコン活動を取材したいという事で、NHKの取材を延べ2日間にわたって受けました。 この様子は9月21日(月・祝)NHK総合テレビで放送予定です。またオンラインでのイベントも計画されています。

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[3] Webオープンキャンパスに参加しました
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▲工学力教育センター研究部門スマート・ドミトリーでは、例年大型ポスターを作成し、高校生にスマドミの魅力や活動紹介を伝えていたところですが、 今年はコロナ禍のため残念ながらオープンキャンパス自体が中止になりその活動は出来ませんでしたが、コロナ禍においての初の試みである、 Webオープンキャンパスに参加しました。各ドミトリーに5分程度の動画を作成してもらいそれをWeb上に公開しました。 工学力教育センター独自企画として工学力教育センターの他の学生プロジェクトの紹介と相談会をWeb上で実施しました。

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[4]G-DORMでCOILプログラムを王立プノンペン大学と実施決定!
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▲G-DORMでは、新型コロナウイルス感染症蔓延のため渡航を断念した今年2月~3月の短期派遣の代替プログラムとして、9月14日~16日の日程で、 王立プノンペン大学とオンライン国際協働学習プログラム(略称COIL: Collaborative Online International Learning)を実施する運びとなりました。 今後のオンライン留学交流のモデル的事例となることが期待されています。

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[5]マイナビ「学生が選ぶインターンシップアワード」インタビュー記事が掲載!
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▲マイナビ『学生が選ぶインターンシップアワード』のホームページに、「優秀賞」受賞の喜びや成果について語ったインタビュー記事を掲載して頂きました。 ぜひご一読ください!

マイナビインターンシップアワードインタビュー記事
https://internship-award.jp/report/interview/niigata-u/

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[6]今後の行事予定
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▲9月9日~11日 日本工学教育協会 第68回年次大会・工学教育研究講演会 オンライン参加
▲9月24日18:00~ものづくりプロジェクト第5回進捗状況報告会 Zoomにより開催
▲10月27日18:00~スマドミ月例報告会 Zoomにより開催
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[7]センターからのお知らせ
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▲【G-DORMの活動報告等について】
G-DORMでは,下記ホームページおよびFacebookを運用中です。ホームページでは,インターンシップ協力企業の紹介や,参加学生の声を紹介しています。 Facebookでは,活動写真を掲載しています。是非,これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
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2020年度 6月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン 第 5 号( 2020年 6 月発行 )

 新潟大学工学部附属工学力教育センターより、メールマガジン第5号お届けします。
 新型コロナウイルスの影響により、対面での活動を自粛していた「ものづくりプロジェクト」、「スマドミ」ですが、Zoomを使った遠隔での活動では、 じっくりと考える時間が確保でき、当初予想していたよりも成果が上がったプロジェクトもあったようです。 また、特設のwebサイトを立ち上げた結果、たくさんの新規受講生が集まってくれました。 新型コロナウイルスの感染に注意しながらではありますが、今月からは、対面での活動も少しずつ再開していきます。 一方、「G-DORM」は、大きな賞を受賞しました。詳しくは、本文をご覧ください。

・・・・・・・・・・ 【目 次】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
[1]  ものづくりプロジェクトの新規受講生を募集しました。
[2]  ものづくりPJは第2タームより、徐々に活動を再開しています。
[3]  スマート・ドミトリーの新規受講生を募集しました。
[4]  スマート・ドミトリー活動開始致しました。
[5]  G-DORM短期受入2019がマイナビインターンシップアワードで優秀賞を受賞!
[6]  G-DORM連携4大学から新潟大学リエゾンプロフェッサーが誕生しました。
[7]  今後の行事予定
[8]  センターからのお知らせ

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[1] ものづくりプロジェクトの新規受講生を募集しました。
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▲Web上の特設ページにより情報発信を行い、今年もほぼ例年通りの35名の新規受講生を迎え入れることができました。 全体で8プロジェクト129人での活動になります。また、今年から新たに「ロボマスタープロジェクト」が立ち上がりました。 自作したロボットを一人称視点で操作し、弾を撃ち合い勝敗を決める競技です。今後の活動にご期待ください。

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[2] ものづくりPJは第2タームより、徐々に活動を再開しています。
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▲ものづくりプロジェクトの第1ターム期間中の活動は、すべてリモートでの活動でしたが、 第2タームより、人数を制限・感染症対策をしたうえで、徐々に大学内での活動を再開しています。 今後も感染症対策と活動内容のバランスを取りながら進めてまいります。

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[3] スマート・ドミトリーの新規受講生を募集しました。
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▲スマート・ドミトリーは、所属分野・プログラムに関わらず各研究プロジェクトに1年生のうちから配属させ、先輩や教職員の指導、 大学のカリキュラム等で専門科目を学びながら研究を行うのが特徴です。本年度は、3年生10名、2年生7名、1年生13名の総勢30名が 「場を読むネットワークの構築」、「人工湿地による廃水処理」、「下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発」、 「エネルギー社会を支える未来材料の開発」、「プラズマレールガン」の5テーマで活動を開始しました。

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[4] スマート・ドミトリー活動開始致しました。
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▲直接のミーティングや実験はコロナウイルス感染予防のため、出来ていませんがZoomでの月例報告会や、 ワークショップ「工学のためのパブリックスピーチ」を開催しています。 また、日工教の68回年次大会・国際セッションに向け2チームが、準備中です。
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[5]G-DORM短期受入2019がマイナビインターンシップアワードで優秀賞を受賞!
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▲マイナビ第3回『学生が選ぶインターンシップアワード』において、G-DORM短期留学受入プログラムで本学工学部と 「公益社団法人つばめいと」が連携して取組む国際GWインターンシップが「優秀賞」を受賞しました。 第3回目となった今回は、全国より361法人計482プログラムの応募があり、大賞1法人、文部科学大臣賞1法人に次いで、 新潟大学が優秀賞6法人のうちの1法人として選定されました。また、大学が表彰対象に加えられてから初めての表彰となりました。

マイナビインターンシップアワード受賞概要
https://internship-award.jp/report/award/a98430/

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[6]G-DORM連携4大学から新潟大学リエゾンプロフェッサーが誕生しました。
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▲G-DORM連携4大学(王立プノンペン大学、ラオス国立大学、チュラロンコン大学、ハノイ工科大学)からそれぞれ1名ずつ、計4名が、 新潟大学リエゾンプロフェッサーに就任しました。

新潟大学リエゾンプロフェッサー一覧
https://www.niigata-u.ac.jp/international/cooperation/status/lp/

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[7]今後の行事予定
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▲6月25日(木、6限)18:00~ものづくりプロジェクト第3回進捗状況報告会をZoomミーティングにより開催します。
▲7月7日(火、6限)18:00~スマドミ月例報告会をZoomミーティングにより開催します。
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[8]センターからのお知らせ
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▲【G-DORMの活動報告等について】
G-DORMでは,下記ホームページおよびFacebookを運用中です。ホームページでは,インターンシップ協力企業の紹介や,参加学生の声を紹介しています。 Facebookでは,活動写真を掲載しています。是非,これまでの活動状況等をご覧くださいませ。

ホームページ:https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
Facebook:https://www.facebook.com/gdorm.niigata/




2020年度 4月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン 第 4 号( 2020年 4 月発行 )

新潟大学工学部附属工学力教育センターより、メールマガジン第4号お届けします。 今年度は出だし早々、新型コロナウィルスの影響で工学力教育センター開講科目(ものづくりプロジェクト、スマドミ、G-DORM)も 大きな影響を受けています。それでも特設のwebサイトを制作し、新規受講生を募集中です。 たくさんの新入生が興味を持って参加してくれることを期待しています。

・・・・・・・・・・ 【目 次】 ・・・・・・・・・・
[1] ものづくりプロジェクト2019年度の活動報告Webページを作成しました
[2] 寄附金申し込みが2件ありました
[3] ものづくりプロジェクトの新型コロナウィルスの影響について
[4] 令和元年度トップ・グラジュエイツ認定式が行われました
[5] G-DORM長期派遣学生の成果報告会を開催しました
[6] 田淵電機株式会社様の社内報にG-DORM参加学生の記事が紹介されました
[7] G-DORM国際運営委員会をオンラインで開催しました
[8] 今後の行事予定
[9] センターからのお知らせ

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[1]ものづくりプロジェクト2019年度の活動報告Webページを作成しました
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▲今年度はCANSAT PJが能代宇宙イベント缶サット競技フライバック部門で優勝、ロボコンPJが特別賞受賞、 学生フォーミュラPJが全種目完走など様々なトピックスがございました。以下から是非ご覧ください。

https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/monodukuri/project/2019.html

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[2]寄附金申し込みが2件ありました
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▲ものづくりプロジェクトに対して、県内企業から2件の寄附金申し込みがございました。
エヌ・エス・エス株式会社(小千谷市)
株式会社サクライ(新潟市)

工学力教育センターでは、引き続きご寄付頂ける企業様・個人様を募集しています。

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[3]ものづくりプロジェクトの新型コロナウィルスの影響について
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・種子島ロケットコンテスト 中止
・2020年度学生フォーミュラ大会 中止
・NHK学生ロボコン大会 8月頃に延期

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[4]令和元年度トップ・グラジュエイツ認定式が行われました
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▲令和元年度3月23日(月)トップ・グラジュエイツの認定式が行なわれました。 今年度は、スマート・ドミトリーを受講した4名の学生が学業成績、語学力、研究活動に関する受賞要件を満たし認定を受けました。 来年度も数多くの学生がトップ・グラジュエイツ認定を目指して活動頂ければと思います。おめでとうございました。

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トップ・グラジュエイツの認定は、学部4年次終了時点での学業成績、語学力及び研究活動の実績を総合的に評価して行うものとし、 原則として次の条件を満たした者について行うものです。
(1) GPA3.5以上又は所属学科若しくはコースの成績上位10%以内
(2) TOEIC600点以上、国際会議での口頭発表若しくはポスター発表の実績があること、大学が認めた留学実績
(3) 学術論文、学会発表などの研究活動の実績があること

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[5]G-DORM長期派遣学生の成果報告会を開催しました
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▲3月18日,ハノイ工科大学(ベトナム)に6ヶ月間留学していた新潟大学の参加学生の成果報告会を開催しました。 同日の発表をもって,中止となった短期派遣を除き,計画していた2019年度の派遣・受入全てのプログラムの参加学生が最終成果発表を終え, 全員修了致しました。

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[6]田淵電機株式会社様の社内報にG-DORM参加学生の記事が紹介されました
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▲ベトナムにてG-DORMの国際グループワークインターンシップを受入れてくださった、 田淵電機株式会社(http://www.zbr.co.jp/)さんの社内報にて、G-DORM の取組概要と,参加学生の声を紹介して頂きました。

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[7]G-DORM国際運営委員会をオンラインで開催しました。
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▲3月9日,連携5大学(王立プノンペン大学,ラオス国立大学,チュラロンコン大学,ハノイ工科大学,新潟大学)の教職員により, オンラインでG-DORM国際連携運営委員会を開催しました。現在も,同委員会の議論を踏まえ,2020年度の実施方針について,オンラインで調整を進めています。

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[8]今後の行事予定
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▲4月24日(金)ものづくりプロジェクト・スマートドミトリー 1次申込締切
▲4月28日(火、6限)18:00~スマドミ4月月例報告会をZoomミーティングにより開催します。
▲4月30日(木、6限)18:00~ものづくりプロジェクト第1回進捗状況報告会をZoomミーティングにより開催します。
▲5月8日(金)ものづくりプロジェクト・スマートドミトリー 2次申込締切

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[9]センターからのお知らせ
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▲工学力教育センター開講科目の新規受講生を募集しています
通常の募集ができなくなってしまった本年は、特設のwebサイトを制作し工学力教育センター開講科目の新規受講生を募集しています。
各取組のポスターやショートプレゼン等掲載されているので是非ご覧ください。また、興味のありそうな学生がおりましたら、ご周知いただければ幸いです。
(募集サイト)
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/center/special/special_website_2020.html
(ポスター・ショートプレゼン)
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/center/special/web_poster.html

▲G-DORMの活動報告等について
G-DORMでは,下記ホームページおよびFacebookを運用中です。ホームページでは,インターンシップ協力企業の紹介や,参加学生の声を紹介しています。 Facebookでは,活動写真を掲載しています。是非,これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
(ホームページ)
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
(Facebook)
https://www.facebook.com/gdorm.niigata/


2019年度 メールマガジン


2019年度 3月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン 第 3 号( 2020年 3 月発行 )

新潟大学工学部附属工学力教育センターより、メールマガジン第3号お届けします。 前回のお知らせ以降、学生たちがさらにさまざまな場面で活躍してくれました。 2月15日にはセンターの一大行事である教育・学習成果発表会が開催され、無事終了しております。 今年度最後のメルマガをお楽しみください。来年度も引き続き、センターへのご協力をお願いいたします。

・・・・・・・・・・ 【目 次】 ・・・・・・・・・・
[1] ロボコンプロジェクトが1次ビデオ審査を通過しました
[2] 理科実験教材開発プロジェクトが「科学の祭典」に出展しました
[3] 2019年度 教育・学習成果発表会が行われました
[4] 工学力教育センター ニューズレターvol23号が完成しました
[5] スマートドミトリー人口湿地による廃水処理班、第9回サイエンス・インカレの書類審査を通過
[6] G-DORM中期派遣参加学生が帰国後に各企業本社で成果を報告しました
[7] G-DORM長期受入・派遣学生の成果報告会を開催しました
[8] G-DORMインターンシップ受入企業様との振返り意見交換会を開催しました
[9]  NIIGATA COC+ インターンシップ・地域活動フォーラムで発表しました
[10] 今後の行事予定
[11] センターからのお知らせ

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[1]ロボコンプロジェクトが1次ビデオ審査を通過しました
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▲工学力教育センター「ものづくりプロジェクト」で活動しているロボコンプロジェクトが、 2020年5月31日に東京都大田区総合体育館で行われる「NHK学生ロボコン2020」の1次ビデオ審査を突破しました。 4月下旬に行われる2次ビデオ審査を通過すれば、今年も本戦出場になります。
今年のテーマは「ROBO RUGBY(ロボ・ラグビー)」です。ロボット2台によるパス・トライ・キックが見どころです。 今後のロボコンプロジェクトの活動にご期待ください。

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[2]理科実験教材開発プロジェクトが「科学の祭典」に出展しました
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▲工学力教育センター「ものづくりプロジェクト」で活動している理科実験教材開発プロジェクトが、2月1日~2日にアオーレ長岡で行われた、 「科学の祭典 新潟県大会」に出展しました。テーマは、発熱・吸熱反応ということで、簡易的なカイロと冷却材を子どもたちに作ってもらいました。 当日は多くの子供たちに来場してもらい、科学の面白さに触れてもらうことができました。
https://www.niigata-u.ac.jp/news/2020/66849/

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[3]2019年度 教育・学習成果発表会が行われました
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▲工学力教育センターの各種取組の1年間の集大成の場である教育・学習成果発表会が、2月15日、工学部棟を会場に行われました。 100人力のメンバー・関係企業の方・教職員・学生、併せて180名以上が集まり盛大な会となりました。詳しくは、下記URLのHP記事をご覧ください。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/100_network/2019.html

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[4]工学力教育センター ニューズレターvol23号が完成しました
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▲工学力教育センターが毎年発行している「工学力教育センター ニューズレターvol23」が完成いたしました。 工学力教育センターの1年間の主たる活動が記録されています。是非ご覧ください。

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[5]スマートドミトリー人口湿地による廃水処理班、第9回サイエンス・インカレの書類審査を通過
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▲スマートドミトリー人口湿地による廃水処理班は、立命館大学びわこ・くさつキャンパスで実施予定の第9回サイエンス・インカレの書類審査を通過しました。 しかし、残念ながら昨今のコロナウイルス感染拡大予防のため大会が中止となってしまいました。

サイエンス・インカレ
全国の学部生等に、自由な発想に基づく自主研究を発表する場を設けることにより、その能力・研究意欲を高めるとともに、課題設定能力、課題探究能力、 プレゼンテーション能力等を備えた創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的とした大会です。
https://science-i.mext.go.jp/

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[6]G-DORM中期派遣参加学生が帰国後に各企業本社で成果を報告しました
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▲12月11日にはラオス派遣の参加学生が株式会社ツノダ(https://www.tsunoda-japan.com/)さんを訪問し, 現地でのGWインターンシップの成果を報告しました。
▲12月17日にはベトナム派遣の参加学生が田中衡機工業所株式会社(http://www.tanaka-scale.co.jp/index.php)さんを訪問し, 現地でのGWインターンシップの成果を報告しました。
▲1月15日,今度はカンボジア派遣の参加学生が田中衡機工業所株式会社(http://www.tanaka-scale.co.jp/index.php)さんを訪問し, 現地でのGWインターンシップの成果を報告しました。

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[7]G-DORM長期受入・派遣学生の成果報告会を開催しました
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▲2月6日,チュラロンコン大学(タイ)から6ヶ月間、新潟大学に留学していた参加学生の成果報告会を開催しました。留学生は,所定の課程を修了し,帰国しました。
▲2月20日,ハノイ工科大学(ベトナム)から6ヶ月間,新潟大学に留学していた参加学生と,チュラロンコン大学(タイ)に留学していた新潟大学の参加学生の成果報告会を開催しました。 留学生は,所定の課程を修了し,帰国しました。

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[8]G-DORMインターンシップ受入企業様との振返り意見交換会を開催しました
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▲2月15日、工学部大会議室にてインターンシップ受入企業様との振返り意見交換会及び国際100人力ネットワーク会議を開催しました。
▲なお、同日午後は,工学力教育センター学習成果発表会でした。G-DORMの参加学生も口頭・ポスター発表に参加し,受入企業様を含め,広く成果発表を行いました。

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[9]NIIGATA COC+ インターンシップ・地域活動フォーラムで発表しました
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▲2月17日,NIIGATA COC+が主催して開催された「インターンシップ・地域活動フォーラム」の分科会2で,G-DORMの実践事例を発表しました。

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[10]今後の行事予定
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▲トップグラジュエイツ授与式(3月18日予定)

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[11]センターからのお知らせ
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▲DORMカンボジア短期派遣プログラム中止のお知らせ
2月26日~3月11日に実施予定だったG-DORMカンボジア短期派遣プログラムは,12月27日に事前学習を実施したものの, 新型コロナウイルスの感染リスク拡大とそれによる国内外の緊張の高まりを踏まえ,文部科学省とも相談した結果, 残念ながら中止となりましたのでお知らせします(写真は事前学習の様子です)。

【G-DORMの活動報告等について】
G-DORMでは,下記ホームページおよびFacebookを運用中です。ホームページでは,インターンシップ協力企業の紹介や,参加学生の声を紹介しています。 Facebookでは,活動写真を掲載しています。是非,これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
(ホームページ)
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
(Facebook)
https://www.facebook.com/gdorm.niigata/



2019年度 12月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン 第 2 号( 2019年 12 月発行 )

工学部附属工学力教育センターより、メールマガジン第2号お届けします。師走となり、工学部教職員の皆様方も忙しく過ごされていることと思いますが、 しばしメルマガに目を移していただき、学生たちの活躍をご覧ください。

・・・・・・・・・・ 【目 次】 ・・・・・・・・・・
[1] 第17回ものづくり・アイディア展in富山に参加しました
[2] 工学部の学生がインターンシップ先で特許出願に貢献しました
[3] 新大広報にCANSAT プロジェクト所属学生のインタビュー記事が掲載されました
[4]  ロボコンプロジェクトが次年度大会の書類審査を通過しました
[5]  2回目のサツマイモ収穫祭を行いました ~下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発~
[6] G-DORM中期プログラム参加学生の最終発表会を行いました
[7] G-DORMが新聞や広報誌にて紹介されました
[8]  新大産学交流フェスタ2019にてG-DORMのポスター展示を行いました
[9]  NIIGATA COC+ 地域活動・学生発表交流会でG-DORM参加学生が発表しました
[10] 今後の行事予定
[11] センターからのお知らせ

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[1]第17回ものづくり・アイディア展in富山に参加しました
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▲第17回ものづくり・アイディア展in富山が2019年11月30日(土)に開催されました。 このものづくり・アイディア展は 新潟大学、長崎大学、富山大学が各年毎に持ち回りで開催しており、今年は富山大学が開催校となり総合教育研究棟(工学系) にて発表が行なわれました。三大学から合計で28チームが出展し、 新潟大学工学部附属工学力教育センターからはものづくりプロジェクト及び スマート・ドミトリーを受講している学生達、 計11チーム23名が参加しました。発表に合わせて優秀チームに対する投票が行なわれ、 新潟大学からはものづくりプロジェクトを受講している 【CANSATプロジェクト】チームが全体で3番目に多い得票数を得て敢闘賞を受賞しました。 来年度は、長崎大学にて開催予定です。

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[2]  工学部の学生がインターンシップ先で特許出願に貢献しました
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▲工学部2年大石恭徳君のインターンシップ先での実習成果が、実習先「(株)キッツ」の特許出願の一部に貢献することとなり、同社の担当者が挨拶に見えられました。
https://www.niigata-u.ac.jp/news/2019/64710/

センターでは同社より、ものづくりプロジェクトに対して資金援助をいただいています。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/monodukuri/top.html

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[3] 新大広報にCANSAT プロジェクト所属学生のインタビュー記事が掲載されました
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▲工学力教育センター「ものづくりプロジェクト」にて活躍しているCANSATプロジェクトですが、昨年度のプロジェクトリーダーのインタビュー記事が、 今月発行の「新大広報」に掲載されています。活動の概要や学生の思いなどが語られています。是非ご覧ください!

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[4]  ロボコンプロジェクトが次年度大会の書類審査を通過しました。
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▲「ものづくりプロジェクト」内で活動しているロボコンプロジェクトですが、11月末に行われた次年度大会の書類審査に通過しました。 1月末に行われる1次ビデオ審査、4月に行われる2次ビデオ審査に通過すれば、本大会出場が決定します。 今年度大会のルールはラグビーがモチーフになっています。ロボットの試作機も出来上がり、練習も始まりました。

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[5]  2回目のサツマイモ収穫祭を行いました ~下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発~
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▲10月19日、農学部の圃場で、汚泥灰から回収したリン系肥料で育てたサツマイモを収穫しました。 リン系肥料がない場合は生産量が大きく減ること、及び、回収リン系肥料は 市販のリン系肥料と同等な施肥効果があることが確認されました。 収穫後、 焼き芋をしましたが、回収リン系肥料を用いたものが最も美味しく感じられました。

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[6] G-DORM中期プログラム参加学生の最終発表会を行いました
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▲10月31日には新潟受入とタイ派遣の参加学生の最終発表会が行われました。
▲11月1日にはカンボジア派遣とラオス派遣の参加学生の最終発表会が行われました。
▲12月3日にはベトナム派遣の参加学生の最終発表会が行われました。

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[7] G-DORMが新聞や広報誌にて紹介されました
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▲10月7日付の日本水道新聞に、新潟市水道局さんと共に取り組んだG-DORMのインターンシップが「新潟市 事業改善へ学生提案」というタイトルで記事になりました。

▲10月29日付日経新聞Web版及び10月30日日経新聞朝刊に、「新潟大、メコン諸国との連携拡大 理工系人材育成で」のタイトルで記事が掲載されました。

▲11月1日付「広報つばめ」にて、公益社団法人つばめいとさんが取り組むつばめ産学協創スクエア事業が特集され、同事業と連携して実施している G-DORMの国際GWインターンシップも記事や写真が紹介されました。
http://www.city.tsubame.niigata.jp/about/0080021270.html

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[8]  新大産学交流フェスタ2019にてG-DORMのポスター展示を行いました
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▲11月13日、新潟大学旭町キャンパスにて新大産学交流フェスタ2019が開催され、G-DORM事業もポスター展示に参加しました。
https://www.ircp.niigata-u.ac.jp/festa_2019

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[9]  NIIGATA COC+ 地域活動・学生発表交流会でG-DORM参加学生が発表しました
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▲12月7日、新潟大学にてNIIGATA COC+が主宰する地域活動・学生発表交流会が開催され、G-DORMから、カンボジア、ラオス、タイ、 そして新潟の4地域の活動について5つの学生グループが発表しました。
【G-DORMの活動報告等について】
G-DORMでは,下記ホームページおよびFacebookを運用中です。ホームページでは,インターンシップ協力企業の紹介や,参加学生の声を紹介しています。 Facebookでは,活動写真を掲載しています。是非,これまでの活動状況等をご覧くださいませ。 (ホームページ)
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
(Facebook)
https://www.facebook.com/gdorm.niigata/

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[10] 今後の行事予定
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●教育学習成果発表会(2月15日)

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[11] センターからのお知らせ
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G-DORMの学生発表ポスターが新潟県庁で展示されます!
NIIGATA COC+が主宰する地域活動・学生発表交流会でG-DORM参加学生が発表したポスターは、 2020年1月8日(水)~1月27日(月)に、新潟県庁2階西回廊ギャラリーにて展示予定です。 ご関心ある方は、ぜひポスター展示をご覧にお越しください!



2019年度 10月号 工学力教育センターメールマガジン

新潟大学工学部附属工学力教育センターメールマガジン 第 1 号( 2019年 10 月発行 )

一時の猛暑がようやく落ち着き、秋らしく過ごしやすい気候となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、このたび工学部附属工学力教育センターでは、日ごろの活動の成果を広く知っていただくためにメールマガジンを発行させていただくことといたしました。 センターでは学生が中心となって様々な活動を行い、学内外で素晴らしい成果を収めておりますが、 これまで活動実績や活躍をタイムリーにお伝えする機会がそう多くはありませんでした。 このメルマガが、少しでもセンターの活動を理解していただくきっかけになれば幸いです。
工学部附属工学力教育センターから,記念すべきメールマガジン第1号をお届けします。

・・・・・・・・・・ 【目 次】 ・・・・・・・・・・
[1] ロボコンプロジェクトがNHK学生ロボコン2019に出場し特別賞を受賞しました
[2]  オープンキャンパスで、工学力教育センターを紹介しました
[3] 能代宇宙イベント2019 缶サット競技に出場し、フライバック部門で優勝 ランバック部門で準優勝しました
[4] 学生フォーミュラプロジェクトが、第17回学生フォーミュラ大会日本大会に出場しました
[5] 国際学会 Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering (APCChE)に参加しました
[6] G-Dorm来日学生が、スマドミ見学会を行いました
[7] 後期ガイダンスを行いました
[8] 10月度スマドミ報告会を行いました
[9]  G-DORM中期プログラムの参加留学生による新潟での最終発表会を行いました
[10] 今後の行事予定
[11] センターからのお知らせ

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[1]NHK学生ロボコン2019に出場し特別賞を受賞しました
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▲ロボコンプロジェクトが、5月26日に東京都大田区西蒲田片柳アリーナで行われた「NHK学生ロボコン2019」に出場し特別賞を受賞しました。 全国大会出場はこれで8回目、ここ5年連続出場の実績を残しています。今回は、手動制御可能なロボットと馬を模した4足歩行の自動制御ロボットを連携させ、 ゴールまでたどり着く速さを競う競技でした。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/news/jyusyou_2019.html#jyusyou_2

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[2]  オープンキャンパスで、工学力教育センターを紹介しました
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▲8月8日,9日の2日間にわたり,「オープンキャンパス2019」を開催しました。 工学力教育センターでは展示ブースを設け、高校生と保護者に向け、ものづくりプロジェクトとスマートドミトリーの紹介を行いました。

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[3]能代宇宙イベント2019 缶サット競技に出場し、フライバック部門で優勝 ランバック部門で準優勝しました
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▲フライバック部門で優勝 ランバック部門で準優勝しました。 2019年8月15日~23日に秋田県能代市で行われた、アマチュアの宇宙イベントとしては国内最大級の「能代宇宙イベント」 缶サット競技において、 工学部附属工学力教育センター ものづくりプロジェクト内で活動している「CANSATプロジェクト (通称:Nics)」が、フライバック部門で優勝、 ランバック部門で準優勝しました。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/news/jyusyou_2019.html#jyusyou_7

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[4]学生フォーミュラプロジェクトが、第17回学生フォーミュラ大会日本大会に出場しました
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▲8月27日~31日に静岡県エコパスタジアムで行われた第17回学生フォーミュラ大会日本大会に出場しました。 全ての静的・動的審査に参加し、 完遂・完走したのは8年ぶりの快挙です。2人のドライバーで1周約1Kmのコースを20周走り切りました。
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~ecet/news/top.html

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[5]国際学会 Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering (APCChE)に参加しました
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▲9月24~27日 札幌市で開催された、国際学会 Asian Pacific Confederation of Chemical Engineering (APCChE)で、 下水汚泥灰からリンを回収する資源循環技術の開発班の、材料科学3年 渡邊茉優さんがポスターセッションに参加しました。

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[6]G-Dorm来日学生が、スマドミ見学会を行いました。
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▲10月8~10日 スマート・ドミトリー実施8研究室を、G-DORM来日学生の皆さんが見学に訪れ英語で交流を深めました。

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[7]後期工学力教育センターガイダンスを行いました
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▲10月10日 後期工学力教育センターガイダンスで、ものづくりプロジェクト2班とスマート・ドミトリー8班がプレゼンテーションを実施しました。

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[8]10月度スマドミ報告会を英語で実施しました
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▲10月15日 G-DORM来日学生の皆さんを招き10月度スマドミ報告会を英語で実施しました。 これは、本年度のスマート・ドミトリー目標の一つである語学力の向上を目指している活動の一環です。

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[9]  G-DORM中期プログラムの参加留学生による新潟での最終発表会を行いました
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▲10月17日, G-DORM中期プログラムの参加留学生による新潟での最終発表会を行いました。 プログラム参加を通して学んだこと等について発表,質疑応答の後,学生達に参加証が授与されました。 中期受入に参加した留学生7名は,10月19日に無事母国に帰国しました。
https://www.facebook.com/pg/gdorm.niigata/photos/?tab=album&album_id=811968562553534

G-DORMの活動報告等について
G-DORMでは,下記ホームページおよびFacebookを運用中です。ホームページでは,インターンシップ協力企業の紹介や,参加学生の声を紹介しています。 Facebookでは,活動写真を掲載しています。是非,これまでの活動状況等をご覧くださいませ。
(ホームページ)
https://www.eng.niigata-u.ac.jp/~g-dorm/
(Facebook)
https://www.facebook.com/gdorm.niigata/

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[10] 今後の行事予定
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●G-DORM学生交流プログラム発表会(11月1日)
●ものづくりアイデア展in富山(11月30日)

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[11]  センターからのお知らせ
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① G-DORM学生交流プログラム発表会(ご協力のお願い)
以下の日時で,新潟でGWインターンシップを行った留学生と新大生のグループ,および中期派遣でタイ,カンボジア,ラオスに留学した新大生の英語での成果発表会を行います。 是非とも,ご出席,また学生への参加斡旋等のご協力を宜しくお願い申し上げます。

【新潟受入及びタイ派遣の成果発表会】
日時:10月31日(木)12:55~16:30
会場:工学部A棟2階 大会議室

【カンボジア及びラオス派遣の成果発表会】
日時:11月1日(金)11:55~14:00
会場:工学部207講義室

② G-DORMカンボジア短期派遣の参加募集開始(ご協力のお願い)
G-DORMでは,令和2年2月26日~3月11日のスケジュールで,カンボジアの王立プノンペン大学に短期派遣留学し, 現地学生と日系企業にてGWインターンシップを行う留学プログラムの実施を計画しています。募集人数は,理工系学部学生16名です。 また,3月下旬には,工学部マレーシア英語研修プログラムの実施も予定しており,両プログラムの募集説明会を以下のスケジュールで開催します。 是非とも学生達への参加促しを宜しくお願い致します。

【説明会スケジュール】
1回目:11月8日(金)11:55~,工学部207講義室
2回目:11月11日(月)11:55~,工学部207講義室
3回目:11月12日(火)16:25~,工学部206講義室
【応募締切】11月20日(水)正午まで